128回目の富山マジックサークル|初心者歓迎、ルールは一人一ネタ
毎月一度ひらいている富山のマジックサークル「まじっぱ」、今回で128回目を迎えました。
このまじっぱは、プロもアマチュアも関係なく参加できる会です。ルールはひとつだけ。演じる人は必ず一人一ネタを持ってくること。マジックをどこで習えるか探している方にも、開かれた場になっています。
今回は参加者が少なめの回でした。
ただ、こういう日はこういう日で、一つひとつの話がぐっと濃くなるんですよね。

富山でマジックを習うならどこ?「まじっぱ」という選び方
富山でマジックを学ぶなら、教室に通うほかに「サークルに入る」という選び方があります。そのひとつが、毎月1回ひらいているマジックサークル「まじっぱ」です。
正式名称は「富山マジシャンズパーティー」。長いので、縮めて「まじっぱ」と呼んでいます。
もともとはマジック教室として始めた会でした。
それを途中でやめて、サークルという形に切り替えたんです。先生から教わるのではなく、好きな人同士が対等に持ち寄って、お互いから学ぶ場にしたかったからでした。
この経緯については、以前こちらの記事でじっくり書いています。
https://comp-office.com/magic-show/toyama-magic-circle-majippa-3/
登録メンバーは30名ほど。
小学生から人生の大先輩まで、年齢の幅がとにかく広いのが、まじっぱという場の一番の特徴です。
毎月その全員がそろうわけではありません。
その日に来られる人が来る。それくらいゆるやかな形だからこそ、128回まで続いてきたのだと思います。
「必ず一人一ネタ」がまじっぱ唯一のルール
まじっぱのルールは、実はひとつだけです。演じる参加者は、必ず一人一ネタを持ってくること。
会が始まると、まず演じる人の名前を、出演順にホワイトボードへ書き出します。
あとは上から呼んでいくだけ。ただそれだけの段取りなのですが、名前が書かれた時点でもう逃げ場がないんですよね(笑)。
うまいか下手かは問いません。
プロだから持ち時間が長い、初心者だから短い、ということもありません。順番が来たら前に出て、用意してきたものを演じる。それだけです。
たったこれだけのルールなのですが、これがあるのとないのとでは、会の空気がまるで変わります。
- 「見に行くだけ」で終わらないので、日々の練習に締め切りができる
- 演じる人全員に順番が回るため、その日の主役が一人ではなくなる
- 演じる側と見る側を行き来するので、意見が言いやすくなる
- 得意ジャンルがばらけて、毎月ちがう刺激が入ってくる
とくに大きいのは、二つ目だと感じています。
上手な人の演技だけを並べる会にすると、どうしても見る人と見せる人が固定されてしまう。
演じる人はみんな一ネタ、と決めておくと、その垣根がなくなるんですよね。演じているあいだは拍手をもらう側で、席に戻れば次の人へ拍手を送る側。この行ったり来たりが、輪をつくってくれるのだと思います。
ちなみに「演じるのはまだちょっと」という方の観覧のみの参加も、もちろん歓迎しています。
まずは見に来て、雰囲気を確かめてから演じる側に回った方もたくさんいらっしゃいます。

参加者が少ない日の例会はどうなる?
一人あたりの持ち時間が増えて、意見交換がぐっと深くなります。
今回はまさにその回で、いつもに比べると人数はだいぶ控えめ。
それでいて、まったく別のよさが出てきました。
人数が多い回は、お祭りのような楽しさがあります。
次から次へと演技が続いて、笑い声が絶えない。あの高揚感は、大人数ならではのものです。
一方で人数が少ない回は、一つの手順についてじっくり話し込めます。
どこで一拍ためるか、その持ち方で後ろの席から見えるか。大人数だとつい流してしまうところにまで、みんなで手が届くようになるんですよね。
以前、10名ほどで開いた回のことも記事に残しています。あのときも、賑やかさより深さが勝った夜でした。
https://comp-office.com/magic-show/magic-circle-majippa-toyama-15th-anniversary/
毎回の出欠が自由な会なので、人数はなかなか読めません。
それでも「少ないから今日はハズレ」ということが一度もないのは、この会の性格をよく表しているなぁと思うのです。
賑やかさと深さ。
どちらが上ということはなくて、どちらもマジックを磨くうえでは欠かせない。人数が勝手にどちらかを選んでくれる、くらいに構えているのがちょうどいいのかもしれません。

プロもアマも横並び。気さくな人ばかりが集まる理由
まじっぱに来てくださる方は、とにかく気さくで、いい人ばかりです。
これは運がよかっただけかもしれません。
ただ、プロもアマも横並びで一人一ネタを演じるという形が、その空気を支えている部分もあると思っています。肩書きが前に出ないので、単純に「マジックが好きな人同士」として話せるんですよね。
趣味として続けたい方、プロを目指している若い方、マジックバーを開くのが夢だという方。
入り口はばらばらなのに、テーブルに座ればみんな同じ顔になる。
10年前に書いたエッセイでも、同じことを書いていました。マジックを真ん中に置いて出会いが広がり、深まっていく。サークルの役割はそこにある、と。
https://comp-office.com/essay/toyama-magic-circle-majippa/
「マジック好きの輪を広げる、輪を深める」。
まじっぱをここまで続けてきたテーマは、ずっとこの一行です。
広げるだけでも、深めるだけでも足りない。
新しい方が入ってきて輪が広がり、その方が何度か通ううちに輪が深まっていく。この両方が回っている状態を保つのが、案外いちばん難しいところだったりします。
前回のレポートでも、この幅広さについて書いています。
https://comp-office.com/magic-show/toyama-magic-circle-majippa-126/
コンプオフィスの「研究会」とはどう違う?
まじっぱは「好きを楽しむ場」、研究会は「仕事の腕を磨く場」です。
コンプオフィスでは、所属マジシャンが集まる「マジック研究会」も毎月ひらいています。
同じマジックの集まりですが、目的も空気もはっきり違うんですよね。
| まじっぱ(マジックサークル) | コンプオフィス マジック研究会 | |
|---|---|---|
| 目的 | マジック好きの輪を広げる・深める | プロとしてお客様に届ける腕を磨く |
| 参加者 | プロ・アマ・初心者、年齢問わず | コンプオフィス所属マジシャン |
| 決まりごと | 演じる人は必ず一人一ネタ | 新作のネタ見せと3分間スピーチ |
| 空気 | 好きなものを好きなだけ語る | 遠慮のない指摘を交わす |
研究会のほうは、お金をいただいてお客様の時間をお預かりする以上、譲れない一線があります。
だからこそ厳しいことも言い合う。その様子はこちらの記事にまとめています。
https://comp-office.com/magic-show/comp-office-magic-study-group-202606/
まじっぱは、そこから一度離れて、ただ「不思議っておもしろい」を分かち合う場です。
マニアックな話を心置きなくできるのは、こちらの会。この切り替えがあるから、どちらも長く続けていられるのだと思います。

会場と参加のしかた
会場は、射水市の「QQプラザ(救急薬品市民交流プラザ)」です。
2024年8月からこちらを使わせていただいています。広くて、きれいで、駐車場もたっぷり。受付のスタッフさんまでマジック好きという、ありがたい会場です。
- 会場:QQプラザ(救急薬品市民交流プラザ)
- 住所:〒939-0351 富山県射水市戸破4200-11
- 時間:夜7時すぎから2時間ほど(観覧のみの方は少し早めに退出できます)
- 対象:マジックが好きな方ならどなたでも。プロ・アマ・年齢は問いません
会場の詳細はこちらから確認できます。
https://giken-service.jp/imizu/
開催日は月によって変わりますので、参加をお考えの方はお気軽にご連絡ください。
「今月はいつですか」の一言で大丈夫です。
https://comp-office.com/contact/
よくある質問
富山のマジックサークル「まじっぱ」は初心者でも参加できますか?
参加できます。マジックを始めたばかりの方も、これから始めたい方も歓迎しています。小学生から人生の大先輩まで幅広いメンバーが在籍しているので、経験の長さを気にする必要はありません。
マジックが演じられなくても参加できますか?
観覧のみの参加も歓迎しています。実際に「見るだけ参加」から始めて、何度か通ううちに演じる側に回った方も少なくありません。まずは会の雰囲気を見にいらしてください。
「一人一ネタ」はどれくらいのものを用意すればいいですか?
短いもの1つで十分です。長さや完成度を競う会ではないので、練習中の手順を持ってきて、みんなの意見を聞いて帰る、という使い方でもまったく問題ありません。
参加費や開催日はどこで確認できますか?
参加費も開催日も、お問い合わせフォームからご連絡いただければお伝えします。開催は毎月1回、会場は射水市のQQプラザ(救急薬品市民交流プラザ)です。
子どもも参加できますか?
参加できます。小学生のメンバーも在籍しており、世代を越えて一緒に楽しんでいる会です。保護者の方の付き添い観覧も歓迎しています。
まとめ
参加者が少なめの回でしたが、終わってみればしっかり濃い夜になりました。
人数が多ければ賑やかで楽しい。少なければ深く話し込める。
どちらに転んでも損がないというのは、続けてきた会がくれたご褒美なのかもしれません。
そしてやはり、集まってくださる方々が気さくでいい人ばかり、ということに尽きます。
128回も重ねてこられたのは、その一点だと思っています。ありがたいことです。
マジックが好きな方、これから始めてみたい方。
富山でマジックサークルを探しているなら、ぜひ一度のぞきに来てください。演じるなら、ネタは一つで大丈夫です。お待ちしています!
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