出演機会が減る中、動画クリエイターの肩書が加わった。目指すのは、世の中をやわらか〜く。
学生時代からの夢、つかんだ栄光の話。今やっていることは、いつかひとつにつながっていく。
仕事が消え、自己破産を覚悟した日々。「配信やってみない?」の一声が、拾う神になった。
扉を開けると薄暗く、小川に光。お城のような小児歯科医院で始まった、魔法学校の物語。
「レギュラー出演しませんか?」未経験のバーマジックへのオファー。第一感を信じて飛び込む。
出番が少しずつ戻ってきた。初心にかえろうと、倉庫から懐かしいイリュージョンをひっぱり出す。
新しいからではなく、磨かれているから輝く革靴。その人の佇まいが教えてくれたこと。
「制約がなかったら何したい?」とっさの答えはラスベガス。問いが照らす、本当の願い。
制限の中で始めたライブ配信番組。人の話に耳を傾けるほど分かる、聞く力の奥深さ。
「元マジシャンです」と言いたくなる日が続いても、今も現役。その日は、必ずやってくる。
破れたズボンは見えないから大丈夫。オンライン会議の時代でも、頭の中はどこまでも自由だ。
魔法使いもエスパーもマジシャンも区別がなかった幼い頃。今、魔法使いを演じるということ。