能登半島地震から始まった2024年。「泰然自若」という心構えで
ミラーレスカメラを持参して新年のご挨拶
2024年1月1日、家族が集まり、一緒に新年を祝いました。私たちは、何気ない日常が実は奇跡の積み重ねであることを忘れがちです。そんな思いから、今回の集まりでは、忘れられない思い出を残そうと、カメラを持参、たくさんの写真を撮りました。これは、私のラジオ番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」での宣言を実行に移したものです。
この番組は、生放送ではなく、事前に収録しています。それが、未来の出来事について思いを馳せながらお話する特別な機会をくれるんですね。それはまるで、自分に約束したことを守るための小さな訓練のようなもの。そんなわけで、家族が集まる新年の宴に、ミラーレスカメラを持参、たくさんの写真を撮影しました☆
突然の地震、令和6年能登半島地震
しかし、宴を終えたあと、予期せぬ事態が発生します。ショッピング中、突然の地震に見舞われました。初めて経験する大きな揺れ、店内は一瞬にして騒然となりました。スタッフの方々が、不安に満ちた空間の中で笑顔で誘導している姿が印象的でした。本当は逃げ出したい気持ちなのではないかと思うのですが、役に徹している姿が心に残りました。
駐車場は大渋滞で出るのが大変でしたが、そんな中でも、ドライバーたちが互いに道を譲り合う姿に、心から感銘を受けました。
石川県輪島市が我がふるさと
テレビで能登半島が地震の震源地だと知りました。私の母の実家が石川県輪島市にあり、子どもの頃から何度も訪れている出深い地。そこには多くの親せきが住んでいるので、このニュースはとても身近なものでした。幸いなことに、親せきたちは避難所にいて無事だと聞き、ほっとしましたが、彼らの家や船のことを考えると、まだ心配が残ります。
家に帰ったとき、いくつかの皿やコップが割れていましたが、幸いそれ以外の大きな被害はありませんでした。ただ、妻の家族は海辺に住んでいるため、津波の危険を考慮して我が家へ避難してもらいました。余震が続く中、皆の表情には不安が浮かんでいましたが、一緒にいることで少しずつ安心できるようになっていきました。家族が近くにいることの温かさと、その存在の大切さを改めて感じることができました。
「泰然自若」という心構えで
泰然自若(たいぜんじじゃく)
物事に動じないさま。 「泰然」は、ゆったりとしたようす。 「自若」は、変わったことが起きても落ち着いて動じないことをいう。
この地震のため、私の仕事にも影響が出てきました。新年会を含む多くのイベントキャンセルの連絡が入りはじめています。残念ではありますが仕方のないことです。「泰然自若」という心構えでこの状況に対応し、今できることに集中していきます。
苦難は幸福の門
希望は心の太陽である
信ずれば成、憂えれば崩れる
このような困難な時、倫理法人会で学んだ言葉たちが、心の中で大きな支えになっていることに気付き、日々の学びがいかに大切かを実感しています。
年の始まりと「いつもニコニコ」のスローガン
今年のマイスローガンは「いつもニコニコ」です。これは、私が長年プロマジシャンとして培ってきたポジティブな心構えから来ています。少し幼く聞こえるかもしれませんが、特に困難な時期には、この明るい姿勢がとても重要だと感じています。スローガンを忘れないように、画像生成AIで、イメージ画像をつくりました。太陽のようにありたい、自分にだけ伝わるイメージ画像となっています☆
目につくところに常においておき、忘れないようにしていきます!
被災された方々を思いつつ、行動できることは行動し、「いつもニコニコ」という心を忘れずにいたいと思っています。
この地震の体験を通じて、日常の中にある小さな奇跡、家族の絆の価値、そして自然の力の前での謙虚さを新たに感じました。人生は予期せぬ出来事に満ちていますが、それらを乗り越えることで、私たちはより強く、そして優しく成長していくことができると信じています。
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