約300名のビアパーティーでステージマジック30分|富山グランテラス
こんにちは!マジシャンのコンプレッサーです!
先日、富山市のホテルグランテラス富山4階の大ホールで、企業様の約300名ビアパーティーにマジシャンとして出演してきました。ご依頼いただく余興マジックは、内容によって短いものは20分、長いものだと1時間ほどまでいろいろな幅があるのですが、この日はたまたまステージマジック30分というお題でした。着席のビアパーティーでお酒も入る中、最後まで会場全体でグッと集中して楽しんでいただくために、当日会場側にお願いしたのはたったひとつです。ステージの高さを90cmまで上げていただくこと。これがバッチリ効いて、盛り上がりが途切れないステージになりました。富山でマジシャンに余興を依頼する時のちょっとした工夫として、この日の空気感とあわせてお伝えします。

富山の企業パーティーでいつも提案しているスタイルは?
飲食を伴うパーティー余興でいつもおすすめしているのは、ステージショーとテーブルマジックの組み合わせです。この形が、着席パーティーとマジックの相性としてはいちばんバランスがいいと感じています。
テーブルマジックは、一度に楽しんでいただける人数が限られる代わりに、1卓およそ4分で回ることができます。マジシャン1名でも、20分あれば5卓は回ることができる計算です。
会場全体の卓数とマジシャン人数の組み合わせで、どのぐらい回れるかの目安をまとめると次のようになります。
| マジシャン人数 | 20分で回れる卓数の目安 | 30分で回れる卓数の目安 |
|---|---|---|
| 1名 | 5卓 | 7〜8卓 |
| 2名 | 10卓 | 14〜16卓 |
| 4名 | 20卓 | 28〜32卓 |
ステージに釘付けにならなくても、同僚の皆さんとお酒を飲んだり、会話をしたりしながら、順番にテーブルマジックを楽しんでいただけるのが良さです。交流もコミュニケーションもいっそう深まるので、企業パーティーの空気にとても合います。

なぜ「ステージだけ」の依頼が最近増えているのか?
「途中でマジックにも集中してグッと楽しみたい」というお客様側のニーズが増えているからです。
ここ最近、テーブルマジックを組み合わせず「ステージでやり切ってほしい」というご依頼を、ありがたいことにたくさんいただくようになりました。今回の富山グランテラスでのビアパーティーも、まさにそのご依頼でした。
食事とお酒を楽しみながらの時間ではあるけれど、マジックの時間はマジックの時間として、全員でひとつのステージに集中したい。そんな企業様の意図がはっきりしている時ほど、ステージショーが力を発揮します。
ステージ側としても、1本勝負に全力を注ぐことができるので、演目の順番から間の取り方まで作り込みがいがあります。今回のように30分の枠でご依頼いただくこともあれば、20分の場合も、45分・1時間の場合もあります。いただいた時間の中で、いちばん良い流れを毎回組み立て直しています。
実は昔、テーブルマジックは「マジシャンの逃げ」だと思っていました
正直に告白すると、ある時期まで「テーブルマジックはマジシャンの逃げだ」と口にしていた時期がありました。理由はシンプルで、テーブルマジックはやれば絶対に盛り上がるとわかっているからです。
お客様の目の前で見せる至近距離の不思議。これはウケないほうが難しい世界です。だからこそ、そこに頼りきってしまうと、ステージで勝負する筋力が抜けていく気がしていました。
そうではなくて、宴席でどんなに賑やかでも、お酒が入っていても、遠くの席のお客様まで含めて、ステージ1本でしっかり注目してもらえるマジシャンでありたい。その思いが強かったので、当時は発破をかける意味で「テーブルマジックは逃げ」と宣言していた時期があったのです。
もちろん今は、テーブルマジックの持つ人と人との距離の縮まりも、ステージショーの巻き込む力も、どちらも大切だと思っています。ただ、ステージで完結させる力を土台にしておくという考え方は、あの時期に鍛えられました。
プロマジシャンの点数の付け方については、ずいぶん前にエッセイでも書いています。
https://comp-office.com/essay/pro-magician-perfect-score/
そこで書いた「60点を下回らない」という感覚は、そのままステージ全体をどう作るかにつながっています。

富山でステージマジックを依頼するときの「たった一つのお願い」とは?
ステージの高さを90cmまで上げていただくことです。今回の富山グランテラスでのビアパーティーで、当日お願いしたのはこの1点だけでした。
ただしこれは、あくまで約300名という大人数の着席パーティーだからこそのお願いです。20〜30名、40〜50名といった小〜中規模のマジックショーであれば、ステージはそこまで上げなくても、床置きや低めのステージのままで十分に対応できる会場がほとんどです。会場の広さやレイアウト、備品の環境によっては、そもそもステージ自体を用意できないこともあります。基本的には会場・備品の環境に合わせて柔軟に対応するのが私のコンセプトなので、無理なお願いはしないようにしています。今回のホテルグランテラス富山さんは大ホール&大人数に対応できる備品の余裕があったので、90cmまで上げていただくお願いをした、という背景です。
そのうえで、大人数の着席パーティーでなぜ90cmが効くのかというお話をさせてください。着席のパーティーでは、お客様が椅子に座られた瞬間、頭の高さまでがまるで壁のように連なります。低いステージのままだと、後ろの席のお客様から見るとバストアップしかほとんど見えないという状況になってしまうのです。
どんなに大がかりなイリュージョンでも、ステージ上で行う演目は、ほぼ人の体の影に入って見えなくなってしまいます。そうなると、後方のお客様の集中を最後まで維持していただくのはなかなか難しくなります。「見えないから、お隣とおしゃべりしよう」というモードに自然と入ってしまうのは当然のことです。
ステージ90cmという高さは、この壁のちょうど上に、演者の腰から下まで含めた全身が出てくれます。後ろの席のお客様の視線が、ステージ全体を自然と追える。手品の細かい動きから大きめのイリュージョンまで、ちゃんと届く。大人数でも全身がしっかり見えることが、集中してもらえる時間の質を大きく左右します。
会場側にはひと手間おかけしてしまいますが、投資対効果はとても大きい工夫です。今回のホテルグランテラス富山さんも快く90cmまで上げてくださいました。
https://www.granterrace-toyama.com/

当日の空気感
幕開けから最終演目まで、笑いと拍手が絶えないステージになりました。ステージが十分な高さまで上がっているおかげで、後方の卓のお客様まで含めて反応が返ってくるのがわかります。
ステージから見ていて、これは本当にありがたい景色です。会場全体でひとつのステージに集中していただけている、その空気感が肌で感じられました。
ホテル側でPA卓の横から見守ってくださっていたご担当の方からも、後日「大変盛り上がってのステージショー、見ごたえがありました」「大変喜ばれたと報告を受けております」とのお言葉を頂戴しました。会場スタッフの方から見て「見ごたえがあった」と言っていただけたのは、90cmという高さがあってこそだと思っています。
ステージ後には、お客様からも温かい声をたくさん頂戴しました。マジシャンをやっていて幸せだなあと感じる瞬間です。
同じホテルグランテラス富山さんでのステージについては、少し前にも別の企業様の会でご一緒したことがあります。
https://comp-office.com/magic-show/granterrace-toyama-magic-show-202604/
会場ごとに空気は違いますが、「ステージ1本でやり切る」という設計そのものは共通の型として育っています。
富山のビアパーティー余興との比較
同じ「ビアパーティー×マジック」でも、会場の広さや人数、席のレイアウトによって設計は異なります。以前、富山のANAクラウンプラザさんで開催されたビアパーティーでは、会場全体をステージにして歩き回る50分という別のアプローチをご提供しました。
https://comp-office.com/magic-show/toyama-beer-party-magic-show-ana-crowne-plaza/
また、ステージ15分+テーブル15分の合計30分のライブ感を狙ったパーティーでは、こちらの30分の作り方をとっています。
https://comp-office.com/magic-show/party-magic-live-feel-toyama/
つまり、ひと口に「余興マジック」と言っても、会場×人数×席の形×お客様のノリを掛け合わせて、毎回組み立て直しています。テンプレどおりに投げ込むショーではありません。
今回のように「ステージだけで完結」というご依頼は、その最も骨太な形でした。
よくある質問
ビアパーティーの余興マジックは何分ぐらいがおすすめですか?
内容や会場によって20分〜1時間ぐらいまで幅があります。着席のパーティーでは30分前後を選ばれる方が多いですが、短いものは20分、長いものは1時間の構成もあります。ステージ単独なら20〜30分、ステージ+テーブルの組み合わせなら合計45〜60分あたりが、富山の企業パーティーでよくいただく設計です。お客様のイメージに合わせてご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。
富山でマジシャンを呼ぶ費用はどのくらいですか?
内容・人数・時間によって変動しますので、お問い合わせいただければ具体的な設計と一緒にお見積もりをお出しします。着席パーティーでのステージショー1本と、ステージ+テーブルの組み合わせとでは、必要な人数も準備も変わってきます。
着席のパーティー会場でも、本当にステージの高さを上げてもらうべきですか?
大人数の着席パーティーであれば、上げていただくメリットが大きくなります。目安として、100名を超えるような会場で、後ろの席のお客様から見て「頭の壁」ができそうなレイアウトなら、高さ90cm前後を検討していただくのがおすすめです。逆に20〜50名規模の小〜中規模なパーティーであれば、ステージなし・低めのステージのままでも十分に対応可能なことがほとんどです。会場の広さや備品の環境によっても違いますので、無理は言えません。基本的には会場に合わせて柔軟に対応するのが私のスタイルです。事前にご相談いただければ、その会場でいちばん良い形を一緒に考えます。
300名規模の大人数パーティーでも、最後までマジックを楽しんでもらえますか?
楽しんでいただけます。ポイントは3つです。ステージが十分な高さまで上がっていること。演目の順番と間の取り方が大人数のノリに合っていること。そして、お客様の反応が返ってきているかを常にステージから読み取っていること。この3つが揃えば、300名規模でもしっかり集中を保っていただけます。
まとめ
富山のホテルグランテラス富山さんでの、約300名ビアパーティー ステージマジックの報告でした。今回はたまたま30分という枠でしたが、20分〜1時間まで、いただいたお時間に合わせて毎回作り込んでいます。
飲食を伴うパーティーは、ステージ+テーブルの組み合わせが基本のおすすめですが、「ステージだけでやり切ってほしい」というご依頼も、しっかりお応えできます。そのために大事な工夫のひとつが、大人数の着席パーティーであれば、ステージの高さを90cmまで上げていただくというお願いです。ちょっとしたことに見えて、集中の質を大きく左右します。小規模のパーティーであれば、そこまで無理なお願いはしません。会場や備品の環境に合わせて柔軟に対応するというのが、私の基本的な姿勢です。
この日、会場を作ってくださったホテルグランテラス富山の皆様、素敵な機会をくださった企業様、そして最後まで温かく楽しんでくださったお客様に、心から感謝申し上げます。またぜひご縁を頂戴できましたら嬉しいです。
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