控室は、一年生の教室。小さな机と椅子。壁の『ふわふわ言葉とちくちく言葉』の貼り紙に、ふと目がとまった。
飲み会へ向かう道で、用水で魚を追う男の子に出会った。食べられもしない魚を夢中で釣っていた、あの頃の自分を思い出す。
高校で初めてのバイトは回転寿司。握るのが楽しくて、制服のまま魚屋に通った。本気で寿司職人になりたかった、あの頃の話。
マジックに出会う前、夢中で風船を作っていたら初めての依頼が。犬とネズミとウサギばかり折り続けた、汗だくの夏祭りが原点だった。
マジックもAIも、夢中で楽しんでいたら仕事になった。好きなことで対価をいただき、誰かのお役に立てる喜びについて考えました。
路上や泥酔客の前で鍛えた日々。人生初の単独自主ライブが、活動を飛躍させる節目になった。
本物の銀貨は約9千円、レプリカは約600円。マジックでは、本物かどうかは問題じゃない?
活動初期に楽屋で「コンデンサー様」と間違われた芸名「コンプレッサー」。テレビのニュースから生まれた意外な由来と、コロナ禍で本名を呼ばれ直して気づいた、両親がくれた名前の大切さをつづったエッセイです。
「四十九日法要でマジックを」故人の願いに応える指名。どんな場面でも、観客の心持ちに寄り添う。
ステージでも、ラジオでも、お酒の席でも同じ自分。金太郎飴のように、どこを切っても同じ顔で。
マスクをしていないのに、ズレを直そうと手が動く。クセの中に見えた「あなた自身であれ」。
ラジオもYouTubeも新番組が一斉スタート。忙しさの根っこにあるのは「すべてはマジックのために」。