PTA教育講演会で「明るく仲良く喜んで！」をテーマに講演しました！

2024年11月8日 2024年11月12日

コンプさん

小杉南中学校での特別なご縁

富山県射水市の小杉南中学校にて、PTA教育講演会にお招きいただきました。このご縁のきっかけは、校長先生とのつながり。お話をいただいたときには「マジックショーをぜひ！」とのことでしたが、ありがたいことに「おしゃべりもぜひ聞きたい！」とのリクエストが加わり、マジックショーに加えて30分の講演もさせていただくことになりました。

講演テーマをどうしようかと悩んだ末に決めたのは「明るく仲良く喜んで」。この言葉に私の思いをぎゅっと込めました。私自身、いまの仕事に対して常に心がけている姿勢を、中学生のみなさんにも少しでも伝えたい、何か心に残るものを持ち帰ってもらいたい…そんな思いでお話させていただきました。

目次（ページ内リンク）

PTA教育講演会でのプログラム

第1部：心を込めてお届けした「明るく仲良く喜んで」講演

前半30分は、私の生い立ちやこれまでの経験をもとに「明るく仲良く喜んで」というテーマでお話しました。子供の頃に抱いていた「漫画家になりたい」という夢が、今の「マジシャン」としての私にどうつながっているのか…子供たちにとって夢を持つことがどれだけ大切かを伝えたかったのです。

私は、夢が変わっていくことや、必ずしも当初の夢にこだわる必要はないと考えています。私自身、漫画家になる夢を抱いていましたが、いまはマジシャンとしての道を歩んでいます。この変化があったからこそ、自分に合った道を見つけることができたのです。中学生のみなさんも、自分の心が喜ぶものを大事にしながら、何事にも前向きに挑んでほしいと願っています。

お話の中で、「今の瞬間を楽しむ」ことの大切さも伝えました。どうしても「未来のために頑張らなきゃ！」という気持ちになりがちですが、今をしっかり味わうことが、後々の自分を支える力になるのだと私は実感しています。講演では「明るく仲良く喜んで働くこと」の大切さを、できるだけわかりやすく伝えようと心がけました。

「働く」という言葉は中学生には少しピンと来ないかもしれませんが、未来に向かって「喜んで」今を過ごすこと、周りの人と「仲良く」過ごすこと、それ自体が未来への大切な準備であり、人生を豊かにする大事な一歩になるのだと伝えたいと思ったのです。

第2部：30分のマジックショーで会場を魅了！

講演の後半は、マジックショーです！皆さんに楽しい時間をお届けしたくて、普段とは少し違う演出も加えました。この日は生徒の皆さんが午前中に合唱コンクールを終えたばかり。疲れているのでは？と先生方も心配されていましたが、会場はそんな心配を吹き飛ばすくらいの盛り上がりに！

目の前で繰り広げられる不思議な現象に子供たちは驚き、拍手や笑顔があふれていました。PTAの皆さんも一緒に楽しんでくださり、笑顔の連鎖が広がっていくのを感じました。私の中で、マジックは「見て驚くもの」だけでなく、「一緒に作り上げていく時間」と考えています。みんなの反応があってこそ、ステージ上の私もより一層楽しみながら演じられるのです。

PTA教育講演会で伝えたかったこと

夢を持つこと、変化を楽しむこと

子供たちに伝えたかったのは、夢や目標に対する柔軟な姿勢です。もちろん夢を持つことは素晴らしいこと。でも、その夢が変わっていくことも決して悪いことではないし、人生の自然な流れの一部だと思っています。漫画家になりたかった私が、いまマジシャンとして人前でお話ししたり、パフォーマンスをしているなんて、子供の頃には想像もしていなかったですからね！

「変化を恐れずに、自分の心に素直に、目の前の出来事を楽しむ」。このことを子供たちに伝えることで、自分に合った道や新しい目標が見つかる日が来るはずと信じています。

今の瞬間を「喜んで」過ごすこと

未来のために頑張ることは大切ですが、「今」この瞬間も大切にしてほしいということも伝えました。これから成長していく中で、「今、楽しむこと」が後々大きな力になります。焦らず、今の自分ができることを楽しむことで、いつか大きな夢にたどり着けるはずです。

心の中に残る「言葉の種」

私が中学生だった頃、いろんな大人の話を聞きましたが、その当時はあまりピンと来なかった言葉も多かったのです。それでも大人になったときにふと思い出す言葉が支えになったり、悩んでいるときに背中を押してくれることがよくあります。講演会で私が子供たちに話した内容も、いつか成長した彼らの心にふと蘇ることがあれば…と思いながらお話ししました。これが、私が「PTA教育講演会」に呼ばれるときの、いつも心の中で大切にしている願いです。

PTA教育講演会を通して感じたことと感謝

子供たちの明るさと可能性に触れて

今回の講演会で感じたのは、子供たちの明るさや素直さ。そして、それぞれが持っている無限の可能性です。私自身も、子を持つ親として「これからどんなふうに成長していくのだろう？」と考えることがあります。そんな親としての気持ちも重なり、今回の講演では、自分の言葉が彼らの未来に少しでも良い影響を与えられたらという思いがより強くなりました。