マジック×ボランティア|富山が“マジック県”になる夢と3つの原点

皆さんこんにちは、マジシャンのコンプレッサーです!

FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」、今週もよろしくお付き合いください。

6月も半ば、じめじめじめじめ、過ごしにくい季節になってきましたね。

カバンの中に持ち歩きタイプの扇風機を忍ばせる毎日です(笑)。

そんな梅雨のさなか、ちょっと心に残る出来事がありました。

それが「ボランティア養成講座」で、マジックを教えに行ってきたお話なんです。

FMとやま「マジシャン・コンプレッサーのしゃべっちゃお」2026年6月14日放送回『ボランティア養成講座』radikoポッドキャストのエピソード再生画面

今週の放送内容をざっくり総まとめ!

今週のテーマは「マジックとボランティア」。

きっかけは、富山県こどもみらい館さんで開かれた、ボランティア養成講座の講師を務めたことでした。

マジックを教える立場で90分。準備をしながら、ふと「そういえば、わたしの芸人人生も、最初はボランティアだったなぁ」と思い出したんです。

夏祭りで風船を作ったあの日。

百貨店で全従業員がマジシャンに変身した、あの企画。

そして、富山がまるごと“マジック県”になったら面白いんじゃないか、という、ちょっとヘンテコな夢。

ボランティアという言葉から、思いがけず広がっていった3つの物語です。

ぜひ最後まで読んでくださいね!

富山県こどもみらい館のボランティア養成講座で、幅広い年齢の参加者にマジックを教える富山のマジシャン・コンプレッサーのチビキャラ風イラスト

富山 マジシャンがボランティア養成講座でマジックを教えてきました

会場は、富山県こどもみらい館さん。

ボランティアを養成する、という講座ですから、わたしはマジックを教えて差し上げる立場で行かせていただきました。

90分間、何をどうお伝えすればいいのか。

まずは構成から考えます。

よし、やっぱり3部構成だな、と。

最初に少しお話をさせていただいて。

次にマジックショーを見てもらって。

最後に、皆さんの役に立つマジックを、実際に練習して覚えてもらう。

この流れでいこう、と決めました。

講座の三部構成のイメージ。マイクで話すマジシャン、ステージでのマジックショー、参加者がマジックを練習する様子が流れるように並ぶチビキャラ風イラスト

実はこの流れ、昨年もやらせていただいたものなんです。

同じくこどもみらい館さんが主催で、富山県内の学童保育で子どもたちに接している支援員の皆さんへ、マジックやマジシャンとして感じていることをお伝えする講座でした。

その時の3部構成がすごくいい感じだったので、今回もこの形で準備を始めたんですね。

ところが、いざ「ボランティア」という言葉を改めて考えてみると、分かっているようで分かっていない自分に気づきまして。

調べ直してみると、お金をいただくことなく、自分の持っている特性やノウハウを活かして、地域の方や子どもたち、いろんな方々に何かを届けること。

そういうことなんですよね。

当日の様子は、こちらの開催報告にもまとめてありますので、よかったらどうぞ。

https://comp-office.com/magic-show/kodomo-miraikan-volunteer-magic-report-2026/

わたしの芸人人生、最初の一歩もマジックのボランティアだった

「ボランティアって、なんだっけ」と考えているうちに、ハッと思い出したことがありました。

そういえばわたしも、芸人生活の最初の一歩はボランティアだったなぁ、と。

自分の記憶の中では、初めて舞台に立ったのは、サラリーマン時代でした。

イベント担当だったわたしに、ある芸人さんが「お笑いイベントがあるから見に来てください」と声をかけてくれて。

「見に行くくらいなら、出てみたいです」と言って飛び込んだのが最初——そんなイメージだったんです。

でも、よくよく思い返すと、その数年前にもう出ていたんですよ。

それがボランティアでした。

何をしたかというと、風船を作ったんです。

夏祭りの夜店で、子どもたちの行列に向けて汗をかきながら風船をひねる若い頃のマジシャンのチビキャラ風イラスト

当時、細長い風船で犬やお花を作るのが楽しくてたまらなくて、家でずっと練習していたんですね。

その噂を聞きつけた、子どもが通っていた保育園の保護者の方から、「夏祭りで子どもたちのためにやってもらえませんか」と声をかけていただいて。

もちろんギャラなんてありません。

わたし自身、お金をいただいて演じるという感覚すらまだ無い頃でしたから、「もちろんやりますよ!」と。

風船も自分で買って、準備して、当日へ。

人前で何かをすることがほとんど無かったので、相当練習して臨みました。

ところが始まってみると、夏の暑い盛りに長い行列がドーンとできまして。

頑張って作るんですが、ほとんどが犬とネズミとウサギ(笑)。

作り方はぜんぶ一緒で、パーツの長さが違うだけ、というね。

自分がロボットになったみたいに、次から次へと作ってお渡しして、あっという間に1時間。

でも、終わった後の達成感が、もう半端じゃなかったんです。

子どもたちがすごく喜んでくれて、お父さんお母さんたちも喜んでくれて。

あの後のビールの美味しかったこと(笑)。

あれが、わたしの最初の“出番”だったんだなぁと、しみじみ思い出しました。

大和デパートの全従業員がマジシャンに変身!忘れられないマジックショー

講座の最初のスピーチでは、もうひとつ、この番組でもお話ししたエピソードをお伝えしました。

わたしがマジシャンになる前、この番組のスポンサーでもある富山大和さんで働いていた頃の話です。

そこで「全従業員がマジシャンに変身」という企画をやらせていただいたんですね。

従業員の皆さんにマジックを覚えてもらって、ポケットにそっと道具を忍ばせておく。

そして、お客さんが来たら、子どもたちに突然マジックを見せる、という仕掛けです。

百貨店の売り場で従業員がポケットからマジック道具を取り出し、泣いていた子が笑顔になり、おじいちゃんおばあちゃんが見守る温かい場面のチビキャラ風イラスト

中でも心に残っているのが、泣いていたお子さんのお話。

ある従業員の方がマジックをしたら、その子がピタッと泣き止んだんです。

その様子を見ていたおじいちゃんおばあちゃんが、それはもう喜んでくださって。

そんないい話ばかりではありません。

いざマジックを始めてみたら、タネが丸見えだった、なんてこともありました。

でも、です。

マジックは失敗したけれど、そこから会話が生まれて、コミュニケーションが深まって、お客さんとすっかり仲良くなれたんですって。

失敗すらもご縁に変わる。

そういうことが、現場では本当に起こるんですよね。

そんな出来事を思い出しながら、皆さんにお話しさせていただきました。

マジックができる人が増えたら、富山は“マジック県”になる

講座には、コンパクトな人数の皆さんが参加してくださいました。

10代の若い方もいれば、20代の女性、そしてお年寄りの方まで、本当に幅広い顔ぶれ。

この皆さんが、これからどんなふうにボランティアとして活躍されるのか。

気になって主催者さんに伺ってみると、こんなお話でした。

こどもみらい館さんの中でスタッフとして活躍していただくこともできるし、それぞれの地域に持ち帰って、自分の立場で役立てていただくのもOKなんです、と。

それを聞いて、ピンと来たんです。

かつて大和さんの中で広がった「ポケットからマジック」が、今度はこどもみらい館さんの中で広がっていく。

さらに、地域に持ち帰れば、富山県のどこかで、ポケットにマジックを忍ばせた誰かが、子どもたちに不思議を見せる——そんな光景が生まれるわけですよね。

富山県の地図の上に、いろんな町でマジックを見せる人がどんどん増えていく“マジック県”の夢を描いたチビキャラ風イラスト

マジックができる人が、富山にどんどん増えていく。

これって、なかなか面白いことなんじゃないかな、と。

わたし自身はもうプロマジシャンですから、お仕事としてボランティアでお受けするわけにはいかない立場になってしまいました。

でも、いろんなポジションのマジシャンがいていいわけですよね。

こうしてマジシャンが県内に広がっていったら、富山はもっと面白い県になる。

不思議で面白い、まるごと“マジック県”の富山。

そんなヘンテコな夢が、ふくらんでしまった講座でした。

詳しいこどもみらい館さんの活動は、公式サイトものぞいてみてくださいね。

https://kodomo-miraikan.com/

マジックサークル「まじっぱ」も、いろんなマジシャンの居場所です

実はこの「いろんな層のマジシャン」というつながりは、わたしがずっと続けているマジックサークル「まじっぱ」にも通じる話なんです。

毎月開催して、もう100数十回。

ここには本当にいろんな方がいます。

わたしのようなプロもいれば、始めたばかりの初心者の方も。

プロ歴18年のわたしより、「子どもの頃からだからマジック歴40数年ですよ」という大ベテランもいらっしゃる。

職業としてやっている人、半分プロみたいな人、ボランティアで活躍している人。

マジックが好きな人の輪が広がって、深まっていく。

それを大事にしてきたサークルなんですが、最近あらためて思うんです。

メンバーがマジックを披露する場が、もっとあってもいいんじゃないかな、と。

自分で練習して覚えるのが楽しい、という段階の方も、近所の人に見せる場が増えたら、きっともっと楽しくなる。

そういう発表の場をどんどん作っていくのも、もしかしたらプロマジシャンの役割のひとつなのかもしれません。

番組をお聴きの皆さんの中にも、もしかしたら「プロじゃなくていいから、ボランティアでマジックに来てもらえないかな」という方がいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、ぜひお気軽に、わたしのホームページからお問い合わせください。

まじっぱのメンバーもいますので、いろいろ対応できると思います。

マジックは、本当にいい趣味ですからね。

まじっぱの雰囲気は、こちらのレポートでも感じていただけますよ。

https://comp-office.com/magic-show/toyama-magic-circle-majippa-126/

6月のマジックサークルまじっぱは22日!見るだけ参加も大歓迎

最後に、マジックサークル「まじっぱ」のご案内です。

6月の開催日は、もう決まっています。

6月22日(月)、午後7時30分から午後9時まで。

会場は射水市の救急薬品プラザ(QQプラザ)です。

お一人の参加費は500円。

「自分でやるのはまだちょっと…」という方も大丈夫。

マジックを見るだけ、という参加も大歓迎です。

見ているうちに、きっとマジックの楽しさが伝わってくると思いますよ。

ボランティアという言葉から、自分の原点をたどり、富山の未来まで夢見てしまった今回。

マジックって、本当にいろんな人と人をつないでくれるなぁと、あらためて感じています。

それでは今週はこの辺で。

お相手はマジシャンのコンプレッサーでした。また来週!

FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」とは?

タイトル:マジシャン コンプレッサーのしゃべっちゃお

番組ディレクター:虎平太

15分一本勝負のフリートーク番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」!

わたしの勝手気ままなトークで、日常・仕事・家族のエピソードをお届けしています!

放送時間:FMとやま 82.7 毎週日曜日 朝9時30分~

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・放生若狭屋 https://houjou-wakasaya.jp/

・富山大和 https://www.daiwa-dp.co.jp/toyama/

radiko ポッドキャストで聴こう!

過去放送は radiko のポッドキャストで楽しめます!

今回のエピソードも、音声で聴くとわたしの熱量がもっと伝わるはず!ぜひチェックしてくださいね。

https://radiko.jp/podcast/channels/686a6fce-7ea5-484a-aa05-69af19b96ba6

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