富山のビアパーティー余興でマジックショー|会場全体をステージにする50分
こんにちは!マジシャンのコンプレッサーです!
会場全体をステージにして、歩き回りながら全体を巻き込んでいく。 普通のステージショーでは巻き込むのが難しいと感じたときに使う、ひとつの手法です。富山のマジシャンとして18年やってくるなかで見つけました。
2026年8月5日、ANAクラウンプラザホテル富山の19階レストランで開かれた、銀行支店の納涼ビアパーティーに出演してきました。ステージマジックがおよそ20分、そのあとテーブルマジックがおよそ30分。あわせて50分の時間をいただきました。
この日はまさに、このスタイルがぴったりはまる会場でした。どういうことなのか、当日の写真とあわせて書いていきます。

ANAクラウンプラザホテル富山19階、銀行支店の納涼ビアパーティー
会場はANAクラウンプラザホテル富山の19階にあるレストランです。窓の外には富山市街。夏の夕方から夜へ変わっていく時間帯で、外の景色がゆっくり暗くなっていくのがわかります。
円卓にはアルファベットの卓札が立ち、ビールと料理が並んでいました。銀行支店の皆さんとご家族が集まる納涼会で、堅苦しさのない、笑い声のよく通る会です。
この19階の会場には、以前もパーティー余興でうかがったことがあります。そのときは開演前の準備で気づいたことを記事にしました。
https://comp-office.com/magic-show/ana-crowneplaza-toyama-magic-show-nafuda/
ANAクラウンプラザホテル富山(富山市大手町)
https://www.anacrowneplaza-toyama.jp/
「会場全体をステージにする」とはどんなやり方?
演台の上だけをステージと考えず、円卓のあいだもカーペットの上も全部ステージだと考えて、歩き回りながら演じるやり方です。
上の写真の右手前に見える木の床が、この日のステージです。ここに立ちっぱなしにするのではなく、客席のあいだへ入っていって、どのテーブルの前にも立つ。そういう組み立てにしました。
ステージショーと聞くと、段差の上に立って何かをするイメージが強いと思います。もちろんそれが合う会場もたくさんあります。ホールや、正面に全員が向いている式典のような場では、段差の上のほうが断然よく見えます。
ただ宴会場は事情が違います。客席の照明は明るいまま。お客様はビールを飲み、料理を食べ、隣の方と話しながらご覧になります。正面を向いて静かに待ってくださる状況ではありません。
そして今回のように、段差といちばん近いテーブルとのあいだにカーペットの空白が数メートルある会場だと、演者と客席のあいだに「見る側/見られる側」の線が引かれやすくなります。線が引かれた瞬間、後ろのテーブルは「うちの卓には関係のない時間」になってしまう。
だったら、その空白ごとステージにしてしまえばいい。歩いて入っていけば、線は最初から生まれません。

会場全体をステージにするのと、テーブルマジックはどう違う?
ひとつの現象を会場全員で共有するのがステージマジック、テーブルごとに完結するのがテーブルマジックです。 歩き回っていても、この違いは変わりません。
会場全体をステージにするやり方は、あくまでステージショーです。マイクを持って全体に語りかけ、起きている現象は会場のどこからでも見えるものにする。ただ立ち位置が、段差の上ではなく円卓のあいだにあるだけ。
一方テーブルマジックは、その卓の皆さんだけのために、目の前で演じるものです。同じ「近い」でも、狙っているものがまったく違います。
会場全体をステージにするときに気をつけているのは、次の3つです。
- どのテーブルの前でも一度は足を止める — 通り過ぎるだけだと「回ってもらえなかった卓」ができてしまいます
- 現象は大きく、手元は見せすぎない — 近くの方に合わせると、遠くの方に届かなくなります
- 視線は歩いた先ではなく、いちばん遠いテーブルに置く — 声も自然にそこまで届きます
会場の形に合わせて組み立てを変えるという話は、以前オークスカナルパークホテルでのパーティーでも書きました。同じ30分でも、毎回まったく同じにはなりません。
https://comp-office.com/magic-show/party-magic-live-feel-toyama/
ステージマジックとテーブルマジックの組み合わせについては、こちらでも詳しく紹介しています。
https://comp-office.com/magic-show/oaks-canal-park-hotel-party-magic-show/

ステージ20分のあと、2人で6卓を回りました
会場全体をステージにしたショーを20分ほどお届けしたあとは、テーブルマジックの時間です。ここからは弟子のともやん(コンプオフィス所属)も加わって、2人で会場を回りました。
この日は6卓。2人で3卓ずつ、およそ30分かけて順番にうかがいました。
テーブルマジックは、目の前30センチで起きます。カードやコインが手のひらで変化する、あの距離です。会場全体が沸いたあとに、今度は一人ひとりの目の前でやる。この落差が、宴会という場にはよく合います。
「えっ、今どうなった?」と身を乗り出す方。隣の方の肩を叩いて「見た?今の見た?」と言う方。同じことをやっているのに、卓によって反応がまったく違うのがおもしろいところです。
お酒が進んだ会場は、リアクションがまっすぐ返ってきます。しんとした会議室での30分と、ビールの入った宴会場での30分は、まるで別物です。

数年前の支店でのご縁が、この日につながりました
うれしいことがありました。この日の支店長さんは、数年前に別の支店でお世話になった方だったのです。
異動された先で、また声をかけてくださった。これは本当にありがたいことです。
同じようなことが、9年目のころにもありました。富山でお世話になった方が札幌へ転勤され、そのご縁が札幌での仕事につながった。エッセイに書いた出来事です。
https://comp-office.com/essay/toyama-magician-sapporo/
会が終わったあと、うちでも呼びたいというお声をいくつもいただいて、名刺交換もさせていただきました。
出演が次の出演につながっていく。芸人としてこれ以上ありがたい展開はありません。
夏の宴会シーズンは、こうしたご縁が重なる時期でもあります。7月末には新潟県糸魚川市の納涼会にもうかがってきました。
https://comp-office.com/magic-show/itoigawa-niigata-noryokai-magic-show/

富山のビアパーティー余興によくある質問
ビアパーティーの余興は何分くらいが目安ですか?
30分から1時間が目安です。この日はステージマジック20分とテーブルマジック30分で、あわせて50分でした。歓談の時間とのバランスもあるので、幹事様のご希望をうかがって決めています。
ステージがない会場でもマジックショーはできますか?
できます。会場全体をステージにして歩き回るやり方なら、段差そのものが必要ありません。必要なのは、演者が立てる1〜2畳ほどのスペースと、マイクが使える環境です。
会場が広くて後ろの席まで届くか心配です。どうすればいいですか?
会場全体をステージにする形をご提案します。演者が客席のあいだへ入って歩き回るので、後方のテーブルにも同じ距離で届きます。会場の広さと卓の並びを事前にうかがえれば、当日の動線まで組んでおけます。
テーブルマジックは何卓まで回れますか?
卓数と時間から逆算してご案内しています。この日は2名で6卓を30分。卓数が多い会では、出演者を増やすか、ステージ中心の構成に切り替えるかをご相談します。
富山でマジシャンを呼ぶ費用はいくらですか?
内容・出演人数・時間・会場によって変わります。目安はこちらのページにまとめていますので、ご検討の際にご覧ください。
https://comp-office.com/contact/magic-show-pricing/
まとめ|同じ50分でも、会場によって形は変わります
段差があるからその上に立つ、とはかぎりません。段差の上から演じるほうが届く会場もあれば、会場全体をステージにして歩き回ったほうが届く会場もあります。
18年やってきて確かに言えるのは、答えは会場の中にあって、その場で決めるしかないということです。当日入って、椅子の並びと卓の距離を見て、そこで組み立て直す。この日はそれがうまくはまりました。
大いに盛り上がって、こちらまでうれしくなった夜でした。お招きくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
富山県内・北陸エリアでの宴会やパーティーの余興をお考えでしたら、お気軽にご相談ください。会場の写真を一枚お送りいただくだけでも、ご提案の精度がぐっと上がります。
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