富山県産マジシャンのお味は?
- vol.17/コンプレサー通信2017年3月号掲載
お仕事で札幌へ。
富山でお世話になった方が札幌に転勤、今回のお仕事につながったのだ。
今度は南の方にも行きたいな。
誰か転勤してくれないかなぁと、不謹慎なことを考えながら機内でボンヤリ。
雪の心配もあって前日入り。
二泊三日で、出演時間が三十分間!と聞けばみんな笑うけどね。
ベトナムとシンガポールで公演したときは一週間の滞在で出番は三十分間だったもんね。
そのチャンスをいただくために僕たちの毎日があるんだな。
ステージショーを終え、夜の街へ繰り出した。
「サッポロ生ビールを二つ!」
ともやんが威勢よくオーダーすると、
「キリンしかありません」
と、答える店員さん。
ガビーン、札幌市内ならどこでもサッポロビールが飲めると思ってた。
マジックバーに行ってみた。
札幌の魅力的なプロマジシャンにお会いし、楽しい夜となりました。
そういえば以前、
「マジシャンやっています、東京で!」
と、意気揚々と語る男性がいたなぁ。
周囲から尊敬のまなざしを浴びていたっけ。
あとで知ったんだけど、週に二回ほど、アルバイトでマジックをやっているだけ。
東京という言葉にみんな弱いらしい。
知らない間に、漠然としたイメージに流されていることって多いのかもね。
ひとくくりにすると見えなくなる、細部にあるものを知りたいし、伝えていかなくっちゃ。
富山に帰ってきて、電車待ちで居酒屋へ。
寒ハギの刺身とキモを肴に地酒をぐいっと。
富山の味もイイネ!