エッセイを再開した3つの理由|文章が苦手なマジシャンとAIの創作時間
皆さんこんにちは、マジシャンのコンプレッサーです!
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」、今週もよろしくお付き合いください。
結論から言うと、長く止まっていたエッセイを再開しました。
2015年に始めて75号まで作った「コンプレッサー通信」という手作りの新聞。そのメインコンテンツだったエッセイを、今度はAIと一緒に書いています。
文章を読むのも書くのも大の苦手なわたしが、なぜまた書き始めたのか。
浅いようで、ちょっとだけ深い。そんな今週の放送です。

今週の放送内容をざっくり総まとめ!
今週は、こんなお話をしました。
- 2015年にスタートし、75号まで作った手作り新聞「コンプレッサー通信」のこと
- 大人になるまで本をほとんど読まなかった、活字が苦手だったこと
- エッセイを書きたくなったきっかけは、あるマジシャンの文章への憧れだったこと
- 1年間続けた朝の投稿を卒業して、エッセイ再開にたどり着いたこと
- AIと問答しながら書く、今までとまったく違う創作の時間のこと
書くのが苦手なのに書きたい、という矛盾したところから始まった話です。
ぜひ最後まで読んでくださいね!

今回の放送はこちらから聴けます。
https://radiko.jp/podcast/episodes/9ee5f560-eba4-4b6f-8e3f-20fa04ff1fe7
コンプレッサー通信とは?チラシの裏から生まれた75号
コンプレッサー通信は、2015年にスタートした手作りの新聞です。
調べてみたら全部で75号ほど作っていました。10年近く、途中途中で抜けながらも続けていたことになります。
きっかけは、ものすごく現実的な話でしてね。
マンスリーライブをやろうと決めたんです。毎月ライブをやる。今思えば無謀な話ですけども(笑)。
そうすると、毎月ライブのご案内のチラシが必要になる。
そこで裏面が空いているぞ、と。じゃあこの裏面の有効活用は何かと考えて、よし新聞でも作ろう、となったわけです。
最初はA4の片面だけでした。
それが作っているうちに面白くなってきて、A3両面までサイズが拡大した時期もありました。
その中にいろんなコンテンツを詰め込んだのですが、一番メインだったのがエッセイだったんですよね。
そのエッセイ第1号は、今もホームページに残しています。「いろんな執筆にも挑戦したいなぁ」という、そのまんまのタイトルです。
https://comp-office.com/essay/writing-challenge/

大人になるまで本をほとんど読まなかった
ここで白状しておきますと、わたし自身、文章を書くのはものすごく苦手です。
というか、文章を読むのも苦手でしてね。
大人になるまで本はほとんど読みませんでした。
今現在も、物を読むことには本当に苦手意識があります。
何かの資料なんかも、読み始めると目が泳ぐんですよ(笑)。
だから最近どうしているかというと、全部音声に変換して耳で聞いています。
それぐらい文字に対する抵抗感がある人間です。
にもかかわらず、エッセイは書きたかった。文章を書けるようになりたいという思いがあって始めたんですよね。
エッセイを書きたくなったきっかけは?
きっかけをくれたのは、ナポレオンズのパルト小石さんのエッセイです。
すでに亡くなられましたが、インターネット上でいろいろと文章を書いていらっしゃいました。
それがね、すごく短文で、リズムが良くって。
文章が苦手なわたしなんかでも、すっと読めるんです。
そして読むと、なんかキュンと来るんですよ、毎回。
ああ、こういうのが書けるようになりたい。そんな憧れから始めたようなところでした。
パルト小石さんの連載は、今も「ほぼ日刊イトイ新聞」で読むことができます。
https://www.1101.com/magic/archive.html
もっとも、実際に書いてみると大変でしたね。毎月毎月書くわけですから。
月末が近くなると、ああ書かなきゃ書かなきゃ、と追い込まれて、3、4日かかっていたんじゃないでしょうか。
もちろん3、4日ずっとパソコンに向かっているという意味ではなくて、何を書こうというところから始まるわけです。
実際に書いてみる。でも思ったようにならない。
文章って難しいですよね。
点とか丸の位置ひとつ、表現の仕方ひとつで、表情がガラッと変わってしまう。
しかも面白いもので、自分の世界に入りすぎるとダメなんですよ。
客観的に誰かが読んだ瞬間、これ意味わかんないぞ、となる。自分では分かっているから困るんですよね。
自分では当たり前になっていることが、初めて読む人からすると「何のこと、これ?」になる。
だから入り込めば入り込むほど、客観的な目、客観的な目、と自分に言い聞かせる。その難しさで3、4日かかっていたわけです。
そうやって70本ほど書きました。
どれもこれも思い出深くて、自分にとっては宝物のようなものになっています。
なぜ今、エッセイを再開したのか?
再開した直接のきっかけは、1年間やり遂げたことがあったからです。
朝の投稿、「いいお言葉探し」を1年間続けました。
朝起きて、いい言葉を探して、それに対する感想コメントを書く。
そしてそれをAIでイラストにして発信する。これを毎日やっていたんですね。
ここにも自分なりの思いがありました。
朝からいい言葉を自分の中に取り入れれば、心も晴れやかになっていい1日を過ごせるだろう、と。1日のスタートは朝ですから、この朝を整えたかったんです。
それから毎日AIで画像を作ることで、AIの微妙な進化や癖みたいなものを、コツコツと自分の中で掴んでいきたいという狙いもありました。
続けるうちに、こういう作業も効率化したいという自分も出てきましてね。
いいお言葉を探してくる作業もAIエージェントに任せる。わたしのコメント自身もAIに書かせる。
ここは誤解が生まれるかもしれませんが、あくまでもわたしの感想ですからね。
わたしのクローンにわたしの感想を代わりに書いてもらって、それを見て、これは今自分が感じたことと同じだと思ったらそのまま使う。違えば自分の感覚に合うように直す。
そんなことを1年間やっていたら、自分のクローン化がほぼできてしまったんです。
本当に自分の思っている通りの文章が出てくるようになってきた。
そうなると、もう1年経ったからいいや、という卒業気分になりまして。それで朝の投稿はやめました。
このAIクローンをどう作ってきたかは、別の記事に詳しくまとめています。
https://comp-office.com/ai/full-corpus-analysis-ai-clone/
でも、せっかく続けてきたこの感覚をやめるのはもったいないなと。
もう一歩踏み込んだら次は何ができるかなと考えたときに、エッセイを思い出したんですよ。
ああ、そうか。あの時あんなに苦しみながら書いていたものも、今ならAIと一緒に考えながら作れば、苦しまずに作れるんじゃないか。
そう思ってやり始めたんです。

AIと書くエッセイは、何が違う?
再開してみて思ったのは、やっぱりこれはいいぞ、ということでした。
なぜかというと、書かなきゃいけないと思うと、まずエピソードを一生懸命探すんですよ。
そしてそのエピソードを文章にしようとすると、自分の中で今これは何を考えて、何を感じているんだろう、と掘り始める。
その感覚を自分の言葉で表すとどういう言葉になるんだろう。
これは誰かに伝えるとき、自分自身は何を伝えたいんだろう。
そういう自分との問答が、ものすごく生まれてくる感覚があるんですね。
ああ、やっぱりこれはいいなと。
ネタ探しについても発見がありました。
普段の生活の中で見つけるのもいいけれど、このラジオでもエッセイのネタになりそうなこと、結構喋っているんじゃないかな、と。
放送はAIで全部文字起こしして持っていますからね。
エッセイのネタになりそうなことをリストで出して、とお願いしたら、どわーっとたくさん出てきまして。うわあ、忘れていたエピソードがいっぱいあるわ、と。
この昔のエピソードと向き合う時間が、なかなか良いんです。
この時こんなことを思ってしゃべっちゃおで喋っていたんだな、という発見があって。
ラジオはある意味ライブ感で一気に喋って、それが放送されている感じです。
でもエッセイだと、自問自答を繰り返すことで、自分の中にもう一つ発見が出てくるんですよね。
それを文章にして、エッセイとして仕上げて公開していく。
これを始めてみたら、なんだか日々が濃くなっている感じがしましてね。
ウォーキングの時間も、考えることがまた一つ増えました。
頭の中が一生懸命動いてくれる感じが面白いんです。

実際に書く作業も、AIの力を借りています。
わたし自身、割と喋るように書いてしまうので、AIと問答するんです。
いや、そうじゃなくて、伝えたいのはこういう思いなんだ、と。
空を見上げたときに首が痛かった、それも言いたいんだけど、最終的に言いたいのはここなんだよね、と。
そんなやりとりを重ねながら、自分の文章、エッセイ作品を作り上げていく。
数年前とはまったく違った創作の時間になっています。
これもクローンがうまく作れていけば、全部AIに任せてもできるようになるんでしょうね。
でも、これだけは自分の感覚をしっかり持ちながらやりたい。全部任せっきりにはしたくないな、というところで今は落ち着いています。
今は1日1本。太く短くより、細く長く
そんなわけでエッセイを再開したのですが、なんと今は1日1本、毎日アップしております。
ダメなんですよ、こういうのはやりすぎると(笑)。
ダメダメダメ、1週間に1本とかにペース落とさないの、と自分でも思うんですけど。
やり始めるとどんどんやっちゃうところが、わたしにはあるんですよね。
ペースを抑えながら、長く続けていきたいと思っています。太く短くよりも、細く長くのほうが、きっとこういうのは合っていますからね。
エッセイはホームページにまとめてありますので、気になる方はちょろっと読んでみてください。
https://comp-office.com/essay/
読んで感想なんか聞かせていただけたら、それが一番の励みになります。
書くこと自体、お仕事の面でもきっと役立つだろうなとも思っています。
わたし自身、パルト小石さんのエッセイを読んで、その方が大好きになって、マジックも大好きになりましたから。
マジックの裏側にはこんな背景があったんだ、ということが感じられると、人間味が伝わってくるんですよね。
そうするとどんどんファンになっていく、という部分もあるわけです。
なんて言うと嫌らしいですけどね(笑)。ファンを作りたくて書いてるのか、と言われるとそうでもなくて。
創作意欲というのは、内側から出てくるものなんだと思います。とにかく書きたくてしょうがない感じが、今は勝っています。
書いていたら、また何か新しいことが始まるんじゃないかな。
そんな期待感が自分の中にもありましてね。これもまた1年ぐらい続けたら、どんな景色が待っているのか。すごく楽しみです。
よくある質問
コンプレッサー通信とは何ですか?
2015年にスタートした、マジシャン・コンプレッサーの手作り新聞です。マンスリーライブのチラシ裏面を有効活用しようという思いつきから生まれ、全75号ほど発行しました。エッセイがメインコンテンツでした。
エッセイはどこで読めますか?
マジシャン・コンプレッサーのホームページ(comp-office.com)のエッセイ一覧ページで読めます。2015年のvol.1から最新号まで公開しており、現在も更新中です。
AIを使って書いたエッセイは、本人の文章と言えますか?
書いているのはあくまで自分自身です。AIには問答の相手をしてもらい、自分の感覚と合っているかを一つずつ確かめながら仕上げています。全部を任せっきりにはしないというのが、今のところのわたしのルールです。
更新はどれくらいのペースですか?
再開直後は1日1本のペースで公開していましたが、長く続けるためにペースを抑えていく予定です。太く短くより、細く長くを目指しています。
今週のまとめ
書くのが苦手な人間が、書きたくて始めたエッセイ。
それを10年近く経ってから、AIと一緒にまた書き始めている。人生、何が起こるかわかりませんね(笑)。
夏のイベント、それから秋のイベントのお問い合わせも、すでに入ってきております。
コンプレッサーでイベントを盛り上げてという方、ホームページからぜひお問い合わせください。
それではまた来週、お会いしましょう。
お相手はマジシャンのコンプレッサーでした。
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」とは?
タイトル:マジシャン コンプレッサーのしゃべっちゃお
番組ディレクター:虎平太
15分一本勝負のフリートーク番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」!
わたしの勝手気ままなトークで、日常・仕事・家族のエピソードをお届けしています!
放送時間:FMとやま 82.7 毎週日曜日 朝9時30分~
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今回のエピソードも、音声で聴くとわたしの熱量がもっと伝わるはず!ぜひチェックしてくださいね。
https://radiko.jp/podcast/channels/686a6fce-7ea5-484a-aa05-69af19b96ba6

