エッセイ:好きなことがお仕事になった

好きなことがお仕事になった
冷蔵庫を開けて、缶ビールを取り出す。
プルタブに指をかけ、シュパッと開ける。
グビグビと喉に流し込む。
この瞬間がたまらない。
今日も楽しい一日だったなぁ。
こんな人生、子どもの頃は想像もしていなかった。
まさか、マジシャンになるなんて!
しかも、プログラミングやデザインまで、お仕事になっていくなんて!
マジックもAIも、最初から仕事にしようと計画して始めたわけではない。
面白い。
もっと知りたい。
そうやって夢中になっていたら、いつの間にかお仕事になっていた。
大好きなことをやっているので、仕事中も楽しい。
楽しそうに見えるというより、実際に楽しんでいるのだ(笑)。
だけど、好きなことがお仕事になれば、お金の話もついてくる。
先日、倫理法人会でこんな言葉を聞いた。
「払うべきときは喜んで、請求するときは躊躇なく、必要なときは惜しまずに使う」
なるほど。
請求書だけは、マジックみたいに消してはいけない(笑)。
いただいた対価で道具をそろえ、環境を整え、また新しいことを覚える。
そうやって夢中で身につけたものが、誰かのお役に立つ。
マジックで笑顔が生まれる。
AIで仕事が進み、新しい可能性が広がる。
自分が楽しい。
相手にも喜んでいただける。
そのうえ、お金までいただける。
ありがたいなぁ。
そんなことを考えながら、「もう少しだけ」と仕事部屋の机に向かう。
気がつけば、パソコンの前でうとうと。
早いなぁ、早いなぁ。
このままじゃ、あっという間におじいちゃんになってしまう(笑)。
パソコンを閉じる。
机のすみで、さっき開けた缶ビールがぬるくなっていた。
もう一口だけ。
ぬるい。
さて、寝よ。
エッセイを読んでいただき、ありがとうございます。書いているのは、富山のマジシャン・コンプレッサーです。

