七つの原理勉強会に参加してきました!倫理法人会で学ぶ「根っこ」の話
こんにちは!マジシャンのコンプレッサーです!
2026年10月22日(木)の夜、魚津市の新川文化ホールで開かれた「七つの原理」勉強会に参加してきました!
主催は、富山県倫理法人会の研修委員会。
七つの原理を学ぶ勉強会は、富山では今回が初めての開催です。
ずっと楽しみにしていた勉強会でした。
倫理法人会というのは、経営者が集まって学び合う団体です。
活動の中心は、毎週1回、朝6時から開かれる経営者モーニングセミナー。
うまくいった話も失敗も、経営者どうしがそのまま持ち寄る場所です。
ふだんはステージでマジックをしていますが、この会では富山県の幹事長というお役をいただいております。
県の会長を補佐して、県内の活動をまとめていく役どころです。
この夜は、最後に参加者を代表して、お礼のご挨拶もさせていただきました。

勉強会のあと、会場で参加者みんなと撮った集合写真です。
カメラに向かって、笑顔でパチリ♫
「七つの原理」とは?
倫理法人会の学びの、根っこにあたる7つの原理原則です。
倫理法人会で学んでいるのは「純粋倫理」。
暮らしと仕事をよくするための生活の法則で、丸山敏雄(まるやま としお)先生が見つけました。
丸山先生は戦後すぐに、倫理法人会の本部にあたる倫理研究所のおおもとを立ち上げた方です。
倫理と宗教は、どう違うの?
「丸山先生が見つけた法則」と聞くと、なんだか宗教みたい、と感じる方もいるかもしれません。
実はこの夜の講義でも、講師の先生が、倫理と宗教の違いを話してくださいました。
純粋倫理は、科学と同じように、確かめながら積み上げてきた法則です。
ニュートンは万有引力を研究し、実験で確かめてから、法則として発表しました。
丸山先生も、見つけた法則を仮説として人に伝え、実際にやってもらって確かめていったそうです。
実践した人が結果を出してお礼に来ると、丸山先生は座布団から降りて、逆に頭を下げたそうです。
「私の仮説が間違っていなかったと、あなたが証明してくださった」と。
倫理で「実践なき倫理は倫理ではない」と言われるのは、そのためです。
また、宗教にはそれぞれ教祖がいて、宗派ごとに神様の名前も教えも違います。
倫理の学びは、特定の宗教や宗派には属していません。
親、そのまた親と、自分の命のもとをさかのぼっていく。
そうして、今の自分が生かされていることに気づき、感謝する。
そこが宗教とは違うところだ、というお話でした。
教えをただ信じるのではなく、やってみて確かめる学びなんですね。
丸山先生が見つけた法則を17か条にまとめたのが『万人幸福の栞(ばんにんこうふくのしおり)』。
小さな冊子で、倫理法人会の経営者モーニングセミナーでは毎回これを読み合わせています。
そして、その17か条を下で支えているのが「七つの原理」。
丸山先生が、研究と実践を重ねて引き出したものです。
今回の勉強会のテキストは、倫理研究所の理事長・丸山敏秋先生の著書『七つの原理』。
参加者はみんな、事前にこの本を買って参加しました。

この『七つの原理』の中身を、理解しやすいように、A4サイズ1枚にまとめてみました。
全体を見渡すのにちょうどいい感じ。

資料の見出しを、そのまま表にするとこうなります。
| 番号 | 原理 | 読み方 | 資料の見出し |
|---|---|---|---|
| 1 | 全一統体の原理 | ぜんいつとうたい | すべては、つながっている |
| 2 | 発顕還元の原理 | はつけんかんげん | 働きかけは、めぐって返る |
| 3 | 全個皆完の原理 | ぜんこかいかん | 「苦難を受けとめ、自分を改める」 |
| 4 | 存在の原理 | そんざい | 「自分は、かけがえのない存在」 |
| 5 | 対立の原理 | たいりつ | 違うものが合わさり、発展する |
| 6 | 易不易の原理 | えきふえき | 変えることと、守ることを見極める |
| 7 | 物境不離の原理 | ぶっきょうふり | 物と環境は、切り離せない |
名前の漢字だけでは中身が想像しにくいですが、資料の説明を読むと、ぐっと身近になります。
たとえば6つ目の易不易の原理は、資料ではこう説明されています。
「変化には柔軟に応じ、変えるべきことは変えます。経営の目的や理念など、変えてはいけない軸は守ります」
経営をしていると、毎日のように向き合う話ですよね。
今回学んだのは、このうち1つ目の「全一統体の原理」。
勉強会は2時間。
たった1つの原理を、講義と質疑応答でじっくり学ぶ会です。
本で読むのと、何が違ったの?
いちばんの違いは、深さでした。
『七つの原理』は、本では読んだことがありました。
でも、1つの原理を先生から座学でしっかり教わると、入ってくるものがまるで違います。
講師は、一般社団法人倫理研究所 法人局の川又久万 名誉専任研究員。
川又先生は、研究員として、長く倫理を伝えてこられた先生です。
講義は、倫理を学ぶ目的を確かめるところから始まり、栞を何度も開きながら進んでいきました。
全一統体の原理が、栞の17か条のどこに、どんなふうに顔を出しているのか。
1か所ずつ、ページを追いながら確かめていきます。

親子のこと、病気のこと、人とのつきあいのこと。
栞では別々の条に書かれている話が、全一統体の原理でひとつにつながって見えてきました。
たとえば、子どものことで困ったら、まず親が自らを改める。
栞にあるこの教えも、親と子が深いところでつながっているから、という話でした。
ひとつの原理だけで、ここまで話が深まるんですね〜!
全一統体の原理って、どんな考え方?
物事は別々に見えても、深いところではすべてつながっている、という考え方です。
A4の資料では、ひとことで「すべては、つながっている」とまとめています。
以前、エッセイに「人生で起こることはすべて、いつかひとつにつながっていく」と書いたことがあります。
コロナでイベントが止まった時期に、配信のためにそろえた機材とノウハウが、テレビ番組の制作の仕事につながった、という話です。
https://comp-office.com/essay/it-all-connects/
仕事が止まったピンチと、テレビ番組の制作の仕事。
別々に見えていた2つが、深いところでつながっていたんだなぁ。
栞にも、この「つながっている」という考え方があちこちに出てきます。
たとえば第4条の「人は鏡 万象はわが師」。
まわりの人は、こちらの心を映す鏡のようなもの。
身のまわりで起きるあらゆることも、学ばせてくれる先生になる。
だから、人を直そうとする前に、まず自ら改める、という条です。
A4の資料にも、全一統体の説明に「自分の心や生き方を変えることが、周囲の変化につながります」とあります。
人と人が深いところでつながっているからこそ、こちらの心の向きが、相手やまわりに映っていく。
まわりを変えたいときも、まずはこちらから、という考え方ですね。
テキストの目次を開いてみても、全一統体の章には「親と子の相関」「心と体の相関」と、つながりの話が並んでいます。
資料を読み返して気づいた、2つ目の原理のこと
ここからは、勉強会のあとにA4の資料を読み返して気づいたことです。
資料では、2つ目の発顕還元の原理を「働きかけは、めぐって返る」とまとめています。
資料には、お客様のために尽くすことも、やがて自社に返ってくる、と書かれています。
売り込むより先に、相手のために尽くす。
そういう、売ろうとしない人のところにこそ、自然と仕事が集まってくる。
倫理法人会に通っていて、本当にそうなんだよなぁ、と感じる場面がたくさんあります。
勉強が楽しい、という不思議な時間
「勉強するのが楽しい」。
この夜、そんな不思議な感覚を味わいました。
実は、倫理法人会に出会うまで、経営や生き方について学ぶということを、一切やってこなかった人間です(笑)
出会いは、プロマジシャンになって5年目。
仕事の伸びがぱたりと鈍って、同じところをぐるぐる回っているような壁にぶつかっていた頃です。
倫理法人会から、経営者の皆さんの前で話をする「講話」の依頼をいただいたのが始まりでした。
その講話のあと、会員だったイベント業界の先輩にすすめられて入会。
毎週、朝の会に通うようになりました。
倫理でいう実践は、学んだことを、まずふだんの暮らしや仕事でやってみることです。
入りたての頃から、朝5時に会場へ行って、6時からの会の準備をするようになりました。
そうして毎週通っているうちに、服装へのこだわりも変わってきました。
当時は、芸人たるものネクタイは締めない、と勝手に決めていました。
ジーンズとTシャツで、朝の会に通っていたんです。
スーツ姿の経営者の皆さんと過ごすうちに、ジーンズとTシャツで通うのが、だんだん居心地悪くなってきました。
スーツを着て、と言われたわけでもないんですけどね。
そんなとき、よく話をさせてもらっていた落語家さんの本を読みました。
学歴も会社の看板もいったん置いて弟子入りした方で、「握りしめたままでは新しいものは入ってこない」と教えられた気がしました。
個性だと思って守っていたものは、ただの思い込みなのではないか。
そう思えてきたんです。
そこで、スーツを買いに行きました。
小さな一歩でした。
この出会いとスーツの話は、今年8月に講話でお話ししたときのレポートにくわしく書いています。
https://comp-office.com/lecture/takaoka-chuo-jun-rinri-toraekata-202608/
もちろん、勉強すればいいってもんじゃありません。
倫理は、実践してこその学びです。
でも、根っこを知ったうえでの実践は、知らないままの実践よりも、結果がよりよいほうへ動いていく。
これは間違いないだろうな、という気がしています。
経営者モーニングセミナーでは毎週、いろんな経営者の講話やスピーチを聞きます。
七つの原理を頭に入れてから聞けば、どの話がどの原理につながっているのか、これまでより見えてきそうです。
聞いた話を実践に落とし込むときも、より原理原則に沿ったものになっていく。
そんな感覚があります。
根っこを学ぶ大切さは、こんなふうに考えるとしっくりきます。
科学の世界には物理があって、心のことには心理がある。
それと同じように、人との関わりや生き方にも原理原則があって、それが倫理。
そう言われると、すごく納得しちゃうんです。
やっぱり学びは大事ですね。
倫理法人会に入って13年。
いろんな経営者のお悩みや失敗談、そしてそこで何を考え、どんな実践で苦難を乗り越えてきたのかを、毎週聞いてきました。
その一つひとつが、人として、マジシャンとして、経営者として成長し、仕事や会社をよくしていくための勉強になっています。
2016年のエッセイには、朝6時の会で話をさせてもらってから、いろんな人の話を聞きたくて毎週通うようになった、と書いています。
https://comp-office.com/essay/early-bird-6am-show/
その朝の会で学んでいることが、小学一年生の教室の貼り紙と重なった日もあります。
小学校に呼んでいただき、全校のみなさんに体育館でマジックショーをした日のこと。
控室として通された一年生の教室の壁に、「ふわふわ言葉」と「ちくちく言葉」の貼り紙がありました。
「ありがとう」はふわふわ言葉、「あっちいって」はちくちく言葉。
言葉の使い方を、子どもたちに教える貼り紙です。
相手を思って言葉を選ぶのは、毎週の経営者モーニングセミナーで、大人どうし学び直していることにも通じるんですよね。
それで、エッセイにこう書きました。
経営者の皆さんが集まる勉強会、
いい大人が朝っぱらから、一年生とおんなじことを、補習中(笑)。
https://comp-office.com/essay/fluffy-words-prickly-words/
根っこを学ぶのは、一生かけて、ちょっとずつなんだよなぁ。
参加者を代表して、お礼のご挨拶
講義と質疑応答のあと、幹事長という立場もあり、参加者を代表して、ひとことご挨拶をさせていただきました。
正直なところ、学んだばかりで、頭の中はまったく整理できていませんでした。
とんでもない情報量が頭の中でうごめく中、こんなことをお話ししました。
- 何事も、分かったようになったときがいちばん危ない、と教わったことがある
- お風呂の中、仲間と話しているとき、お酒を飲んでいるとき、夜寝る前。いろんな場面で今日の話を思い出して、考えを深めていきたい
- 毎週の朝の会にしっかり通って、皆さんと一緒に学びを深めたい
- 学んだことを周りに広げて仲間を増やし、富山県の会員1000社という目標に向かって、皆さんと一緒に歩んでいきたい
富山県倫理法人会は今年度、県内の会員1000社を目標にしています。
倫理法人会には会社単位で入会するので、会員は「社」で数えます。
仲間が増えれば、一緒に学べる経営者も増えて、毎週聞ける話もきっと広がっていく。
そう願って、お伝えしました。
最後に、根っこを学ぶのはやっぱり大事だ、と添えて締めくくりました。
ご挨拶のあと、川又先生が「今のご挨拶を聞いて、ふっと頭に浮かんだことがあります」と、もう一度お話しくださいました。
お話は、全一統体の原理がほかの6つの原理すべてに関わっている、という補足でした。
同じことは、翌日に開いた本の序章にも書かれていました。
次の勉強会でほかの原理を学ぶときも、このお話を頭に置いて学びたいです。
頭が整理できないままのご挨拶だったのに、次に学ぶときのヒントまでいただきました。
ありがたいですね〜。
翌日、さっそく本を開きました
勉強会の翌日、さっそく『七つの原理』を開いて、目次と序章から読み始めました。
序章には、丸山敏雄先生が昭和24年に、暮らしの法則を17か条にまとめて『万人幸福の栞』を書いたこと。
そして、その17か条を支えているのが七つの原理で、中でも全一統体の原理はほかの原理すべての根底にあることが書かれています。
前の晩に川又先生が補足してくださった話と、ぴたりと重なりました。
序章には、こんな趣旨のことも書いてあります。
暮らしの法則を成り立たせている原理をきちんとつかんでおけば、日々の実践がより確かなものになる。
根っこを知ったうえで実践することの大切さ。
勉強会で感じていたことが、本にもちゃんと書いてありました!
著者の丸山敏秋先生は、この本を実践的に読んでほしい、とも書かれています。
学んだ原理を、毎日の実践で試しながら、もっともっと身につけていきたい。
これからの課題です!
倫理法人会に入ると、どんな学びができるの?
毎週いろんな経営者の話を聞けて、今回のように、学びの根っこをじっくり掘り下げる機会もあります。
このブログで、いちばんお伝えしたかったのはここです。
- 毎週の経営者モーニングセミナーで、いろんな経営者の講話やスピーチを聞ける
- 今回の七つの原理のように、学びの根っこを掘り下げる勉強会がある
- 何より、一緒に学ぶ仲間に出会える
すごい発見があるし、共に学ぶ仲間との出会いは、それだけで大きな財産になります。
仲間と一緒に学べるって、楽しいですよ♫

入会するとどんないいことがあるのか、実践で何が動いたのかは、以前の講話のレポートにくわしく書いています。
https://comp-office.com/magic-show/rinri-hojinkai-merit-jissen/
まずは、お近くの倫理法人会の経営者モーニングセミナーに、一度足を運んでみてください。
富山県内の各会場や日程は、富山県倫理法人会のホームページで確かめられます。
倫理法人会の全体のことは、本部にあたる一般社団法人倫理研究所のホームページにまとまっています。
よくある質問
倫理法人会の勉強会では、どんなことを学びますか?
今回の七つの原理勉強会では、純粋倫理の土台になる原理を1つ取り上げて、2時間かけて学びました。
テキストは『七つの原理』。
講義では、ふだんから読んでいる『万人幸福の栞』を何度も開きながら、原理と17か条のつながりを確かめていきました。
七つの原理とは何ですか?
『万人幸福の栞』に書かれた17か条の、根っこにある7つの原理原則です。
栞を書いた丸山敏雄先生が、研究と実践の中から引き出しました。
テキストの序章には、中でも全一統体の原理が、ほかの原理すべての根底にあると書かれています。
『万人幸福の栞』とは何ですか?
丸山敏雄先生が昭和24年に、暮らしの法則を17か条にまとめた小さな冊子です。
倫理法人会では基本のテキストとして、朝の会で毎回読み合わせています。
本を読むだけでは、学べませんか?
読むだけでも学べますが、講師から直接教わると、深さがまったく違いました。
『七つの原理』は、本で読んだことがありました。
それでも、1つの原理を2時間かけて教わると、栞の一文一文が原理とつながって見えてきます。
倫理法人会は宗教ですか?
宗教ではありません。
講師の先生のお話では、純粋倫理は、実践して確かめながら積み上げてきた生活の法則です。
特定の宗教や宗派にも属していません。
倫理法人会に興味があります。まず何をすればいいですか?
まずは、お近くの倫理法人会の経営者モーニングセミナーに参加してみてください。
朝6時から1時間ほど、経営者の講話を聞ける場で、会員でなくても参加できます。
入会前に、倫理法人会って怪しくないの?と気になる方は、会員の目線で正直に書いたこちらの記事もどうぞ。
https://comp-office.com/magic-show/blog-3613/
おわりに
楽しみにしていた勉強会は、想像していたよりずっと深い2時間でした。
七つの原理の勉強会は、全3回のシリーズです。
今回学んだのは1つ目の全一統体の原理だけですが、川又先生によると、この原理はほかの6つすべてに関わっているんですね。
次回は来年2月の予定です。
回を重ねるごとに、学びを育てていきたい勉強会です。
講師の川又先生、準備から当日の進行まで整えてくださった研修委員会の皆様、そして一緒に学んだ仲間の皆様。
お世話になった皆様に、心から感謝申し上げます!
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