倫理法人会の同期会で中締めのご挨拶|辞める人と残る人の違い
こんにちは!マジシャンのコンプレッサーです!
2026年8月23日(日)の夜、富山県倫理法人会の「同期会」に参加してきました。
この日は昼間に3か所でマジックショー。最後の会場を片づけて、そのまま着替えて駆けつけるという、なかなかハードな一日でございました(笑)
こんなに多くのお仕事があるのも、まわりまわって、倫理法人会での学びが大きな影響を与えているなと感じずにはいられません。
倫理法人会というのは、経営者が集まって学び合う団体です。活動の中心は、毎週1回、朝6時から開かれる勉強会。経営者どうしが、うまくいった話も失敗もそのまま持ち寄る場所です。
ふだんはステージでマジックをしていますが、この会では富山県の幹事長というお役をいただいております。富山県倫理法人会、岩崎会長を補佐して、県内の単会(支部)や委員会をまとめていく役どころですね。
そしてこの夜、「中締め」のご挨拶を仰せつかりました。宴もたけなわのところで、いったん会を締めるあの挨拶です。

そもそも同期会って、なんの会?
同じ年度に入会した1年目の会員の皆様が、地域の枠を越えて集まる会です。
倫理法人会には市や地域ごとに「単会(たんかい)」という支部があります。ふだんの活動は、その単会ごとに行われます。
だから、同じ年に入った人どうしでも、単会が違えば顔を合わせる機会がほとんどありません。その"同期"を、県内からまとめて一か所に集めてしまおう、というのがこの会です。
なかなか全員参加とはいきませんが、それでも多くのご参加をいただきました♫
会場は、南国みたいな飾りつけのお店。天井から色とりどりの電球がぶら下がっていて、集まった時点でもうにぎやかでした!
実は今年、開催される予定のなかった会でした
正直なところを、先に書いておきます。
今年度、同期会の開催予定はありませんでした。「絶対にこれはやった方がいい」と提起してくださった方がいて、それで急きょ決まった会です。
しかも正直に言えば、参加してみるまで、この会の価値をちゃんとわかっていませんでした。
参加してみて、考えが変わりました。これは絶対にやった方がいい会です。
会長のご挨拶に間に合わず、トークショーから合流
会は、富山県倫理法人会・岩崎会長のご挨拶から始まりました。

……が、こちらは少し遅れての到着。会長のご挨拶を聞けずじまいでした。これは残念!
会場に入ったときには、すでに「いきなりトークショー」が始まっていました。
やり方はいたってシンプル。参加者の名刺を入れたボックスから、その場で5名を引き当てます。呼ばれた方は前に出て、お名前・所属単会・お仕事・入会したきっかけ・入ってみての印象を話していただく。
打ち合わせなし、心の準備の時間ゼロ。
名前が読み上げられた瞬間の「えっ、私!?」という顔。そこで会場がどっと沸くわけです。もう最高でした!!
引き当てられた方の中には、9月から県のお役をお願いされている方や、来月から単会の運営委員になるという方も。1年目とは思えない働きぶりの人が、こんなにいるのかと驚きました。
続いて「個性を引き出すトークショー」。緊張している方に「個性をいっぱい出してください!」と声をかけて、その方の人柄をみんなで引き出していく時間です。
司会はベテランの会員さんと、2年目の会員さん。運営にも2年目の皆様が大きく関わってくださっていて、そのチームワークが気持ちよかったです。
いろんな方のスピーチが聞ける。これがこの会の魅力
トークショーのあとは、各単会の会長・会長予定者からのご挨拶が続きました。
みなさん、ご自身のことばで、実際にやってみて起きたことを話してくださいます。
この「いろんな方のスピーチをまとめて聞ける」というのが、同期会の魅力のひとつなんです。ふだんは単会が違えば聞く機会のない話が、一晩で何本も入ってくる。
立派な話をする場ではなくて、失敗もそのまま差し出す場。この空気が、倫理法人会という団体をいちばんよく表しているところかもしれません。
中締めで話したこと|辞める人と残る人の違いは何か
さて、ここからが仰せつかった中締めのご挨拶です。
入会して、12年になりました。
1年目のころを振り返ってみると、こういう会はありませんでした。先輩に「入らんけ」(富山弁で「入らないか」ですね)と言われて、「じゃあ入ってみます」と言って入って、何もわからないまま突っ走ってきた。
その結果、価値がわからないまま辞めていった方を、たくさん見てきました。一方で、何年も残っていて「本当にいい会だ」と言い続けている方もいる。
この違いって、なんだろう。
ずっと見てきて行き着いたのは、仲間かな、というところでした。
学びの深さも、お役をお預かりすることも、もちろん大事です。その上で、続くかどうかを分けているのは、となりに誰がいるかじゃないかなと。
だとしたら、1年目という早いタイミングで、単会を越えていろんな仲間と出会えるこの会は、それだけでもう価値があります。
ビジネス禁止の会なのに、なぜ仕事につながるの?
倫理法人会には、けっこう厳しいルールがあります。
- 会を使った営業活動は禁止
- 政治活動の勧誘・PRも禁止
- 宗教活動の勧誘・PRも禁止
なぜ禁止なのかというと、学びの邪魔になるからです。
「あの人が私の商品を買ってくれたから、私も買わなきゃいけない」。そういうものが出てきた瞬間に、学ぶどころではなくなってしまう。だから最初から線が引いてあるわけですね。
ところが、です。
名刺交換をして、毎週の朝の勉強会で一緒に学んでいると、だんだん心がつながってきます。すると気づいたときには「あの人にお願いしたいな」というのが、会の外で自然と出てくるんです。
これはもう、自然の形ですよね。
商売をメインにしようとするとややこしくなる。でも、一緒に学ぶ心がつながっていくと、気づけば仕事にもなってくる。
この「出せば返ってくる」という感覚が、倫理法人会のいちばんおもしろいところだなぁと感じています。
とにかく続けてください。そして経営者モーニングセミナーへ
12年経った今の感覚を、1年目の方にうまくお伝えするのは、正直むずかしい。
話しながら、自分でも気づいたことがありました。「1年目の皆様に伝わるように」と考えているこの頭は、もうすっかりこの会に染まっているんですね。それはそれでいいことなんですが、1年目のころの気持ちをちゃんと思い出して、そこを理解したうえで話さなきゃいけないなあ、と。
だから中締めの締めくくりは、この2つにしました。
- とにかく続けてください
- そして経営者モーニングセミナーに通ってください
経営者モーニングセミナーというのが、冒頭に書いた朝6時の勉強会の正式な呼び名です。毎週1回、1時間。経営者が、うまくいった話だけでなく失敗もそのまま差し出してくれます。
それを朝いちばんに浴びると、その日一日の背筋が伸びます。
理屈じゃないんです。通っているうちに、ある日ふっと「うわ、こういうことか」とわかる瞬間がやってくる。
その瞬間まで、とにかく続けてほしい。
続けていれば世界が広がっていく。これは倫理に限った話ではなくて、10年ほど前のエッセイにも同じことを書いていました。
ソフトボールでデッドボールを食らって、おなかが出ていることに気づいて、水泳を始めて。通っているうちに泳げる距離がどんどん伸びていった、という情けない出だしの話です(笑)
https://comp-office.com/essay/keep-going-softball/
来年度は1000社!全員で人差し指を立てて
富山県倫理法人会は、来年度、会員1000社を目指します。倫理法人会の年度は9月から始まるので、もう目の前です。
撮影の合図で、全員の人差し指がぴょこんと上がりました。あちこちから笑い声が起きて、いい集合写真になりましたよ!

1000社というのは、単なる数字あわせではありません。仲間が増えるほど、出会える経営者が増えて、学びの場そのものが厚くなっていきます。
つまり、これから何年も通うことになる1年目の方ほど、得をする話なんです。
だからこそ、1年目のみなさんにも「ぜひ仲間を誘ってください」とお伝えしました。困っている人、がんばっている友達に、ちょっと声をかけてみていただきたい。
この目標については、7月の決誓会(けっせいかい/目標に向けて決意を声に出して誓い合う会です)でも、会員の皆様と確認したところでした。
https://comp-office.com/lecture/rinri-toyama-kesseikai-2026/
二次会で聞かれた「入って、何が変化した?」
会のあとの二次会で、こんな質問をいただきました。
「倫理に入って、いちばん変化したことって何ですか?」
考えて出てきた答えは、明るくなった、でした。
もともと暗かったわけではないんです。ただ、ひとことで「明るい」と言っても、いろんな明るさがある。その違いに気づけたことが、いちばん大きいのかもしれません。
表面的な明るさも、もちろん大事です。ただ目指しているのはその先で、心の底からネガティブを排除した、すなおな明るさ。
……とはいえ、まだまだ学びが足りません(笑)
仕事というのは、理想があって、こうしたいという願いがあって、うまくいったり失敗したりしながらやっていくもの。
倫理の活動は、そこから切り離されています。会のお役をお預かりすれば、本業とはまったく関係のないところで、会のために動くことになる。理想も、こうあるべきという思い込みも通用しない世界です。
だからこそ、持っていなかったものが見えてくる。
切り離しているはずなのに、そこで得たものが確信になって、結局ぜんぶ本業に返ってくる。不思議なものですねぇ。
よくある質問
倫理法人会の同期会には誰が参加できますか?
その年度に入会した1年目の会員の皆様が対象です。富山県内では単会(地域ごとの支部)ごとに活動しているため、同期会は単会を越えて同じ年の入会者が顔を合わせられる、貴重な機会になります。
倫理法人会は本当にビジネス禁止ですか?
はい、会を使った営業活動は禁止されています。政治・宗教の勧誘やPRも同じく禁止です。理由は、売った買ったの関係が生まれると学びの邪魔になるから。ただし会の外で、信頼できる相手に自然と仕事を頼むことまでは禁止されていません。
入会したばかりで、何をすればいいかわかりません。
まずは毎週の経営者モーニングセミナーに通ってみてください。朝6時から1時間、経営者の生の話を聞く場です。
通っていると、お役やイベントのお誘いが来ることがあります。そのときは「イエスかハイか喜んで」で受けてみると、驚くほど早く景色が動きます。会内でよく交わされる言葉で、無理なものは無理と言っていいのですが、迷う程度のことなら受けてみる、くらいの意味ですね。
倫理法人会を辞めようか迷っています。
12年見てきた実感ですが、辞めていかれた方を思い返すと、まだ仲間ができていない時期に離れていった方が目立ちます。もし単会の中で居場所が見つからないなら、同期会や県の行事など、単会の外に出てみるのがおすすめです。となりに座る人が入れ替わるだけで、続けられることがあります。
経営者モーニングセミナーは会員でなくても参加できますか?
参加できます。事前に申し込めば、会員以外の方でも見学いただけます。富山県内には各地に単会があり、開催の曜日や会場はそれぞれ異なりますので、お近くの単会にお問い合わせください。
おわりに
同期会が終わってからも、この日のことをずっと考えていました。
もしあの1年目のときに、こういう会があったらどうだっただろう。あのとき隣に座って一緒に笑ってくれる同期がいたら、辞めていったあの人たちも、まだここにいたんじゃないだろうか。
だから来年度も、同期会はやったほうがいい。今度は「予定になかった会」ではなくて、最初から予定に入っている会として。
そして幹事長としても、来年度の1000社に向けて、しっかり走ります!
昼はマジシャン、夜は幹事長。忙しくはありますが、どちらの現場でも人に会っているという意味では、まったく同じことをしているのかもしれませんね。
ご縁に感謝でございます。
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