富山県倫理法人会の年度はじめ式|1000社をめざす一年が開幕
こんにちは!マジシャンのコンプレッサーです!
2026年9月1日(火)、オークスカナルパークホテル富山で、富山県倫理法人会の「年度はじめ式」が開かれました。県の役員と、県内各地の単会(地域ごとの支部)の役員が、そろって顔をあわせる一年のスタートです。
ちなみにこの一年は「令和9年度」と呼びます。9月に始まって翌年8月に終わるので、終わる年の元号を取るんですね。西暦とひとつずれるので、最初はよく混乱しました(笑)
倫理法人会というのは、経営者が集まって学び合う団体です。活動の中心は、毎週1回、朝6時から開かれる経営者モーニングセミナー。うまくいった話も、うまくいかなかった話も、経営者どうしがそのまま持ち寄る場所です。
ふだんはステージでマジックをしていますが、この会では富山県の幹事長というお役をいただいております。富山県倫理法人会の岩崎弥一会長を補佐して、県内8つの単会と4つの委員会をまとめていく役どころですね。今年度で2期目になります。
8月には富山市倫理法人会の20周年記念式典で、そのあとの祝賀会の余興でマジックをつとめさせていただきました。マジシャンとして呼ばれる日もあれば、裏方に回る日もある。おかげさまで、なかなかにぎやかな夏でした。
https://comp-office.com/magic-show/toyama-shi-rinri-20th-magic-2026/

倫理法人会の年度は、いつからいつまで?
9月1日から、翌年の8月31日までです。
4月でもなく、1月でもない。9月1日が、この会にとっての元日にあたります。だから8月31日は大晦日みたいなもので、9月1日を境に新しい役員体制になります(続投の方もいます)。
会社の決算とも学校の新学期とも、ずれています。最初はこの感覚がなかなかつかめませんでした。夏の終わりに「明けましておめでとうございます」と言い合っているようなものですから(笑)
ただ、何年か続けているうちに、これがなかなかよくできているなと思うようになりました。夏のあいだに一年をふり返って、暑さが少しゆるむころに新しい体制で走り出す。区切りとしては、けっこう気持ちがいいのです。
年度はじめ式では、何をするの?
新しい役員に辞令が手渡され、各単会が今年度の目標を掲げる。この二つが中心です。
式典は、国歌斉唱で幕を開けます。
全国の本部にあたるのが、一般社団法人 倫理研究所。そこから前川副理事長と、東海・北陸ブロックを担当する松本方面長、猿渡副方面長にお越しいただきました。
そして、辞令交付。役職の任命状を手渡していく場面ですね。倫理研究所の丸山敏秋理事長に代わって、前川副理事長から交付していただきました。
名前を呼ばれた人が返事をして、辞令を受け取ります。県の役員、各委員会の正副委員長、単会の役職者と、順番に呼ばれていきます。

呼ばれた人が一人ずつ増えていって、前に並ぶ列がだんだん長くなる。あの光景がいいんですよ。
そのあと、倫理研究所から贈られる「参事」という称号を、富山県から新たにお二人が受けられました。上の集合写真の前列で、額を手にしているのがそのお二人です。
このあと会長のご挨拶があり、各単会の決意発表へと続きます。8つの単会の会長が順に、今年度の年間スローガンと目標を掲げていきます。最後は県。設立準備中の高岡市中央(準)は、この日は懇親会の席で決意を述べました。
そして、前川副理事長の式辞。
今年度の目標は「ハッピーカンパニー1000」
富山県倫理法人会の令和9年度は、県内1000社を目標に掲げています。
「Happy Companies 1000(幸せな企業を1,000社作ろう)」は、山田秀夫前会長の時代から受け継がれてきたスローガンです。岩崎会長は年度はじめ式の翌朝、ご自身のSNSでこう書かれていました。
数を増やすことが目的では決してない。けれど、やはり数は力である。幸せな企業が1,000社を超えれば、それだけのプラスの影響力を持つことになる——。
この「数が目的ではない、けれど数は力だ」という言い方が、ずっと胸に残っています。
きれいごとだけでも進まないし、数字だけを追いかけても続かない。その両方をいっぺんに引き受ける覚悟が、この一文には入っているなと。
1000社という目標については、6月に熱海で開かれた全国の会長・幹事長が集まる場に参加したときにも書きました。
https://comp-office.com/lecture/rinri-atami-houshin/
あのとき富山へ持ち帰った「本気」が、ようやく年度のスタートラインに立った感じです。
今年度の合言葉は「1日1タネまき。」
もうひとつ、今年度から県内で統一した合言葉があります。
「1日1タネまき。」
〜毎日ひとつ、倫理のよさを届けよう。〜
社数の話をすると、どうしても「何社集めるか」に寄っていきます。そこで今年度は、社数で固定せずに行動のスローガンで県内をそろえることにしました。会員一人ひとりのところまで浸透させたい、というのが狙いです。
できることから、気軽にひとつ。
- 「今日、こんな気づきがあったよ」と話す
- 「今度、いっしょにどう?」と声をかける
- 倫理法人会の活動や学びを、SNSで紹介する
- 仲間の発信に「いいね!」する。コメントする。シェアする
伝えることも、誘うことも、応援することも、その一つひとつがタネまきです。
一人ひとりの今日の一歩が、新しい出会いを育てて、仲間の輪を広げていく。1000社という数字は、その積み重ねの結果として付いてくるもの、という考え方ですね。
幹事長として、当日いちばん気にしていたこと
式が始まる前の時間です。
年度はじめ式は、進行台本があって、辞令を読み上げる順番があって、壇上に並ぶ立ち位置があって、記念撮影の並び順があって、そのあと懇親会の席次まで続いていきます。ひとつずれると、後ろが全部ずれる。
こういうのはマジックの舞台とまったく同じで、本番のクオリティは、幕が開く前にほとんど決まってしまいます。
カードのマジックだって、上手な人の映像を何度見てもできるようにはなりません。カードを持って、落として、拾ってを何百回とくり返して、やっと手が覚える。舞台の段取りも同じで、当日の朝に「なんとかなるだろう」と思っている部分は、だいたいなんとかなりません(笑)
だから前日までに、読み上げ名簿のふりがなを確認して、リハーサルの時間を確保して、当日に合流する人へのフォロー役を決めておく。派手さはありませんが、この積み重ねが当日の空気をつくります。
幹事長のお役はいろいろありますが、根っこにあるのは「会長が思い描いていることを、形にして、県内に届くようにする」ことだと思っています。方針を書いて配って終わりではなくて、それが単会の現場で動きに変わるところまで見届ける。
難しいのは、こちらが決めすぎてもいけないところですね。単会にはそれぞれの色があって、うまくいくやり方も違う。決めるべきところと、任せるところの線引きに、いつも頭を使います。
一会員として、うれしかったこと
役をいただいていても、根っこは一人の会員です。
名前を呼ばれて返事をする、あの声の大きさが人によって全然ちがうんですよ。緊張でうわずっている人、腹から出ている人、照れくさそうな人。その一つひとつに拍手が起きる。
入会してから12年になりますが、9月1日のあの空気だけは毎年ちがいます。県内各地の単会の役員が、そろって同じ部屋にいる。この日にしかない光景です。
岩崎会長が投稿の中で引いていた言葉が、ふたつあります。
「人はどんな場に身を置くかで人生が変わる」
「人は人で磨かれる」
このふたつは、倫理法人会に入る前と後で、いちばん実感が変わったところです。
マジシャンという仕事は、やろうと思えば一人で完結してしまいます。ネタも一人で作れるし、営業も一人でできる。ただ、そうやって回していた頃と今とでは、見えている世界の広さがまるで違います。
朝6時に集まって、社長さんたちが失敗ごと差し出す1時間。あれを浴び続けているうちに、ものの受け取り方が変わっていったなと思います。

式典のあとは懇親会、そして有志で二次会へ。上の写真は、その二次会です。この空気が、たぶんいちばん正直なところですね。
二次会になると、肩書きの話も社数の話もあまり出てきません。仕事の悩みと、家族の話と、どうでもいい笑い話。そういう時間があるから、朝6時にまた会おうと思えるのだと思います。
先月、同じ年に入会した仲間が集まる「同期会」でも、同じように感じました。単会が違っても、いちど話し込めば一気に近くなります。
https://comp-office.com/lecture/rinri-toyama-doukikai-2026/
9月30日までに、何をするか
年度はじめ式のあとは、新役員の顔合わせ会です。グループに分かれて、「9月30日までに、このグループで何を回すか」を話し合いました。
各単会には夏のうちに「9月30日までに行うこと」を出してもらっています。この日にお願いしたのは、その宣言について9月30日時点の「完了の形」を決めてください、ということでした。
一年は長いようで、あっという間に過ぎます。年度の頭に立てた計画がそのまま残っているうちに、最初の1か月で何を終わらせるかを決めてしまう。ここが動くかどうかで、一年の走り方がだいぶ変わります。
じつは、宣言を並べて読み返してみて、まず県の分が危ないなと思ったんです。
「準備に着手する」「周知する」。書いたときは動く気まんまんなのに、これでは9月30日に何をもって終わりと言えるのか決まっていません。期限と担当が入っているかどうか。そこだけの違いなのに、月末の景色はまるで変わります。
これは倫理法人会にかぎった話ではないですよね。
「やります」で終わるか、「誰が・いつまでに」まで書くか。会社の会議でも、たぶん同じことが起きていると思います。
もし今、何か動かしたいことがあるなら、今日ひとつだけ選んで、期限と担当を書き足してみてください。それだけで、来月の景色が変わります。
よくある質問
倫理法人会の年度はじめ式とは何をする式ですか?
新年度の役員に辞令を交付し、各単会が今年度の目標を掲げる式典です。倫理法人会の年度は9月1日に始まるため、年度の切り替わりに合わせて開かれます。富山県は2026年9月1日(火)に、オークスカナルパークホテル富山で開催しました。
富山県倫理法人会にはいくつの単会がありますか?
2026年9月現在、8つの単会と、設立準備中の高岡市中央(準)倫理法人会があります。富山市・高岡市・富山市中央・小矢部市・射水市・にいかわ・となみ野・富山市西の8単会で、活動の曜日も会場もそれぞれ異なります。
「ハッピーカンパニー1000」とは何ですか?
富山県倫理法人会が掲げる、県内1000社をめざすスローガンです。英語表記「Happy Companies 1000(幸せな企業を1,000社作ろう)」のカタカナ読みで、山田秀夫前会長の時代からのスローガンを、岩崎会長の令和9年度もそのまま引き継いでいます。
経営者モーニングセミナーは会員でなくても参加できますか?
参加できます。会員以外の方でも見学いただけます。富山県内には各地に単会があり、開催の曜日や会場はそれぞれ異なりますので、お近くの単会にお問い合わせください。経営者でなくても大丈夫です。
おわりに
9月1日は、倫理法人会にとっての元日です。
幹事長として見る年度はじめ式は、段取りの塊です。ずれないように押さえる場所がいくつもあります。一会員として見る年度はじめ式は、拍手の音と、返事の声と、緊張している人の背中でできています。
どちらも本当のところで、たぶん両方あったほうが、この会のことがよく見えるのだと思います。
1000社という数字は、まだ距離があります。でも「1日1タネまき。」なら、今日から誰にでもできます。
一年後の8月に、みんなでいい顔をして写真に写れるように。まずは9月30日まで、しっかり走ります。

