ラジオブログ:洗濯にハマった51歳!苦手を克服する喜びと母への感謝

本記事はFMとやまで放送中の『コンプレッサーのしゃべっちゃお』をブログ化した内容です。わたし、マジシャン・コンプレッサーが、ラジオさながらに今日もしゃべっていきますよ〜!最近、わたし、意外なことにハマってましてね。今日はそんな「洗濯」のお話を、放送の裏側も交えながらたっぷりお届けしちゃいます!
今週の放送内容をざっくり総まとめ!
50代、洗濯に目覚める。
いやー、こんにちは!マジシャン・コンプレッサーです!今週の「しゃべっちゃお」、聴いていただけましたかね?今回は、わたしが最近どハマりしている「洗濯」について、熱く語らせてもらいました!ことの発端は妻からの布団干しミッションで、家事の大変さと感謝を痛感したんですよね。そこから、長年「たたむのが苦手」という意識から避けてきた洗濯に、娘にコツを教わって挑戦してみたら…これが意外と楽しい!苦手だっていう思い込みの壁を一つ壊しただけで、こんなに新しい楽しみが見つかるんだって大発見でしたよ。泥だらけだった子供時代のユニフォームを洗ってくれた母への感謝や、「恩送り」なんて言葉にも思いを馳せたりして。苦手意識の壁を壊せば、新しい世界が待っている!そんなことを感じた放送になりました!
妻からのミッション!布団干しで気づいた50年分の「ありがとう」
いやー、皆さんこんにちは!マジシャンのコンプレッサーです。FMとやまからお届けしているこの番組、今週も元気におしゃべりしていきますので、よろしくお付き合いくださいね!
さて、ラジオを収録している今日はまだ5月。放送が流れている今頃は、富山も梅雨入りしてるんでしょうかねぇ。わたしのこのトークは相変わらず収録なので、未来の天気がどうなってるか、さっぱりわからないんですよね。
でも、収録日の朝は、それはもう見事な快晴でして。そんな気持ちのいい朝に、わたしは妻から一つの重大なミッションを与えられたわけですよ。
「布団、干しといてくれる?」
この一言が、今日のすべての始まりだったんですよね。
わたしたち家族は5人暮らし。その5人分の寝具を、冬仕様から夏仕様へ一斉に切り替えるという、なかなかに大掛かりなプロジェクトなんです。羽毛布団やら、あったか素材のシーツやらを全部片付けて、涼しい系のものに入れ替える。言葉にすると簡単なんですけど、これがまあ大変で。
わたし、51年間生きてきましたけど、家族全員分の布団を一気に干すっていう経験、考えてみたら初めてだったんですよ。もちろん、これまでにも「布団2、3枚干しといて」って言われて、パンパン叩いて取り込む、みたいなことはやったことありますよ。その時に羽毛布団を思いっきり叩いちゃって、「羽毛布団は叩くと中の羽が飛び出しちゃうからダメなのよ!」なんて妻に怒られたりしてね。知らないことって、本当にいっぱいあるんだよなぁ。
でも、今回はレベルが違いました。布団、布団、シーツ、布団…。もう、干すスペースを探すのが大変なぐらい。一つ一つが重たいし、大きいしで、汗だくですよ。
これを干しながら、ふと思ったんですよね。「あぁ、今までこれを当たり前のように妻が一人でやってくれてたんだなぁ」って。本当に、頭が下がる思いでした。
妻が言うには、この収録日から3日間ぐらいが、梅雨入り前、最後の晴れ間になるだろうと。だからこその、この一斉乾燥大作戦だったわけです。ミッションを託された時は「えー、全部!?」なんて思いましたけど、こうやって汗を流しながら布団を干していると、なんだか清々しい気持ちにもなってくるから不思議なもんですよね。
そしてね、このミッションをわたしが任されたのには、実はもう一つ、ちょっとした理由があるんじゃないかなって、わたしは思ってるんですよ。
「たたむのが苦手」だったわたしが洗濯にハマった、たった一つの理由
実はですね、わたし、最近「洗濯」にハマってまして。
マジシャンが洗濯にハマるって、なんだか面白い組み合わせじゃないですか?でもこれ、わたしの中では本当に画期的なことで。この51年の人生で、洗濯という家事にポジティブな感情を抱いたことなんて、一度もなかったんですから。
お掃除したり、お皿洗ったり、トイレ掃除をしたり、そういう家事は割とやる方だとは思うんですけど、なぜか「洗濯」だけは、ずっと避けてきたんですよね。
なんでかっていうと、自分の中ではっきりとした理由があったんです。
それは…「しっかり上手にたためないから」。
そう、この感覚。この苦手意識が、わたしを洗濯から遠ざけていた最大の原因だったんですよね。洗濯物をたたもうとしても、Tシャツの肩と肩を合わせて、床の上で一生懸命やっても、なぜか裾の方が斜めになっちゃって、キレイな長方形にならない。この「なんかうまくいかない感じ」が、どうにもこうにも苦手だったんです。
ところがですね、この前、ふと思い立って、ちょっと心を入れ替えてみようと。どうやったらお店に並んでいるみたいにキレイにたためるのか、ちゃんと教わってみようじゃないか!と思って、娘に聞いてみたんですよ。
「これ、どうやったらまっすぐたためるん?」って。
そしたら娘が、「あ、お父さん、それはね…」って、ちょっとしたコツを教えてくれまして。肩の部分をこう持って、裾をこう合わせて…って。その通りにやってみたら、あら不思議!
あんなに手こずっていたTシャツが、いとも簡単に、美しい四角形になったんですよ!
この瞬間が、もう、ものすごい気持ちよくって!「うわ、こうすればできるんだ!」っていう感動。例えるなら、新しいマジックのタネがひらめいた時のような、パッと目の前が明るくなるような感覚。それに近いものがありましたね。
その感動を覚えてからというもの、洗濯物をたたむという行為が、急に楽しくなっちゃったんです。次々と衣類を完璧な四角形にしていくのが、なんだかパズルを解いているみたいで。
そうなると、今度は次のステップに進みたくなるのが人間の性(さが)ってもんですよねぇ。
気分転換は洗濯機!マジシャンの意外なルーティン
洗濯物をたたむのが楽しくなると、今度は「洗う」という工程そのものに興味が湧いてきたんです。
妻はいつも夜に洗濯物を干して、翌朝パートに出かけていくんですね。で、妻が出かけた後、ふと見ると、その後に脱いだ服とかが洗濯カゴに残っているわけですよ。
「…よし、じゃあこれを洗ってみようかな」
そんな軽い気持ちで洗濯機を回してみたのが、わたしの洗濯ライフの本格的なスタートでした。
そしたらね、これもまた楽しかったんですよ!だって、今の洗剤ってすごいんですね!わたしの中の洗剤のイメージって、粉の洗剤とか、液体の洗剤をキャップで計って入れるとか、そういうイメージで止まってたんですけど、今は違う。
なんか、ジェルボールっていうんですか?ポンポンって2つぐらい洗濯機に放り込むだけで、それが溶けて、洗剤にもなって、柔軟剤の効果もあって…みたいな、ものすごくシンプルで簡単なものがあるじゃないですか。
「え、何これ!?これ2個入れるだけでいいの!?」って、最初は半信半疑でしたよ。でも本当に、洗濯機の中にその玉を2つ入れて、洗濯物をぶち込んで、スイッチを押すだけ。あとは全自動で洗濯機が全部やってくれるんだから、便利な世の中になったもんだなぁと。
この手軽さが、わたしの生活スタイルに絶妙にフィットしたんですよね。
わたし、家でマジックの練習をしたり、パソコンで事務仕事をしたりしていると、どうしても眠くなる瞬間とか、ちょっと集中力がプツッと途切れる時があるんです。そういう時の気分転換に、この洗濯がちょうどいいんですよ。
ものすごく疲れて「もうこの後なにもする気力ないわー」っていうほどの重労働じゃないじゃないですか、洗剤入れてボタン押すだけだから。で、仕事に戻って集中してると、遠くから「ピーヒャラピーヒャラ♪」って洗濯の終わりを告げる音が聞こえてくる。
その音を聞いて、「お、終わったか」って席を立って、洗濯物を取り出して、そして干す。この一連の流れが、すごくいいリズムになってるんですよね。
干し方にもこだわり発動!タオルの「パーン!」が気持ちいい季節
たたむ楽しさを知ってしまったわたしは、当然、「干し方」にもこだわり始めるわけです。
どうやったらシワにならずに、乾いた後たたむ時に楽になるか。ハンガーにかける時も、肩のラインをしっかり合わせて、パンパンと軽く叩いてシワを伸ばす。この一手間が、取り込んだ後の「四角くたたむ」作業を格段に気持ちよくしてくれるんですよね。ええ、わたし、えらい「四角くする」ことにこだわってますけど(笑)。
特に気持ちいいのが、タオルの時ですね!
洗濯が終わった後の濡れたタオルを、両端で持って、思いっきり「パーン!」って振るんですよ。そうすると「パチン!」って小気味いい音がして、タオルの繊維が全部立ち上がるような、ピーン!とまっすぐになるあの感じ。
あれがね、最高に気持ちいい!
時々、銭湯なんかに行くと、脱衣所でこれをやるおじさんがいて、水しぶきが「ピシッ!」って飛んできて「うわ、それはやめてくれ!」って思うことがありますけど、自分の家の洗濯物なら心置きなくできますからね。パシッ!とやって、そのまま物干し竿にかける。
梅雨前のこの時期は、外に干すと本当に2、3時間でカラッと乾くから、取り込むのもまた楽しい。取り込んで、あの感動をもう一度味わうために、丁寧に四角くたたんでいく。
うーん、完璧なサイクルだ。
でも、このわたしの洗濯マイブームも、これから梅雨に入ったらどうなるのかなぁ、なんてことを思ったりもします。部屋干しになると、あの「パーン!」の後のカラッと乾く爽快感は味わえないですからね。うちは除湿器をガンガンに効かせた小部屋で乾かす作戦をとってるんですけど、それでもやっぱり外干しには敵わない部分もあるし。
いやはや、それにしても不思議なもんですよね。子供の頃の自分からしたら、まさか自分がこんなに洗濯を楽しいと思う日が来るなんて、想像もできなかったですもん。
泥だらけのユニフォームと、母がくれた「当たり前じゃなかった愛情」
こんなこと言うと、うちの息子に怒られちゃいそうですけど、今の息子を見てるとね、洗濯のことなんて全く気にせずに、脱いだ服をポーンと洗濯カゴに入れていくわけじゃないですか。なんなら、靴下もTシャツも裏返しのまま。
そうそう!自分で洗濯をやるようになって初めてわかったことの一つに、これがあるんですよ!
袖とかズボンとかが中途半半端に裏返ってると、干す時にめちゃくちゃ大変なんですね。特に長袖のTシャツの袖とか。いちいち袖の中に手を突っ込んで、ぐいーっと生地を引っ張り出して、ひっくり返してやらなきゃいけない。あの作業が、地味に手間だなってことも、やってみて初めてわかりました。
そんなこと、わたしも子供の頃は全く気にしてませんでしたもんね。脱いだらそのまま洗濯機の前へポーン、でしたから。
それで思い出すのが、わたしの子供時代。わたし、外で遊んで泥んこまみれになるのが大好きな子供で。なんなら、わざとズボンに泥をつけるような、そんなやんちゃな少年でしたからね。公園の砂場で遊んでても、雨が降った後のグラウンドで野球をやってても、水たまりなんか気にもしない。
「うおー!」とか言いながら、わざと水たまりめがけてだーっと走っていって、ヘッドスライディング!みたいなことをやって、体中ドッベドベ(泥だらけ)になった状態で家に帰る。
わたし、小学校、中学校と野球部だったんですけど、あの頃も毎日、洗濯してもらってたんですよねぇ…。
今考えると、信じられないですよ。学校の部活で泥々になったユニフォームを、そのまま家の洗濯機の前にポンと置いておくなんて。なんかもう、気が引けてできないですもん、今は。もし今やるとしたら、絶対に家の外で泥をあらかた落として、なんならホースの水でジャワーっと流して、それからようやく家の中に持ち込んで洗濯機へ、っていう気持ちになりますけどね。
子供の時って、そんなこと微塵も考えてなかったもんなぁ。
その点、うちの子供たちはバスケとかバレーとか、ずっと室内競技をやってたから、洗濯物の量は多くても、「泥との戦い」っていうのはなかったですもんね。
いやぁ、改めて、わたしの母に感謝しかないですね。あの泥々の、しかも白地のユニフォームのズボン。あれを毎日、文句も言わずに洗ってくれてたんですもんね。
スライディングですぐに破れる膝やお尻の部分には、ちゃんと当て布をして、ミシンでダーッと縫って補強してくれて。そういうことも全部やってもらってたけど、当時のわたしにとっては、それが「当たり前」でしたから。
今、この歳になって、自分が洗濯をするようになって、ようやくわかる。あの「当たり前」が、どれだけとんでもない愛情だったのかっていうことを。感謝の気持ちでいっぱいになりますよね、本当に。
「恩返し」から「恩送り」へ。洗濯から学んだ人生のバトン
なんでなんですかねぇ、あの感覚。親が洗濯してくれるのは当たり前、みたいな。でも、あの頃はそれが普通だったし、周りの友達もみんなそうだったし。うーん。
今、もしうちの子供たちが、そこまで気を遣って、自分の洗濯物は全部自分でやります!なんて言い出したら、それはそれで逆にちょっと気持ち悪いような気もするし(笑)。
きっと、こういうのって「順番」なんでしょうね。
わたし、昔「恩返し」っていう言葉を聞いて、ああ、受けた恩はちゃんとその人に返さなきゃいけないんだな、大事なことだな、ってずっと思ってたんです。でも、ある時「恩送り」っていう言葉を知ったんですよね。
受けた恩を、そのくれた本人に直接返すんじゃなくて、次の世代、またその次の世代へと、バトンのように渡していく。それが「恩送り」なんだよって。
その言葉を聞いた時に、ああ、なるほどなぁ、確かにそうかと。すごく腑に落ちたんです。
親にしてもらったことを、今度は自分が親になって、自分の子供たちにしてあげる。そうやって、愛情や感謝の気持ちがリレーされていく。そういうことなんですよね、きっと。
面白いもんだなぁ、洗濯。
たかが洗濯、されど洗濯。こんなに深いところまで考えさせられるなんて、思ってもみませんでした。梅雨に入って洗濯物が乾きにくくなったら、また新しい発見やイライラがあるのかもしれないですけど(笑)、それもまた楽しんでいけたらいいな、なんて思っています。
苦手意識の壁を壊せば、新しい世界が待っている!
今日のこの洗濯の話、番組のCM中にディレクターの虎平太さんとも話してたんですけどね、「俺も苦手なんだよ、たたむの」って、全く同じことを言ってて(笑)。
やっぱり、苦手な人って多いんですねぇ。
でも、思ったんです。「苦手なんだよなー」って言って、そこで思考をストップさせちゃったら、ずーっと苦手のまんまなんですよね、きっと。
わたしも、娘にちょっとコツを聞いてみる、っていうほんの小さな一歩を踏み出しただけで、こんなに世界が変わって見えるようになったんですから。
これって、自分の中で勝手に「これは苦手だから、やらなくていい」「これ以上、手を伸ばさなくてもいい」みたいな、見えないブレーキをかけて、壁を作っちゃってるだけなのかもしれないですよね。
こういうことって、もしかしたら洗濯だけじゃなくて、仕事のこととか、人間関係のこととか、人生のいろんな場面にいっぱいあるんじゃないかなぁ、なんてね、おしゃべりしながら考えていました。
その踏み込めない、あるいは自ら踏み込もうとしていない領域の向こう側に、もしかしたら新しい楽しみとか、大発見とか、面白い出会いがたくさん待ってるのかもしれない。
洗濯一つが趣味になった、なんていう些細な話でしたけど、きっとこういう小さな変化から、またいろんなことが少しずつ変わっていくんだろうなと思うと、本当に人生って面白いっすよね。
あ、そうそう、最後に告知をさせてください!
夏はイベントの季節!夏祭りや納涼祭、企業様のパーティーなどで、わたしのマジックショーはいかがでしょうか?皆さんのお近くのイベントを、マジックで盛り上げさせていただきます!
わたしへの出演依頼、まだまだお待ちしておりますので、「マジシャンコンプレッサー」または「富山のマジシャン」で検索して、わたしのホームページをぜひチェックしてみてくださいね!ご連絡、お待ちしてまーす!
ということで、今週はこの辺で。お相手はマジシャンのコンプレッサーでした!また来週、この時間にお会いしましょう!バイバーイ!
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」とは?
タイトル:マジシャン コンプレッサーのしゃべっちゃお
番組ディレクター:虎平太
15分一本勝負のフリートーク番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」!
わたしの勝手気ままなトークで、日常・仕事・家族のエピソードをお届けしています!
放送時間:FMとやま 82.7 毎週日曜日 朝9時30分~
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