自分をさらけ出す勇気思い
- vol.24/コンプレサー通信2017年10月号掲載
FMとやまで毎週火曜日、午前十一時半から放送している「コンプレッサー・島香織のシャンシャンちゅーずでぃ」が今月三年目を迎えた。
「いつも聴いています!」
と、どこに行っても声をかけていただけるし、番組の出張イベントも増えてきてうれしいな。
「君らに求めているのはリアリティ。うまくしゃべろうなんて考えなくていい。」
番組が始まった頃にディレクターの虎平太さんに言われたアドバイス。
マイクを前にすると自分を出せずに試行錯誤していたもんなぁ。そんな中、相方シマコさんが番組の中で驚きの告白を。
「住むところが、なくなった時期があった」
歌っているときのステキな様子からは想像ができないエピソード。
人生を切り売りする勇気に驚き、爆笑したし、本音を聞いてジーンときた。
番組を忘れてしゃべったもんなぁ。
その後、リスナーさんから
「元気をもらった」
「勇気づけられた」
というメッセージがいっぱい届いた。
「そんなことをラジオで言って大丈夫ですか?」
と、心配する声もあったけどね。
リアリティのある言葉やリアクションが、リスナーさんの心に響き、距離をぐっと縮めたんだと思ったし、ラジオのチカラを感じたな。
考えてみれば、本音や、自分の意見を言わない人との付き合いは難しいし、濃い関係は築けないもんね。
反対に、本音で語ってくれる人には心を開くことが多いもんなぁ。
ラジオも同じなのかもね。
勇気をもって自分をさらけ出して生きたいな。
それが芸人なんだとも思う。
プライベートも、ラジオも舞台も、あんまりかわらないコンプさんでありたいな。