学童保育のマジシャン選び|氷見市で子どもが1時間集中した理由

こんにちは!マジシャンのコンプレッサーです!

2026年8月3日、富山県氷見市の宮田学童保育館におじゃましてきました。宮田校下児童育成クラブ「ぱれっと」さんをはじめ、同じ館を使っている2つの学童保育さんが合同で開いた夏のイベントです。9時に会場入りして、10時から1時間。

じつは事前のお電話で、先生からこう言われていたんです。

「本当にお行儀のいい子どもたちばっかりですので、どうぞビシッとしつけてください」

これ、どっちの意味でしょうか。いい方ですか、そうじゃない方ですか——と聞き返したら、笑いながら「そうじゃない方」。1人がやんちゃを始めると、周り中がやんちゃになるんです、と。

当日は先生方もサポートに入ってくださるとのこと。子どもたちのことをよく分かったうえでの、愛のある前振りでした。

さて、当日どうなったか。結果からいうと、1時間、みんなしっかり座って見ていました。

富山県氷見市の学童保育のホールで、床いっぱいに座ってマジックを見つめる子どもたちとステージ上のマジシャン・コンプレッサー

氷見の学童保育から、続けて声をかけていただいています

氷見市の学童保育さんには、ここ数年、続けて呼んでいただいています。クリスマス会に夏休みのイベント、行事のお楽しみ会。

https://comp-office.com/magic-show/himi-gakudo-magic-show/

https://comp-office.com/magic-show/himi-nursery-magic-show/

そして今回のあとにも、氷見市内の別の学童保育さんから12月のご依頼をいただきました。うれしぃなぁ。

https://www.city.himi.toyama.jp/kosodate/mokutekibetsu/azukeru/3/index.html

噂が横につながって広がっていくというのは、本当にありがたいことです。となりの学童保育さんに「あれ、よかったよ」と言っていただけたなら、それ以上の営業はありません。

「後ろの方まで見えますか?」——打ち合わせ時にいちばん多いご質問

見えます。学童保育のホールくらいの広さなら、いちばん後ろの子から見ても何が起きたか分かる大きさの演目を、いくつも持っていきます。

このご質問、いまだにいただきます。それだけ、マジック=トランプや小さな道具を使うテーブルマジック、というイメージが強いということなんですね。

実際には、1000人規模の会場でも問題なく成立する大きな演目がいくつもあります。なので全くご心配は不要です。

富山県氷見市の学童保育で、黄色いロープを使ったマジックを演じるマジシャン・コンプレッサーと見入る子どもたち

逆に、学童保育さんや幼稚園、児童クラブさんの行事のような数十人規模であれば、トランプ1つでも最後まで楽しんでもらえる組み立てを、いくつも作ってきました。道具が大きいか小さいかではなく、その部屋の広さと人数に合わせて選ぶ、というだけの話なんです。

……と口で説明しても、なかなか伝わらないのが正直なところ。だから、この記事に写真を多めに載せています。

支援員さんが驚くのは、マジックより「1時間座っていたこと」

ショーが終わったあと、支援員の先生方からたくさんのお言葉をいただきました。「来年もぜひ」というありがたい趣旨のお話も。

そして、どこの学童保育さんにおじゃましても、だいたい言われるのがこれです。

「あの子たちが1時間も集中してるのが意外でした」

元気いっぱいの子どもたちが、ぴたっと座って見ている。マジックの不思議さより、そっちに驚かれるんですね。

富山県氷見市の学童保育で、ステージに上がった女の子と一緒にマジックを演じるマジシャン・コンプレッサー

ここはもう、自信を持ってお伝えします。お預かりした時間は、その場にいる子みんなに楽しんでもらう。そのつもりで行きます。

そう言えるのは、才能や度胸があるからではありません。18年やってきて、いい日も悪い日もあって、そのたびに「じゃあ次はどうするか」を積み上げてきた結果です。今でこそ言えますが、駆け出しの頃はまったくそうではありませんでした。

大事にしているのは、子どもたちに媚びないことです。子ども扱いして声を高くしたり、無理にテンションを上げたりはしません。かといって、厳しくするわけでもありません。

一人の大人として、マジシャンとして向き合う。そのほうが、子どもはちゃんとこちらを見てくれます。

たとえば、ステージに上がってくれた子への一言。以前、上がってくれた男の子のズボンが前後反対になっていることに気づいたことがありました。

友達の前で笑われたら恥ずかしい年頃です。「反対だよ」と言えばその場は沸きますが、その子は下を向いてしまう。とっさに出たのが「可愛いデザインのズボンですね!」でした。

みんなで一緒にやるコーナーでは、客席を回ってひとりずつ見ています。以前、指に不都合のあるお子さんが輪ゴムのマジックをやりきれずにいたときは、一緒に手を握って最後までやりました。できた瞬間の誇らしげな顔は、今でも忘れられません。

https://comp-office.com/radio/welcome-party-gakudo-consideration-3/

演目の並びよりも、こういう一瞬の判断のほうがずっと難しい。そして子どもが最後まで見てくれるかどうかは、たぶんそこで決まります。

富山県氷見市の学童保育で、ステージに上げた男の子の手元をのぞき込むマジシャン・コンプレッサー

学童保育のマジシャン選びで、見ておきたい4つのこと

ひとつだけ先にお伝えしておきます。アマチュアのマジシャンさんを否定する話では、まったくありません。

地域のボランティアで手品を披露されている方々の活動は、本当に尊いものだと思っています。そもそも芸人人生の最初の一歩も、風船をひねりに行ったボランティアでした。

ギャラなし、風船は自腹。あの日の達成感が原点になっています。

富山で毎月ひらいているマジックサークル「まじっぱ」も、プロもアマチュアも関係なく集まる会です。

https://comp-office.com/essay/toyama-magic-circle-majippa/

そのうえで、プロにははっきりとした違いがあります。落語家の立川談志師匠が「プロというのは、数を以てプロという」とおっしゃっていました。

持ちネタの数のことです。ひとつくらいは誰でもできる。でもその1つではだめで、たくさん作れて初めてプロと言える、と。

もうひとつ、FMとやまのディレクター・虎平太さんからいただいた言葉があります。「プロは70点や80点の日があってもいいけど、60点以下になってはいけない」。

1回だけならなんとかなっても、一生とり続けなければいけない。これがなかなか大変なんです。

https://comp-office.com/essay/pro-magician-perfect-score/

そしてもうひとつ正直に申し上げると、同じ「プロマジシャン」という言葉でも、中身にはずいぶん幅があります。得意な現場もそれぞれで、子どもたちの前が本領の人もいれば、大人のパーティーで力を発揮する人もいる。

だから、学童保育さんが選ぶときは、次の4つを聞いてみてください。

  • 学童保育・児童クラブでの出演実績があるか(子どもの集中が切れる瞬間を知っているか)
  • 持ち時間の中身を任せられるか(30分・45分・1時間で構成を変えられるか)
  • 音響や進行まで含めて任せられるか(先生方の準備が増えないか)
  • 見るだけでなく、子どもが参加できるコーナーがあるか

答えの中身そのものより、その場ですぐ具体的に返ってくるかどうかを見ていただければ十分です。数をこなしている人ほど、すぐ答えが出てきます。

富山県氷見市の学童保育で、青い箱を使ったマジックを女の子と一緒に演じるマジシャン・コンプレッサー

プロとアマチュアの違いについては、以前もう少し詳しく書いたことがあります。

https://comp-office.com/magic-show/promagician/

「ただ不思議」「ただ面白い」の先に置いているもの

目指しているのは、不思議なだけのショーでも、笑えるだけのショーでもありません。

掲げているテーマは「不思議・笑い・人間味」。ものすごく不思議なことを、大笑いしながら楽しんでいただく。この日も、驚きの「えーっ!」と大爆笑が何度も交互に起きていました。

そのために、見るだけの時間では終わらせません。この日は、馬の絵が描かれた紙を全員に配って、みんなで一緒に手を動かすコーナーも用意しました。

同じ紙が手元にもある。それだけで、見ている時間が「やる時間」に変わります。

富山県氷見市の学童保育で、馬の絵が描かれた紙を掲げるマジシャン・コンプレッサーと、同じ紙を手にした子どもたち

配り終わるまで待っている子が退屈しないように、渡した順から遊べるようにしておく。1時間の組み立てでいちばん気をつかうのは、じつはこういう「すき間」だったりします。

https://comp-office.com/magic-show/fukuoka-gakudo-summer-magic-202607/

そして最後に残ってほしいのは、「不思議だったね」だけではありません。夢中になれるものがあるっておもしろいな、とか、ちょっとやってみたいな、とか。そういうものが1つでも残れば、その1時間は成功だと思っています。

富山県氷見市の学童保育で、男の子と一緒にロープのマジックを演じるマジシャン・コンプレッサー

学童保育の予算で、プロのマジシャンを呼べますか?

呼べます。ただし、ボランティアの方に来ていただくのとは金額が違います。ここは正直にお伝えしておきます。

そのうえで、予算というのは組み方次第だとも思っています。年間の行事を見渡して、ここぞという1回にしっかり使う。そういう組み方をされている学童保育さんは、実際にたくさんいらっしゃいます。

せっかく1年に一度の行事です。終わったあとに「あれ、よかったね」と何年も話に出るような時間になるなら、そこに予算をかける価値はあると思っています。

こちらは、いただく金額に見合う責任を持って伺います。子どもたちはもちろん、支援員の先生方にも「呼んでよかった」と思っていただけるショーをお届けします。だからまた声をかけてもらえているのかな、と思っています。

ご予算が決まっている場合は、その金額をそのままお伝えください。そこから組み立てます。どうしても合わないときは、コンプオフィス所属の別のマジシャンでご提案することもできます。

料金の目安や、ご依頼の流れはこちらにまとめてあります。

https://comp-office.com/magic-show/gakudo-hoiku-magic-show-guide-2026/

よくある質問

学童保育のマジックショーは何分くらいがちょうどいいですか?

1時間を目安にしています。小学校の授業でいえば、1コマと休み時間を足したくらいの長さです。低学年の子が多い場合や行事の中の一枠であれば、30分・45分でも組み立てられます。人数と学年をお伝えいただければ、こちらからちょうどいい長さをご提案します。

ステージや音響は用意が必要ですか?

ステージも音響機材も、ご用意いただく必要はありません。音響は持ち込みます。氷見市のこの日にお願いしたのは、電源1口と机1台、椅子2脚、それと控室と駐車場だけです。ステージがなくても、床でも畳でも演じられます。

広くない部屋でもマジックショーはできますか?

できます。部屋の広さと人数に合わせて演目を入れ替えるので、体育館でも、学童保育の一室でも成立します。会場の写真を1枚送っていただけると、より正確にご提案できます。

富山県外の学童保育でも来てもらえますか?

伺えます。富山県内はもちろん、石川県・福井県・岐阜県など近県にもおじゃましています。遠方の場合は交通費を含めた形でお見積りをお出しします。

秋冬のイベントは、いつまでに相談すればいいですか?

日程が決まった時点でご相談いただくのがいちばん確実です。クリスマス会や年度末の行事は、秋のうちにお声がけいただけると日程を押さえやすくなります。まだ内容が固まっていない段階のご相談でも大丈夫です。

まとめ|秋冬の行事を考えはじめたら

事前に「やんちゃばっかり」と言われた子どもたちは、1時間しっかり座って、笑って、驚いていました。

支援員の先生方も、後ろで一緒に笑ってくださっていました。子どもたちのために予算を組んで呼んでくださった先生方に、ちゃんとお返しできたなら、これほどうれしいことはありません!!

富山県氷見市の学童保育で、子どもたちの後ろからマジックショーを見守る支援員の先生

秋から冬にかけては、学童保育さん・児童クラブさんの行事が続く季節です。何をやろうか迷っている段階でも構いません。「うちの部屋でもできますか」「予算はこれくらいなんですが」——そんなご相談から、どうぞお気軽にお声がけください。

宮田校下児童育成クラブ「ぱれっと」の皆さま、合同で開いてくださった学童保育の皆さま、そしてホールいっぱいに集まってくれた子どもたち。心から感謝申し上げます。またおじゃまできる日を楽しみにしています!

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