金沢市小坂小学校で2年連続マジックショー!昨年との違いに感じた「文化を育てる」ということ

体育館のステージ前でマジックを披露するマジシャン・コンプレッサー。床に座ったたくさんの子供たちと保護者がショーに注目している。

金沢市小坂小学校「第2回PTA小坂っ子ファミリーフェスティバル」でマジックショー!昨年との違いに感じた「文化を育てる」ということ

石川県金沢市にある小坂小学校さんでの親子活動、「第2回PTA小坂っ子ファミリーフェスティバル」にて、マジックショーをさせていただきました。

昨年に引き続き、2年続けての出演オファー、本当にありがとうございます。感謝でございます。

昨年に続くご依頼、心から感謝です!

20251018 100149 - 出張マジックショー

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今回は、コンプレッサーのマジックショーと、三遊亭良楽師匠の落語ということで、寄席のような感覚のイベントとなっていました。

ステージ以外にも、キッチンカーが来ていたり、物作りのコーナーがあったり、校長先生が自ら教える「筒ロケットづくり」があったりと、本当に盛りだくさんの内容でした。

演目を全て変える理由

マジシャン・コンプレッサーが、ステージに上がった一人の男の子と一緒にロープマジックを披露している。多くの観客が二人を囲んで座っている。

昨年に引き続き2回目の出演ということですけども、マジックショーの演目については山のようにあるので、全て昨年とは違った作品にさせていただきました。

これはもう、自分の中では当たり前のことなんですけどね。

毎回同じ作品を演じるということだけは、どうしてもできないんだな、これが。

見ているお客さんにとっては、1年経って見るマジックですし、全部同じだなんてしっかりと記憶している人も少ないと思うんです。

でも、同じことをやっていると感じた瞬間に、自分自身の感覚が鈍るんですよね。

自分の気持ちがフレッシュじゃないというか、鮮度が落ちているといいますか。

だから、自分自身の気持ちの鮮度を高めるためにも、違ったものをやりたいというのが思いなんです。

昨年と全く違った会場の空気

マジシャン・コンプレッサーが観客席の男の子と至近距離で向き合い、マジックを行っている。周りの観客は笑顔で見守っている。

マジックショースタートしてすぐに感じたのは、昨年との違いでした。

昨年の印象は、正直に言うと「マジックショーの楽しみ方を知らないな」というものだったんです。

きっと、マジックショーをあまり見たことがないんだろうなと。どんな風に楽しんでいいか分からない、という感じが子供たちからも大人たちからも伝わってきたのを覚えています。

ですけども、今年は違いました。

始まってすぐに会場のテンションがグッと上がっている感じがあって、「ああ、去年と全く違うな」というのが率直な感覚でした。

「客を育てる」ということの意味

体育館の広い空間で、マジシャン・コンプレッサーが男の子のアシスタントとロープマジックを実演中。多くの親子が床に座って鑑賞している。

やっぱりこうやって、毎年続けるって大事なことなんだよな、というのは色々なイベントを通して感じていることです。

プロマジシャンになる前のサラリーマン時代から活動を始めて、その頃から今も毎年呼んでいただいて、もう20年以上になる会場もあります。

そういう会場は、お客さんが「どんな風に楽しめばいいか」を分かっているから、何をやっても盛り上がるんですよね。

以前、ある有名な落語家の師匠がおっしゃっていました。

「客を育てるっていうのも大事なことなんだよ」と。

その言葉が、ふと蘇ってきました。

当時はその言葉の意味がよく分からなかったんですけども、こうしてプロマジシャンとしてキャリアを積ませていただく中で、少し分かってきた気がします。

「客を育てる」というのは、「文化を作っていく」ということなんじゃないかなと。

小坂小学校の皆さんの温かい反応に、そんなことを改めて感じさせていただきました。

「第2回PTA小坂っ子ファミリーフェスティバル」でお世話になったPTAの皆さん、先生方、そして一緒に楽しんでくれた子供たちに、心から感謝申し上げます。

また来年もぜひお声がけください!

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