東京と富山の芸人事情:新ネタチャレンジの場を求めて
毎月開催している三楽会ワンコイン寄席も、今回で132回目となりました!この会は、毎回新ネタや試したい作品を演じる「勉強の会」として位置づけています!
しかし、新しいお客様が多いと、ついつい定番の作品に逃げたくなる弱虫コンプが顔を出し、新ネタリスクから逃げ出したくなります(笑)そこで、今回は演じる作品以外のネタをカバンに入れずに舞台に立ち、逃げ道をなくすことにしました(笑)。
その効果もあって、試したい作品をちゃんと演じましたぜい♫ご満足いただくために、さすがにすべて新ネタとはいきませんけどね。
普段の営業では、観客の状態に応じて演目を変更しながら展開しています。しかし、三楽会ワンコイン寄席は「新ネタチャレンジの場」なので、演じると決めた作品をしっかりと演じることが大切です!
東京と富山の違い
東京の事務所に所属している雷鳥さんと楽屋で話をしていました。雷鳥さんは「富山では新ネタを試す場がないので、三楽会は良い場だ」と言っていました。マジックと漫才、芸は違えど考えることは同じですね!
東京では若手芸人たちが新ネタを披露できるライブが多く、新人芸人向けのライブや新ネタ専用のライブもあり、安心してチャレンジできる環境が整っているそうです。また、お笑いファンも多く、新しい才能を見つけることを楽しみにしている観客も少なくありません。新ネタへの理解があって、ウケなくても安心して演じることができる場なんだとか。
そのような場があるから、失敗を恐れずに経験を積み重ね、スキルを高めていくことができるのですね!ちょっとうらやましい(笑)
富山での挑戦
一方、富山を拠点に活動している私も「場を持つ」ことの大切さをプロマジシャンになったころから感じていました。名人たちは売れているから毎日のように出演する場がありますが、自分にはそのような場がありませんでした。このままでは名人たちに追いつけるわけがありません!だから、定期的な自主ライブを開催したり、新聞社とタイアップして富山県内を回ったり、毎月のライブ開催にチャレンジした時期もありました。
プロとして活動する以上、無料での仕事や場所代を払って出演すること、または路上で投げ銭を受け取るような活動は避けてきました。これらはプロとしての価値を下げ、ブランドイメージを損なうからです。しかし、現在は「チップ文化」を育てようとするまちづくりの動きもあり、柔軟な対応が求められています。もちろん、チップで収入を得ることを目的としているわけではありません。若手育成や、仕事を持ちながら趣味で芸事を楽しむ人たちの発表の場を提供し、その活動が街のにぎわいづくりに繋がればと考えています☆
現在は、メディアでのレギュラー出演、あすなろ魔法学校でのサロンショー、テーブルマジック、マジックバーショーマン、放課後学級での活動、そして三楽会ワンコインなど、定期的に見せる場があることに感謝しています!
レギュラーであり、ホームの場は、ついつい当たり前のような気持ちで出演しがちだけど、感謝を忘れず「挑戦する作品」を常に準備しとかないとなぁ。
次回の三楽会は6月29日に開催しま~す!
次回開催情報(毎月開催)
第133回越中演芸倶楽部三楽会ワンコイン寄席
- 開催日:2024年6月29日(土)
- 開演:13:30(開場13:00)
- 会場:富山市中央通りてるてる亭1階ミニシアター
- 木戸銭:500円(当日券のみ)
- 出演予定:※調整中(手品)
- 協力:北陸銀行
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