学童保育マジックショー|自作カード初披露で子どもが塗り絵に夢中
学童保育のマジックショーでその日いちばん盛り上がったのは、朝に思いついて画用紙で作った手作りのカードでした。2026年7月21日、富山県高岡市の学童保育で開いている、月1回のマジックタイムでのことです。
「ニコニコしくしくカード」と名づけた自作の1枚を初披露したところ、顔が変わるたびに子どもたちが大爆笑。最後にはみんなが塗り絵を始めるほど夢中になりました。子ども向けのマジックは、高価な道具かどうかより、手を動かせるかどうかが効くのかもしれません。
毎月1回続けている、高岡の学童保育でのマジックタイム
高岡シュタイナー学童保育さんには、毎月1回おじゃましています。前に立って見せるだけのショーではなく、子どもたち自身が手を動かす時間を必ず設けています。1年以上続けるなかで、これがいつもの進め方になりました。
前回は、子どもたちのことは目に見える反応だけでは分からない、という話を書きました。
https://comp-office.com/magic-show/takaoka-steiner-gakudo-magic-time/
この学童ではシュタイナー教育を取り入れていて、子どもが手を動かしてつくることをとても大事にしています。だからこそ、工作を取り入れた内容が毎回よく合うんですね。

この日もまずはトランプから。テーブルに座って、手が届くほど近いところでカードが変わっていく様子を見てもらいました。ステージと違って、子どもたちが遠慮なく声を上げてくれます。

お札を使ったマジックも、間近で見てもらいました。手元がはっきり見える距離なので、驚き方がまっすぐです。

「ニコニコしくしくカード」とはどんな手作りマジック?
画用紙に大きく顔を描いて、ニコニコの顔としくしくの顔が入れ替わるようにした、手作りの1枚です。
紙に描いた顔が、笑ったり泣いたりする。ただそれだけのお遊びなのですが、顔が変わるたびに子どもたちが大爆笑で、とんでもない盛り上がりようでした。
思いついたのは、その日の朝です。全員の手元で同じことが起きるようにしたくて、画用紙とペンだけでこしらえました。急ごしらえもいいところなのですが、これが予想以上に受けました。

学童保育のイベントで子どもが本当に盛り上がる出し物は?
子どもが手を動かして、最後まで完成させられるものです。今回よく受けた理由を整理すると、4つありました。
- 手元で起きるので、後ろの子にもちゃんと見えます
- 折るだけの工程なので、小学1年生でも完成までたどり着けます
- 仕上がったカードを、そのまま持ち帰れます
- 「ニコニコの時ってどんな顔?」と聞けば、全員が一緒に参加できます
とくに4つ目が効きました。笑顔を作ってもらうと「わー」と声が上がり、泣き顔を作ってもらうと今度はみんなで泣きまねが始まる。表情を作っているうちに、見ているだけだった子も前へ出てきます。

道具は画用紙とペンだけです。学童保育や児童クラブでの行事を考えている指導員の方には、全員が一緒に参加できる時間をどこかに入れることを、いつもおすすめしています。
https://comp-office.com/info/after-school-magic-show/

なぜ最後はみんなで塗り絵が始まったのか?
カードが白黒だったからです。色を塗るように声をかけたわけでもないのに、塗り始めた子がいました。
色鉛筆を出してきて塗り出すと、それを見た子がまた一人、また一人と続きました。気づけば、テーブルではみんなが色を塗っています。同じ顔のはずなのに、髪の色も肌の色も全部バラバラで、一人ひとり違うカードに仕上がっていきました。
用意したのは、折る工程までです。その先を勝手に広げていくのが、子どものすごいところだなぁと思います。

以前、同じ学童で折り紙のマジックをやったときも、工作をきっかけにふだん見えない一面が出てきたことがありました。手を動かす時間を設けると、一人ひとりの好みや工夫が見えてくるんですね。
https://comp-office.com/magic-show/gakudo-hoiku-steiner-origami-magic-2026/

リニューアル版が「気持ち悪い」と不評だった話
あれだけ受けたのだから、ちゃんとしたものを作ろう。その場で心に誓って、後日リニューアル版を作りました。
折る前に迷路をやってもらう工程を足し、折っていく途中で左右の目が重なって一つ目の顔になるようにも改良しました。これはかなりいい出来だと思ったのです。
ところが、肝心の絵で失敗しました。あえて気持ち悪い顔にすれば「キモっ」と盛り上がるだろう——そう狙って描いたのですが、これが完全に空振り。プレゼントとして渡そうとしたら「いらん」と返ってきました。
顔が気持ち悪いんだそうです。初版のほうが、ずっと可愛い顔だったんですね。子どもたちの反応は率直で、ごまかしがききません。直すところがその場で分かるのはありがたいことだなぁと思います。次は可愛い版を作ります。
https://comp-office.com/essay/failure-is-better/
毎月同じ場所に通うと、演目はどうやって考える?
訪問日までに何かを用意しなければならない、という締め切りに頼っています。
正直なところ、締め切りがなければ「ニコニコしくしくカード」は生まれていなかったと思います。毎月の訪問日が決まっているから、朝ふと浮かんだアイデアも、その日のうちに形にしようという気になります。
毎月の場があることで、いい意味で負荷がかかっているのだと思います。しかも、試した演目への反応をその場で確かめられます。手作りのカードが受けるかどうかも、絵が可愛いかどうかも、答えがすぐ返ってくる。ここまで得るものの多い現場は、そうそうありません。
続けたからこそ気づけたことについては、こちらのエッセイにも書いています。
https://comp-office.com/essay/keep-going-softball/
よくある質問
学童保育のマジックショーはどれくらいの時間ですか?
高岡シュタイナー学童保育さんでは、毎月1回、おおむね1時間の枠で続けています。マジックを見てもらう時間と、子どもたちが手を動かす時間を組み合わせますので、行事の持ち時間に合わせて短くも長くも調整できます。
学童保育のイベントにマジシャンを呼ぶ費用はいくらですか?
内容と時間によって変わりますので、お問い合わせいただければご案内します。学童保育向けの料金の考え方や依頼の流れは、こちらの記事にまとめています。
https://comp-office.com/magic-show/gakudo-hoiku-magic-show-guide-2026/
子どもたちが手を動かす時間もありますか?
あります。むしろ、そこが一番盛り上がるところです。今回のように手作りのカードを配って全員で折ったり、輪ゴムや折り紙を使ったマジックに挑戦したりする時間を必ず組み込んでいます。
マジックショーと工作・塗り絵は同じ日にできますか?
できます。今回は手作りカードを折ったあと、そのまま塗り絵につながりました。見る時間と手を動かす時間を交互に置くと、気持ちを切り替えながら最後まで参加してもらえます。
毎月定期で来てもらうことはできますか?
可能です。高岡市の学童保育では1年以上、毎月1回のペースで続けています。定期開催だと子どもたちの反応の変化に気づきやすく、次回の内容にも反映できるので、単発よりも中身が濃くなっていきます。
おわりに
朝に作った画用紙のカードが、その日いちばんの盛り上がりを作り、塗り絵にまで広がりました。そして意気込んで作った改良版のほうは、見事にすべりました。ここまでが1セットです。
うまくいったところより、「いらん」と言われたところのほうが、次の改良に役立つ気がします。可愛い版ができたら、また同じテーブルに持っていきます。
高岡シュタイナー学童保育の皆さん、今月もありがとうございました。来月もどうぞよろしくお願いいたします。
学童保育・児童クラブでのマジックショーをご検討中の指導員の方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。演目や道具の準備も含めてご相談いただけます。
https://comp-office.com/magic-show/gakudo-magic-2/
👉 関連記事はこちら
- 高岡シュタイナー学童保育のマジックタイム|毎月通って気づいた子どもの反応の奥深さ
- 学童保育で折り紙マジック!工作で見つけた、あの子の意外な一面
- 学童保育のマジックショー|富山・石川・福井のプロマジシャンに依頼する完全ガイド【指導員の先生向け】
- 学童保育のイベントにマジックショーを呼ぶには?料金・内容・予約方法まとめ【2026年版】

