パフォマネー30枚で手にしたマジック道具と、初めて見たマジックの話
皆さんこんにちは、マジシャンのコンプレッサーです!
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」、今週もよろしくお付き合いください。
2026年10月11日の放送でしゃべったことを、読む放送回としてお届けします。
今週は、富山のまちなかのイベントで配ってきた「パフォマネー」を30枚貯めて、マジック道具を手にした男の子のお話から。
その男の子の姿を見て、マジックショーの中で「初めて見たマジックを覚えていますか」と投げかけてみたら、お客さんたちが「ん?」と、昔のことを思い出そうとする雰囲気に。ずっと目指してきた、トーキングマジックのお話です。
エンディングでは、落語の襲名披露の動画ばかり見ている、というお話もしています。
「いつもラジオを聴いてます」が、一番うれしい
やっぱりうれしいですよね。マジックショーの現場に行って、「ラジオ聴いてますよ」なんて言われると。
9月の終わりにも、富山市のまちなかにある施設、富山市民プラザさんが主催する「スゴ技」のイベントで、マジックショーをさせていただきました。
その準備をしている最中に、「コンプレッサーさんだ」と声をかけてくださった方がいまして。
わたしが「どうされましたか」とうかがったら、返ってきたのが「いつもラジオを聴いてます」。
この言葉、わたし一番うれしくてね!
スゴ技ショーとスゴ技ストリートは、どう違う?
そうそう、その「スゴ技」のイベントのひとつ、「スゴ技ショー」を、毎年開催させていただいておりまして。マジックや大道芸を見ていただくイベントです。
スゴ技ショーは、9月の開催で、今年度分はいったん終了ということになりました。
ちょっとややこしいんですけども、いまは「スゴ技ショー」と「スゴ技ストリート」という、2つのイベントをやっていまして。
| スゴ技ショー | スゴ技ストリート | |
|---|---|---|
| どんなイベント? | 舞台で行うイベント | 通りで行うイベント |
| 場所 | 総曲輪(そうがわ)にある広場「グランドプラザ」と、富山市民プラザで、交互に | 富山市の商店街、総曲輪通り |
| 2026年の開催 | 9月27日の開催で、今年度分は終了 | 10月も開催。最終日は10月12日(月・祝) |
放送では「ストリートは10月もありますので、また皆さんよろしくお願いします」とご案内しました。
詳しくは、わたしのホームページを見ていただくか、「スゴ技 富山」なんかで検索していただけると、専用のホームページも出てまいります。
パフォマネーって何?
スゴ技の今年度のひとつの目玉企画で、「パフォマネー」というのを配っていたんですよ。パフォマネー。
「パフォ」というのは、パフォーマンスね。パフォーマンスのお金、ということで。
スゴ技ショーを見に来てくれたら。スゴ技ストリートを見に来てくれたら。
どっちでもいいんですけども、わたしたち出演者からお客さんへ、パフォマネーをプレゼント。そんな企画を、ずっとやってきました。
パフォマネーは、貯めれば貯めるほど、何かいいものと引き換えができます。
今回、スゴ技ショーの最後の公演が終わったわけですけども。皆さんから「景品のお引き換えをお願いします」という声も、たくさん届いていまして。
イベントも終盤。お引き換えのほうが、どんどん始まっているという状況でございます。
やっぱりね、Tシャツが結構出てますね。
黒色のTシャツで、「スゴ技ショー」の文字と、2人のイラストが入っています。わたしと、ピエロのパット君。スゴ技ショーを一緒に企画してきたパット君です。
このTシャツが結構人気でございまして、皆さんにお喜びいただいております。
3万パフォのマジック道具を、男の子が
そのスゴ技のイベントで、この間お引き換えさせていただいたのが、マジック道具です。
マジック道具は、3万パフォでのお引き換え。
パフォマネーは1枚1000パフォなので、30枚集めないと、引き換えができません。なかなかの枚数なんですよ!
でも、子どもたちも一生懸命集めてね。
パフォマネーをもらう方法は、いろいろありまして。とにかくイベントに参加する、見に行く。それで1枚もらえちゃう。
それから、ステージで「お手伝いしてくれる人」なんて言ったときに手を挙げて、お手伝いをすると、またもらえる。
そうやって30枚集めたお子さんが、マジック道具を選んでくれたんです。
小学3年生の男の子でした。9月26日、総曲輪通りのスゴ技ストリートでのことです。
本当にうれしそうでね。目がキラキラしていて。
その30枚をわたしが受け取って、マジック道具をプレゼントしました。
このマジックグッズが、なかなかすごくて。ひとつの箱の中に、たくさんのマジック道具が入っているんですよ。
正直ね、仕入れ担当はわたしじゃないんで。このラジオのここだけの話ですけど、仕入れ担当はピエロのパット君だったんです。
わたし、要望は言いました。「どうせだから、いろんなマジックがたくさん入っている、そういうマジックグッズにしようよ」とお願いしていて。
まさに、そういうものが届いていました!
箱に入っていたので、中までは見られていなかったんですけども。お渡しするときに、ちょっとふたを開けて覗いてみたら、たくさん入っていましてね。
箱の中を見たときの、男の子の顔がまたうれしそうなわけですよ。ニコニコとして。
お引き換えの日の様子は、スゴ技ストリートの開催レポートにも書いています。
https://comp-office.com/magic-show/sugowaza-street-toyama-2026-september-report/
次の日のスゴ技ショーで、男の子にマイクを向けたら
その男の子に、またお会いしました。お引き換えの次の日、9月27日に富山市民プラザさんの前庭で開かれたスゴ技ショーです。
わたしがお客さんにパフォマネーのご案内をしている最中に、会場にいた男の子へマイクを向けてね。
箱の中身を聞いてみたら、マジック道具が24個入っていたそうです。
マジック道具が24個なんて、マジック好きにとっては夢のような話です!
男の子も、その夢のような道具を見て、実際に練習したんでしょうね!
「どうでしたか、マジック道具は」と聞いてみたら、男の子は、もううれしくて、やってみたと。
やってみたのは、花が出てくるマジックだそうです。
「誰に見せましたか」と聞くと、男の子の答えは「妹」。
男の子の妹ちゃんは、まだ小学校に入っていないぐらいの、小さい女の子でした。
マジック道具を手にしたのは前の日なのに、もう妹ちゃんに見せているんですよ!
「妹ちゃんは、なんて反応しましたか」と聞いたら、すごいと言ってくれたそうで。
それで、会場がドカーンと盛り上がる。
男の子の横に妹ちゃんもいたので、妹ちゃんにもマイクを向けて、「お兄ちゃんのマジック、どうやった? 本当のところ教えて」と聞きました。
返ってきたのは「すごかった」のひと言。
また会場が、ドカーンと盛り上がるっていうね♫
なんか、うれしいですよね。
ただマジックショーを見てもらうのも、いいんですけど。
マジックショーを見て、実際にマジックが好きになって。マジック道具を手にして。そして妹に見せたら、妹も喜んでくれる。
アットホームな、家族団らんの時間があったんだろうな。そう思うと、わたしとしても非常にうれしくなるなぁ、なんて思ったりするわけでございます。
この日のスゴ技ショーの開催レポートは、こちらです。
https://comp-office.com/magic-show/sugowaza-show-vol81-report/
わたしが目指しているトーキングマジックって何?
男の子と妹ちゃんのようなエピソードに出会うと、「こういうことを、マジックショーの中でお話ししていけばいいんだな」と思いまして。出会ったエピソードを、最近、お話しするようになってきました。
わたしが目指している、「トーキングマジック」というひとつのジャンルがあります。おしゃべりマジック、とも言っています。
「おしゃべりしながらマジックするの、当たり前でしょう」と、皆さん思っているでしょうけど。
わたしなりに深掘りしていくと、いろいろ考えるところがありましてね。
一番簡単なおしゃべりでいうと、いまやっていることを、そのまま説明することです。
「右手に、いまボールを持っています。このボールを、左手に渡しました。さあ、そしておまじないをかけます」
こういうおしゃべりは、わたしが思っているおしゃべりマジックじゃなくて。状況説明ですからね。
そうじゃなくて。自分が感じたこととか、経験したことを、このラジオみたいにお話ししながら、マジックができたらな。
そんな夢を、ずっと持っていまして。
どうしたらいいんだろうって、迷いながら、悩みながら、プロになって18年間やってきたんですけど。
最近、その形がおぼろげながら見えてきました。
トーキングマジックについて考えたことは、こちらの記事にまとめています。
https://comp-office.com/magic-show/talking-magic-word-illusion/
「初めて見たマジックを覚えていますか?」と投げかけてみたら
たとえば、マジック道具を手にした男の子の姿を見ていると、初めて見たマジックの話は切り口としていいな、と思いまして。
マジック道具を受け取ったところから、子どもたちのマジシャン人生が始まるかもしれない。男の子にマイクを向けた、あのスゴ技ショーの中でも、お客さんにそんなお話をしました。
そこから続けて、しゃべってみたのがこの問いかけです。
「皆さん、一番最初に見たマジックを覚えていますか」
ふっと、投げかけてみたわけですよ。
そうしたら、お客さんたちが「ん?」という雰囲気になるんですよね。
こちらの言葉に対して、いま何か、昔のことを思い出そうとしている。その空気を、すごく感じまして。
初めて見たマジックの話をしてみると、そういうリアクションをもらえるんです。
そこで、「わたしが一番最初に見たのは、こんなのでした」と、わたしが実際に経験した本当の話を続けます。
保育園のとき、近所のおじさんが、親指が取れるマジックを見せてくれまして。
見せてくれたあとに、おじさんから「次はお前の指を取るぞ」と言われて、めちゃくちゃ怖かった(笑)
親指の話をすると、みんなすごく共感してくれたりしてね。
そのあとに、テレビで初めて見たマジックの話をします。赤いハンカチの色が変わるマジックで、お話ししながら、やってみせるんです。
なんか、自然な導入だよなぁ。
マジックショーの中に、皆さんがスーッと入ってきてくれている感じがあって。「これだ!」という感覚ね。
スゴ技ショーと同じ日の午後、敬老会でも「皆さん、初めて見たマジック覚えてますか」と聞いてみたんです。
みんな、「忘れた」と言っていましたけどね。
でも、敬老会の皆さんのリアクションも面白くて。「忘れた」と言いながら、大笑いしていました!
プロになって18年、ようやくスタートラインに
プロマジシャンになったときに、「トーキングマジックというのを作っていくんだ」と思って。
18年たって、いまようやく、本当にスタートラインに立ってきたな、という感覚があります。
わたし、52歳ですから。あと3、40年はやれると思っているんですけどね。
果たして、どんなふうに進化していくのか。自分でも非常に楽しみです!
おしゃべりマジックを追求していこうと思ったときに、ラジオもすごくありがたいですし、大事なものだな、なんて思いながら。今日もお話をさせていただいているわけです。
マジックショーを見に行くか、というと
CMをはさんで、エンディングです。
「おしゃべり、おしゃべり」と、そんなことばっかり言っていると。「本当に俺、マジック好きなのかな」なんて思う瞬間もあってね。
じゃあ実際、マジックショーをよく見に行きますか、というと。
新しい情報を得るために、見るのは見ますよ。
見るのは見るけども。友達と、家族と、「みんなでマジックショーを見に行こう」ということが、真っ先に行動として起こるかというと、なんか起こらないなぁ、と。
でも、それでいうとね。子どものとき、ずっと野球少年でしたけど。
自分で野球をするのは、めっちゃ楽しいんです。
じゃあプロ野球を見に行くかというと。連れていってもらったことも、ありましたよ。
母親が「チケットが取れたよ」というので。富山のアルペンスタジアムだったか、忘れましたけど、連れていってもらった記憶もあって。
でもそのときもね、試合の3回か4回ぐらいで飽きているんですよね(笑)
野球は、自分でやるのは楽しくても、見に行くのは、また別だったんですよね。
野球少年だったころのことは、2018年のエッセイにも「そんなに強いチームではなかったけど楽しかったなぁ」と書いています。
https://comp-office.com/essay/first-pitch-vanishing-ball/
落語の襲名披露の動画ばかり見ています
落語も、好きだと思っているんですけどね。じゃあ落語が本当に好きかというと。
よくよく考えてみると、落語の本ネタを聴くよりも、枕の部分を聴いているのが、すごく楽しかったりね。枕というのは、本題の落語に入る前のおしゃべりのことです。
最近ハマっているのは、YouTubeで、襲名披露の落語の舞台を見ること。これがすごく楽しくて。
落語家の皆さんには、襲名披露公演というのがありまして。
襲名というのは、代々受け継がれてきた名前を継ぐことで、落語家さんの階級でいちばん上の「真打」になるのに合わせて襲名する方もいます。
たとえば、真打になります、というときに。
真打になるご本人が、真ん中で頭を下げた状態で。
そのまわりに、これまでお世話になった名人たち、師匠たちが肩を並べて。「今後とも、この人をよろしくお願いします」というのを、口上として言っていく。
そういう動画ばっかり見ているんです。
これがまた、面白いんですよ!
真打になるお披露目の会なんて、わりと固いイメージじゃないですか。
だけど、口上を言っていく落語家の師匠の皆さんの、ゆるさ。口上の中に、笑いがあるんです。
ゆるいんだけども、どこかピリッと、落語に懸けてきた師匠の背中が見える瞬間があって。
こういう人間的なものを感じるところに、なんかジーンと来たり。ゆるさに爆笑したり。
大好きで、最近ずっとYouTubeを見ている自分がいます。
どんな形であってもいい
そう思うと、本当に自分が目指しているものって何なんだろう、ということが、ちょっとよくわからなくなってきますよね。
マジシャンとして生きていくんだ、と決めながらも。
でもまぁね。マジックというカテゴリーを、決まった形で捉える必要もなくて。
「コンプレッサーというマジシャン」というジャンルを考えていけばいいのかな、なんて思うとね。
どんな形であってもいいわけで。これまでの形にとらわれる必要は、ないですからね。
秋だからですかね。こんなに深く、いろんなことを考え込んでしまうのは。
夏場はそんなこと全く思わずに、「暑いな、ビールうまいな」ということばっかりだったんですけど(笑)
最近、この季節になってくるとね。ウォーキングしながらも、そんなことばかり考えている今日この頃でございます。
皆さんは、いかがでしょうか。
今週はこの辺で。
お相手はマジシャンのコンプレッサーでした。また来週!
おしゃべりしながらお届けするマジックショーを、イベントや集まりに呼んでみたい方へ。出張マジックショーの料金の目安は、こちらにまとめています。
https://comp-office.com/magic-show/magician-hire-cost-guide/
この放送についてよくある質問
この放送はどこで聴けますか?
2026年10月11日(日)朝9時30分から、FMとやま82.7で放送した回です。約12分のトークを、radikoのポッドキャストで聴けます。
https://radiko.jp/podcast/episodes/9f2f54a8-9241-40a0-a832-5376c2b32626

パフォマネーは何枚で、マジック道具と引き換えできますか?
30枚です。パフォマネーは1枚1000パフォで、マジック道具は3万パフォでのお引き換えです。2026年のお引き換えは、10月12日(月・祝)のスゴ技ストリートまで、とご案内しています。
パフォマネーは、どうすればもらえますか?
スゴ技ショーやスゴ技ストリートに参加する、見に行く。それで1枚お渡ししてきました。ステージでお手伝いをしてくださった方にも、お渡ししています。
トーキングマジックとは何ですか?
わたしが目指している、マジックのひとつのジャンルです。自分が感じたことや経験したことを、お話ししながら演じるマジックのことです。
おしゃべりしながらのマジックショーを依頼する費用はいくらですか?
内容・出演人数・時間・会場によって変わります。ご予算や会場に合わせたご相談は、こちらからどうぞ。
https://comp-office.com/contact/magic-show-pricing/
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」とは?
タイトル:マジシャン コンプレッサーのしゃべっちゃお
番組ディレクター:虎平太
15分一本勝負のフリートーク番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」!
わたしの勝手気ままなトークで、日常・仕事・家族のエピソードをお届けしています!
放送時間:FMとやま 82.7 毎週日曜日 朝9時30分~
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今回のエピソードも、音声で聴くとわたしの熱量がもっと伝わるはず!ぜひチェックしてくださいね。
https://radiko.jp/podcast/channels/686a6fce-7ea5-484a-aa05-69af19b96ba6

