舟橋村マジックショー!倫理法人会のご縁がつないだ3つの宝物

日本一小さい村、富山県の舟橋村

その舟橋会館で、マジックショーを開催させていただきました。

舟橋会館の入口。金色の「舟橋会館」の文字が掲げられた正面玄関

きっかけは、以前、富山市倫理法人会で講話をさせていただいたときのこと。会場に舟橋村の関係の方もいらっしゃっていて、「ぜひコンプレッサーのマジックショーを開催してほしい」とお声がけをいただいたんです。

こうやってご縁がつながっていくって、本当にうれしいですよね。

倫理法人会の「商売抜き」が教えてくれること

所属している富山県倫理法人会には、会の純粋な活動と信頼を守るための大切なルールがあります。

会員同士の商談、宗教や政治の勧誘、他団体への勧誘、金銭の貸借。これらが一切禁止されているんです。

これが本当にいいんですよね。

商売でつながろうとすると、どこかに歪みが生まれてくるもの。「売ろう、売ろう」と思えば思うほど、学びが素直に入ってこなくなる。

このルールがあるおかげで、損得勘定抜きで人と向き合えるんですよね。肩書きも商売も関係なく、ただ一人の人間として話を聴いて、学んで、笑い合える。

そういう場にいると、一生懸命に動いている誰かの姿を見て、自然と「応援したいな」という気持ちが湧いてくる。きっと誰もがそうなんだと思います。それが人の心なんですよね。

舟橋会館の入口に掲示された「マジシャン コンプレッサー 公演会場」の案内看板。奥には椅子が並ぶ和室の会場が見える

今回の舟橋村でのマジックショーも、そんな倫理法人会の空気の中から自然と生まれたご縁です。講話を聴いてくださった方が声をかけてくださった。ただそれだけのことなんですが、その「ただそれだけ」が本当にありがたい。

大切なのはギブ&テイクではなく、ギブ&ギブの精神。いろんな人と見えない糸でつながっている、そんなことを改めて感じさせてくれる出来事でした。

倫理法人会の学びに少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひ一緒に学んでいきましょう。商売抜きの純粋な出会いの中に、きっと新しい発見がありますよ。

今年の目標は「毎月1つ、新作マジック」

今年は、毎月1つずつ新作マジックを作るという目標を掲げています。

正確に言うと、年内に1時間分の新作マジックを練り上げること。ここまで3つのマジックを作り上げてきていて、3月まではなんとか目標通り進んでいるかなという感じです。

まだ「練り上げる」というところまでは行っていませんが、本番で演じるたびに微調整を重ねて、少しずつバージョンアップしてきています。

今回の舟橋村のマジックショーでも、新作を演じさせていただきました。

いいなと感じるところもあれば、まだまだだなぁと感じるところもある。でも、本番で演じない限り、絶対に良くなっていかないんですよね。

それがマジックという芸能の宿命です。

舟橋会館の和室でマジックを披露するコンプレッサー。青いジャケット姿で観客の前に立ち、手元のマジックを見せている

「志の輔のこころみ」で学んだネタ下ろしの覚悟

たとえば20周年ライブをやるとなったとき、そこでネタ下ろしをするなんて、お客さんに対してどれだけ独りよがりなことか。当日わざわざ足を運んでくださった方に、練り上がっていないものをお見せするわけにはいかないですからね。

じゃあ、どうやって新しいネタを磨いていくのか。

今年の1月3日、富山の演芸の殿堂「てるてる亭」で開催された「志の輔のこころみ 新春寄席」に出演させていただきました。

志の輔師匠、やっぱりすごかったんですよね。

昼公演で新ネタを下ろし、その手応えを瞬時に分析して、夜公演では構成を劇的に進化させる。そしてそこから毎年恒例のパルコ公演で1ヶ月間、毎日毎日同じ落語を演じ続けて磨き上げていく。そりゃ到底かなわないですよね。

名人がそれだけの場を持って、それだけの努力をされている。一マジシャンが名人と同じところまで太刀打ちなんてできるわけがない。名人がどんどん先に進んでいくのだから。

あの日、師匠がおっしゃったひと言が忘れられません。

「こんなに下手くそな志の輔の落語を聴けるなんて、滅多にないですからね」

この言葉を言ってのける、あの感覚。

そこから学べたことは本当にたくさんありました。

アットホームな舟橋村のマジックショーで感じたこと

最近は、場は当然選びますが、アットホームなこのような会だと「新しいマジック、挑戦してみてもいいですか?」とお客さんに聞いてみることがあります。

するとむしろ皆さん、拍手して喜んでくださる。一生懸命見よう、楽しんであげようという温かい気遣いまで感じられて、なんかアットホームでいいんですよね。

完璧に不思議で面白いマジックを上からガンガン演じ続けるよりも、「失敗するかもしれないけど、新しいマジックに挑戦させていただいてもいいでしょうか」と謙虚に入っていくこの形。

どこか完璧に見えがちなマジシャンの隙間、余白みたいなものをお客さんにさらけ出すことで、むしろ心でつながれるのかもしれません。

これは1月3日の志の輔師匠のてるてる亭からいただいた、本当にありがたい気づきです。

鮮度を失うくらいなら、挑戦を続けて失敗するくらいのほうが、いいのかもしれませんね。

地域の皆さんとつながる、1時間のマジック公演

そんなこんなで1時間のマジックショー。

最近こういう場で1時間やると、全然平気になっちゃいました(笑)

皆さんとゆっくりコミュニケーションを取りながらやっていると、あっという間に1時間くらい過ぎてしまう。

テーブルマジックも好きだし、大きな舞台のステージショーやイリュージョンショーも好き。でも、こうやって地域の皆さんとつながりを感じながら、ゆったりと楽しむマジック公演というのは本当に大好きなんです。

マジシャンをやっていて幸せだなあと感じる瞬間です。

お世話になった皆様に、心から感謝でございます。

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まとめ

舟橋村でのマジックショーは、倫理法人会のご縁が生んだ心温まるひとときでした。

今回のマジックショーを通じて改めて感じたのは、3つのことです。

「商売抜き」の純粋なつながりが、結果として本物のご縁を育むということ。

新作マジックは本番で演じて初めて磨かれていくということ。

そして、完璧さよりも余白をさらけ出すことで、お客さんと心でつながれるということ。

舟橋村の皆さん、本当にありがとうございました。今回も発見の多い時間となりました。

マジックショーのご依頼やお問い合わせは、お気軽にどうぞ。

マジシャン・コンプレッサー 公式サイト

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