すべてはマジックのために

  • vol.66/コンプレサー通信2021年4月号掲載 

春になり、新しいお仕事が一斉に始まった。

エフエムとやまで新番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」がスタート、そして砺波ケーブルテレビのユーチューブチャンネルでは「コンプレッサー見聞録」が始まった。

週一ペースで出演動画を制作、納品して行くという新しい形のご依頼、コロナ禍に始めた動画制作のお仕事ががいい流れで繋がったのだ!

レギュラー出演しているマジックバー「ショーマン」ではオンラインサロンがスタート。

おかげ様で、動画制作のお仕事は途切れることなく入ってくるし、激減しているとはいえ、講演やマジック出演のお仕事はポツポツあるのでオーバーワークかなと感じることも。

だけど、昨年の今頃、仕事がすべてキャンセルになり、自己破産を覚悟したことを思い出すと、ありがたいなぁと、力が湧いてくる。

そして、幸せだなと感じるのだ。

マジシャンであり続けるために必要なのは、マジックを演じる場じゃないんだなと思う。

「すべてはマジックのために」

この意識さえ持っていれば、どこで、何をしていても、すべて血肉になっていくに違いない!