岐阜県白川村「戸島多目的交流施設」で開催された地域行事でマジックショー!

こんにちは、マジシャン コンプレッサーです。先日、岐阜県白川村「戸島多目的交流施設」で開催された地域行事でマジックショー!「地域の子供たちのための冬イベント」にお招きいただき、マジックショーを行ってきました!山あいの美しい村で、地域の皆さんと過ごす特別な時間をいただきました。本当にありがたい経験でした。

雪道の驚きと、大雪の景色

岐阜県白川村 雪景色

車で会場に向かう途中、例年なら雪に覆われているはずの道に全く雪がないことに驚きました。「今年は雪が少ないのかな?」と思いながら進んでいくと、会場に近づくにつれて次第に景色が白く染まり始めました。今年初めて見る本格的な大雪です。真っ白な雪が一面に広がる景色を見た瞬間、心が洗われるような感覚になりました。

雪って不思議ですよね。生活に入り込むと苦労も多い存在ですが、最初に触れるときの感動は格別です。あの白さや静けさ、吸い込む空気の澄みきった感じ。目の前の景色にただただ見入ってしまいました。

山奥のイベントに思いがけない活気

会場は雪深い山奥。正直なところ、「山奥での子ども向けイベントだし、少人数でこぢんまりした雰囲気なのかな」と、少し勝手なイメージを抱いていました。でも、いざ到着してみるとその考えは大きな誤りでした!なんと、会場は子どもたちやそのご家族で大賑わい。笑顔や楽しそうな声が飛び交い、一気に心が温かくなりました。

マジックショーを始めると、子どもたちが目をキラキラさせて真剣に見入ってくれるんですよ。その反応に引っ張られて、僕も思わずテンションが上がりました。何より、家族が一緒に笑っている姿を見ると、会場全体が一つの大きな家族のように感じられるんです。その空気感に包まれながらのショーは、本当に心地よくて、あっという間に時間が過ぎていきました。

富山県外でのショーと新鮮な反応

私は普段、富山県を拠点に活動しています。16年やっている中で、富山の皆さんには、僕のマジックショーのスタイルや雰囲気が少しずつ根付いていると感じています。だからこそ、県外でのショーは新鮮なんです。

白川村の皆さんからは、「マジックを見るのが初めて」という声が多く聞かれました。そしてショーの後には、「今まで見たことがないマジックでした!」という感想をいただくことが何度もありました。この反応がとても印象的でした。地域ごとにマジックに対する期待や捉え方が違うのを感じると、マジシャンとしてもっと広い世界を知りたい、届けたいと思います。

忘れ物事件とその教訓

ここでちょっと恥ずかしい話をさせてください。実は、今回のイベントの後、道具を忘れてしまうというミスを犯しました!忙しいスケジュールの中でつい気が緩んでしまったのかもしれません。本当にご迷惑をおかけしました。幸い、主催者の皆さんにご対応いただきましたが、自分でも猛反省しています。

そういえば、以前にも似たようなことがありました。会場に着いてから「マジック道具がない!」と気づいたことがあるんです。そのときはもうパニック状態。でも、近くの100円ショップで材料を買い込み、その場でできる即席の道具を作って何とかショーをやり切りました。観客の皆さんには「そういう演出だったんですね!」と笑顔で言われましたが、僕の内心は冷や汗どころか、心臓が飛び出しそうでした。

でも、そんなトラブルも今ではいい思い出です。その場にあるものでベストを尽くすというマジックの基本を改めて実感しました。

朝の言葉探しがくれた気づき

最近、毎朝「いい言葉」を探す習慣を続けています。これは、自分自身を整えるための大事な時間です。その中で、落語家の師匠の言葉にとても心を打たれました。

「迎えの拍手は、昨日までの人気。降りるときの拍手は、今の人気。」

ショーが始まるときと終わるときでは、お客様の反応が大きく変わることがあります。最初は緊張感や少しの距離感を感じることもありますが、ショーが終わる頃には、たくさんの笑顔や「また来てください!」という声に包まれる。これほど嬉しいことはありません。

その瞬間に味わう充実感は、毎回新鮮で特別なものです。この言葉を胸に、これからもより良いショーをお届けしたいと思っています。

感謝を胸に、次へ

白川村の冬イベントでは、地域の皆さんと素晴らしい時間を共有させていただきました。忘れ物や勝手なイメージを抱いていた自分への反省もありますが、それ以上に感謝の気持ちでいっぱいです。この場を作ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。

これからも、僕のマジックで少しでも多くの笑顔を届けられるよう精進してまいります。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています!

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