富山・南砺市城端でマジックショー!マジックとラジオがつなぐ楽しいひととき

富山県南砺市城端に行ってきた。イベントでのマジックショーだ。
会場に着いて、「あれ?」と思う。なんだか見覚えがある。でも、思い出せそうで思い出せない。楽屋で準備をしながら考える。
そうだ。10年以上前に一度来たことがあるんだ。あのときは、ひとりだったな。ともやん(アシスタントのともやん)がいない時代。そう考えると、もう20年近く前になるのか。なんだか不思議な気持ちになる。
そんなことを考えているうちに、外がザワザワしてきた。ワイワイ、ガヤガヤ。スタッフさんがやってきて、「予定よりもたくさんの方が来てます」と言う。
多いのは、いいことだ。
楽屋まで伝わる熱気。なんだか、すごくいい予感がする。
さあ、扉を開けよう

いよいよ本番。扉を開けた瞬間、会場の空気が一気に流れ込んでくる。
「待ってました!」というみんなの表情。楽しいことが始まるぞ、という空気。これだけでテンションが上がる。いや、もう上がりきった。
ショーが始まると、みんなの反応がすごい。驚き、笑い、拍手。子どもも、大人も、おじいちゃんも、おばあちゃんも、みんなが同じ時間を楽しんでる。
目の前の子どもが、キラッキラの目で見てくる。その横で、おじいちゃんがニコニコ笑ってる。その隣では、お母さんが大きく拍手をしてる。
こういう時間、すごく好きだ。
楽屋でのうれしいひとこと

ショーの後、楽屋に訪ねてきた方が「ラジオ、いつも聞いてます!」と言ってくれた。
うれしいなぁ。
そして、サインまでおねだりされる。いやいや、そんなに言ってもらえるなんて、ありがたいことだなあと思いながらサインを書く。
すると、その方がニコッとしながら一言。
「今日は城端に道具の忘れ物しないようにしてくださいね!」
そうか。その日のラジオで「忘れ物」をテーマに話してたんだった。ちゃんと聞いてくれてたんだなあ。ラジオを通じたコミュニケーションって、こういうのが面白い。しゃべって終わりじゃなくて、こうしてどこかで会ったときに、「あの話、聞いてましたよ!」って会話がつながる。
なんだか、ほっこりした。
終わった。でも、終わりじゃない
ショーが終わると、会場全体があたたかい空気に包まれた。楽しかったなあ、という余韻がそこらじゅうに漂っている。
「また来てください!」
そんな声をたくさんかけてもらった。うれしいなあ。
うん。また来よう。まだまだ見せたいマジックはあるし、また会いたい人たちがいるから。
南砺市城端のみなさん、ありがとうございました。
また、お会いしましょう。