手品の効用

  • vol.33/コンプレサー通信2018年7月号掲載

秋田県でのお仕事へ。

車で八時間半、遠いなぁ。

サービスエリアに立ち寄ったら関節に違和感が。

ずっと同じ体制だったから固まった感じ。

若者たちが颯爽と歩いていくのを横目にロボットのようにギコチなく歩くコンプさん。

昔はこんなことにならなかったのにね。

会場のある横手市に到着。

ホテルスタッフおすすめの居酒屋へ。

きりたんぽ鍋、比内地鶏、いぶりがっこ、横手やきそばに稲庭うどん。

ビールを飲みたい気持ちを抑えてハイボールで乾杯。

尿酸値が気になるお年頃。

カロリーも気を付けないと・・・。

それにしても、どの料理も味付けが濃かったなぁ。

東北は塩分摂取量が多いと聞くもんね。血圧が上がりそう。

友人に、そんな話をしたら「そんなの、マジックでなんとかならないの?」と笑っていた。

「ケツアツ・ニョ〜サンチ・サガ〜レ!」

おまじないで皆を健康にできたら、世界的に大ブレーク間違えなし!

母親の膝の痛みも治してあげたいなぁ。

テーブルマジックショーがスタート。

楽しんでいない様子の女性が気になる。

公演を進めていくと、突然笑顔に変わった!

よかったぁ、楽しんでいただけたようで、ひと安心。

ショーを終え、かたずけていたら女性の声が聞こえた。

「頭痛がひどかったのに、マジック観たらなおったわ」

ショーに集中していて、頭痛のことを忘れていたようだ。

そういえば、先日の公演に来ていたお客様から届いたメッセージもうれしかったなぁ。

「病気のことを忘れて、楽しみました!」

コンプさんは必死にマジックをやっているだけなのにね。

マジックの効用も馬鹿にできないようだ。

マジシャンの役割を感じるなぁ。

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