【魚津市障害者連合会】新川文化ホールでマジックショー!18年の経験が教えてくれた「伝える」ということ
魚津市障害者連合会様主催のイベント「ユニークフレンド「障がい者の集い」でマジックショー!新川文化ホールへ行ってきました!
劇場という素晴らしい環境で、皆様と過ごした「不思議」と「笑い」のひととき。 今回のステージでは、18年間のプロ活動の中で培った経験を活かし、ある工夫をしてショーをお届けしました。
今日は、当日の様子と、そこから見えてきたこれからの夢についてお話しします。

劇場という最高の環境で
今回会場となったのは、新川文化会館の小ホール。 もちろん、忘年会や新年会のような飲食を伴う賑やかなパーティー会場も、マジシャンとして腕が鳴る嬉しい現場です。 ですが、やはり劇場は格別なのです!

舞台袖の香りと高揚感
搬入口から舞台袖に入り、照明を浴びてステージに立った瞬間のあの感覚。 「ああ、帰ってきたな」という喜びが込み上げてくるんですよね。
劇場は、お客様が「ステージを見ること」を目的に足を運んでくださる場所です。 環境が整っているからこそ、どんな繊細なマジックもしっかりと届く。 集中して見ていただける環境があるというのは、演者として本当に幸せなことなのです。
誰もが楽しめる「ユニバーサルなマジック」への挑戦

今回は「魚津市障害者連合会」様の主催イベント。 様々な個性を持った皆様が集まる場において、どのように楽しんでいただくか。 以前であれば、どのようなトーンで演じるべきか、あれこれと頭を悩ませていたかもしれません。
高岡支援学校での気づき
しかし、今回は不思議と迷いはありませんでした。 というのも、つい先日伺った富山県立高岡支援学校での講演経験が、体に染み込んでいたからです。
「こちらが構える必要はない。いつも通りやるのが一番伝わる」
その確信を持ってステージに立つと、皆様の感情表現の豊かさや、楽しみに待っていてくださる空気がダイレクトに伝わってきました。 ショーが進むにつれて会場の集中力が高まり、皆様がずっと笑顔でステージを見つめてくださっていた姿が、本当に嬉しかったです。
あえて「サーストンの三原則」を破る理由
「いつも通り」とは言いましたが、実は「伝え方」には大きな工夫を凝らしました。 話すスピードをゆっくり丁寧にすることはもちろんですが、今回はマジックのセオリーをあえて崩してみたのです。
マジック界には「サーストンの三原則」という有名な教えがあります。
- 現象を先に説明してはいけない(ネタバレになるから)
- 同じ場所で同じマジックを繰り返してはいけない
- 種明かしをしてはいけない
通常、1つ目の「現象を先に言わない」というのは鉄則です。 例えば、びっくり箱を開ける前に「中から何かが飛び出しますよ」と言ってしまっては、驚きが半減してしまいますよね。
しかし今回は、演目によっては「この後、こういうことが起こりますよ」とあえて説明してから演じました。 何が起こるか分からない不安や混乱を取り除き、「安心して見ていられる」状態を作るためです。 結果として、現象を理解した上で素直に驚いていただけたり、会場全体に温かい一体感が生まれたりしました。
「不思議」を提供するだけでなく、相手の心に寄り添うこと。 これこそが、本当の意味でのエンターテインメントなのだと改めて実感しました。
これからの夢と「コンプレッサー」の進化
保育園から企業パーティー、そして今回のような福祉イベントまで。 18年間で積み上げてきた様々な現場での経験は、何物にも代えがたい財産です。 この経験をコンプオフィスのメンバーに共有していくことはもちろんですが、実は今、密かに温めている「野望」があります。
心温まる絵本プロジェクト
一つは、「大人も子供も楽しめる絵本」を作ること。 読んだ人が楽しい気持ちになったり、驚いたり、最後には心が温かくなるような……。 そして、ちょっとしたマジックのおまけが付いているような、そんな一冊です。
自分をPRするためではなく、これまでの経験を一つの「形」として残したい。 小さいお子様から大人の方まで、世代を超えて響く作品を作りたいと考えています。
幻の(?)落語会
もう一つは、ずっと「やるやる詐欺」みたいになってしまっている(笑)、「コンプレッサーの落語会」です! なかなか実現できていませんが、これは絶対にやりたいことの一つなのです。
こうして妄想を膨らませている時間は本当に楽しいものですし、強く思っていれば、必ず実現する日が来ると信じています。 「進化し続けるコンプレッサー」に、どうぞご期待ください!
まとめ
- 環境の力:劇場の整った環境は、マジックの魅力を最大限に引き出してくれます。
- 経験の価値:相手に合わせた柔軟なアプローチ(あえてセオリーを破るなど)は、長年の経験があってこそ。
- 未来への展望:絵本制作や落語など、マジックの枠を超えた新しい表現にも挑戦していきます。
お世話になった魚津市障害者連合会の皆様、そして会場にお越しくださった皆様、温かい時間を本当にありがとうございました! また皆様にお会いできる日を楽しみに、これからも精進してまいります。

