マジシャンのルーツは百貨店!OB会で気づいた17年の感謝
皆さんこんにちは、マジシャンのコンプレッサーです!
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」、今週もよろしくお付き合いください。
今回はですね、収録前にちょっとしたOB会に参加してきた、その余韻からお届けしてまいります。
サラリーマン時代の先輩たちと、18年ぶりに集まる氷見番屋街でのランチ会。
わたしが最年少参加で(多分)、最年長はなんと86歳!
その会場でかけられた何気ない一言が、
——え、わたし、新入社員のときからそんなこと言ってたの?
そんな衝撃から、自分のルーツを見つめ直すお話に発展していきます。
百貨店勤務17年が今のマジシャンとしての歩みにどう繋がっているのか。
そして退職された大先輩の「日本全国ブラブラ旅」のかっこよさに、人生の彩りについて考えさせられた、そんな時間。
ぜひ最後まで読んでくださいね!

今週の放送内容をざっくり総まとめ!
今週のしゃべっちゃおは、収録に向かう道中でのほっこりエピソードからスタート。
のんびり運転していたら、横をすーっと追い抜いていった急ぎの車と、結局信号で一緒になっちゃったお話。
慌ててもしょうがないんだなあ、なんて思いながらスタジオに入ったら、まさかの別スタジオで待ちぼうけ、というおっちょこちょいな展開(笑)。
そして本編は、サラリーマン時代の先輩たちが集まったOB会のお話。
17年勤めた百貨店のOB会で、新入社員時代の自分について先輩からとんでもない事実を告げられ、自分のルーツを見つめ直す時間をいただきました。
エンディングでは、退職された大先輩の「日本全国ブラブラ旅」のお話から、夢を持つことの大切さについても語っていますよ。
のんびり運転で気づいた「急いでも結局信号で一緒」の法則
今日は本当にいい天気でしてね、収録に向かう道中もすーっとのんびり運転で来ました。
たまたま前を走っている車がゆっくりめだったので、まあ天気もいいしゆっくり行こうかと、その車の後ろについてのんびりのんびり走っていたんです。
そしたら横から、なんだか急いでいる感じの車がすーっと追い抜いていくわけですよね。
あー、急いでるなあ、なんて思って眺めていたら——次の信号でちゃんとまた一緒になるんですよ。
不思議なものでね。
青信号でその車がまたすーっと前に出ていって、急いでんなあ、と思っていたら、次の信号でもまた一緒。
ああいうのを見ていると、慌ててもしょうがないんだなあって、しみじみ思ってしまいますもんね。
とは言え、急いでいるときって、心がバタバタしてついついアクセルを踏みがちなんですけど。
こういうことは、ちゃんと覚えておきたいですよね。
あんまり急いでも、どうせ信号で一緒になるんだから、って。
天気のいい日にのんびり運転していると、いろんな気づきがあるもんです。

別スタジオで待ちぼうけ!声に出る「眠さ」の不思議
そんなのんびり気分でスタジオに到着して、トラヘイタさん今日は遅いなあ、なんて思ってぼーっと待っていたんです。
——別のスタジオで待っていた、ということに、しばらくして気づきまして(笑)。
スタッフさんに「コンプレッサーさん、そこじゃないですよ」と言われて、慌ててこちらのスタジオに移動。
やっぱりぼーっとしているのは良くないですね。
しかも本人としてはね、ぼーっとしている感はなくて、頭もちゃんと回っているなあと思っていたんですよ。
なのにリハーサルというか声出しの段階で、トラヘイタさんから「コンプさん、今日眠い声してますよ」なんて言われましてね。
そんなもんなんでしょうかね。
でもコンプレッサーの眠い声に気づいていただけるのも、トラヘイタさんとの長いお付き合いがあるからなのかなあ、と思ったりして。
ありがたいなあ。
最初にラジオで喋り始めたとき、自分の声って本当に違和感がありましたけど、もう長くやらせていただいているので慣れるもんですね。
毎週わたし、ラジコのポッドキャストで自分の番組をチェックしているんですが、聞いていると、その週その週で声が違うのが分かるんですよ。
前の日に飲みすぎたのかなあ、みたいな声があったり。
ちょっと眠いんじゃね?みたいな声があったり。
毎回同じように喋っているつもりでも、微妙な違いってあるんですよね。
そういうのが、はっきり言語化はできないけど、イメージとして人に伝わってしまうものなんだろうなあ、って。
声には、表情があるんです。
これ、ラジオで喋り始めたときからずっと感じているテーマでしてね。
明るく喋っているつもりなのに、なんだか怒っているように聞こえたり。
ゆっくり喋っているつもりなのに、すっごい早口になっていたり。
ちょっとした心の動きが、そのまま言葉に出てくる。
意識的に管理できればいいんでしょうけど、なかなか難しいもんです。
私のルーツはここにあり!17年勤めた百貨店のOB会で再会
さて、ここからが本題でございます。
先日、面白いランチ会に行ってまいりましてね。
お酒なしのランチ会という、ちょっと珍しいコンセプトの集まりだったんですが、サラリーマン時代の先輩から「みんなで集まるから来てよ」と連絡をいただいて。
サラリーマン時代というと、この番組のスポンサーでもございます、富山大和さんです。
わたし、マジシャンになる前に17年間、高岡大和で働いていましてね。
高岡大和のOBたちで集まろう、というランチ会だったんです。
なんとなく感覚的に、10人くらい、多くて15、6人かなあと思って向かったら——なんと50人を超える参加で、60人近くいたんじゃないでしょうか。
びっくりしました。
会場は氷見の番屋街。
そこにもサラリーマン時代の先輩が一人いて、その先輩が今回の幹事をしてくださったので、お店もそちらになったわけです。
会場に着いて受付に向かうと、懐かしいお顔が並んでいてね。
わたしもプロマジシャンになって18年目ですから、大和さんを辞めたのが18年前ということになります。
18年経ったお顔がそこに並んでいる。
でも、見たらちゃんと分かるんですよ。
うわあ、お久しぶりです!って、自然に声が出てしまう。
会場の中に入ったら、本当にいろんな方々がいらして、懐かしい顔がいっぱい。
このテーブルですよ、と案内されてテーブルに行ったら、当時バリバリ仕事ができる部長さんだった方々がそこに。
——わたしここに座っていいんですか?
だってわたし、サラリーマン時代は役職がつく前に辞めていますからね。
もう平社員ですよ。
部長さんといえば、もうとんでもない雲の上のような、すげえ方々というイメージしかなかったお顔の隣に座ることになって。
最年長の方は、なんと86歳と仰っていました。
びっくりしました、年齢を聞いて。
それなのに、めちゃくちゃお元気でね、すごかった。
ちなみに全体的にいうと、わたしが最年少でした。
本来なら辞めた人が集まる会だから、年齢を重ねた方が多くなる。
だからこそ若い層にも声をかけよう、というのが今回の趣旨だったみたいで、わたしも声をかけていただいたわけです。
ちなみに、同じOB会つながりで、同窓会・OB会向けのマジック企画はこちらの記事にまとめています。
https://comp-office.com/magic-show/reunion-magic-guide-2026/
新入社員のときの「自分で仕事したい」発言が衝撃の理由
会場で後ろ姿を見ていたら、誰だか分からない男性が一人いらしてね。
うわあ、あの方どなただろう、まったく分からないなあ、と思っていたんです。
ところが、横顔をちらっと見た瞬間に——あっ!と。
わたし、高校卒業して新入社員として入ったときに、その方の下についていたんですよ。
6つ7つ、もうちょっと上かな、7つ8つくらい上の男性の先輩。
すぐにご挨拶に行きましたら、
「ああ、コンプレッサーくんやろ、知っとるよ知っとるよ、マジック頑張っとるよね」
そう言ってくださって。
あ、そうなんです、ありがとうございます、なんてご挨拶していたら、その次に言われた言葉に、わたしは固まってしまった。
「あれやもんね、入社した時から言っとったもんね」
え、何をですか?
「自分自身で何か仕事したいって」
——え、わたしそんなこと言ってましたか?
もう、びっくりしました。
そんな記憶、まったくないんですよ。
だってうちは両親もサラリーマン家庭で、終身雇用が当たり前みたいなイメージで入社した記憶がすごく強くて。
定年を迎えるまで絶対に大和で頑張ろう、っていう思いで入った、と思い込んでいたんです。
なのに、当時の上司にはそんなことを口にしていた。
新入社員でいきなり「自分で仕事をやろうと思っています」なんて言うのは、いやあ、どうなんでしょう(笑)。
今思うと、ずいぶん生意気な新入社員だったのかもしれません。
でも、それが先輩の中ではちゃんと記憶として残っていて、18年経った今、こうして再会した瞬間に伝えてくださる。
それがなんだかね、わたしにとって意外でもあり、嬉しくもあり、ちょっとくすぐったいような、不思議な気持ちでございました。

百貨店時代の経験こそマジシャンのルーツだったと気づいた瞬間
会場の皆さんは、本当に年齢を重ねていて、当時の上司の顔を見ると、いいことばっかりじゃなかった当時の自分も思い出されるんですよ。
わたしも当然いろんなことをやらかしましたし、若気の至りも一杯ありましたから。
あの時の反省みたいなことが一気に蘇ってきて、お顔を見ているだけで申し訳ない気持ちが湧いてくる。
よくこんなにお久しぶりなんて言ってもらえるなあ、なんて思ったり。
もちろん、仕事も一生懸命やりましたよ。
やりましたけれども、いろんなことを思い出していると、ふと気づいたんです。
——ああ、これがわたしのルーツになっているんだなあ、って。
だって、高校から出て大和さんで働いていなかったら、わたしは絶対にマジシャンにはなっていなかったんですよ。
大和に入って最初は食品売り場で働き、そのあとイベントを担当することになって、そこでマジシャンに出会い、マジックの魅力に取り憑かれて、プロマジシャンに転向。
こういう流れがあったから、今のわたしがあるんです。
大和さんに入っていなかったら、絶対にマジシャンにはなっていなかった。
しかも、ですよ。
イベントの仕事を覚えるなら司会をやるのが一番だ、とマイクを握る経験をくれた上司がいて。
イベントの全体設計を教えてくれた上司、広告のことを教えてくれた上司もいて。
「自分自身を売る」というのが、マジシャンになった今のわたしの仕事ですけど、それってまさに当時の経験が全部繋がっているんですよね。
ルーツとは、根っこのこと。
人間味を磨くことと根っこを太くすることの繋がりについては、富山市中央倫理法人会での幹事長講話でも触れさせていただきました。
https://comp-office.com/lecture/chuo-rinri-ningenmi-wo-migaku/
これがわたしのルーツだと、今回のOB会ではっきりと感じることができたんです。
帰り際、皆さんに「ありがとうございました」とご挨拶していたら、
「コンプレッサー、頑張ってね」
そう言っていただいて、もうやる気がふつふつと湧いてくる感じでね。
人に会いに行くって、本当にいいですね。
家でぼーっとしていたり、いつも会っている仲間たちと過ごすのとはまた違う、熱い気持ちが出てくる。
やっぱり、いろんな人たちに会いに行くことは大事ですし、自分のルーツに遡ることは刺激になっていいなあ、と心から感じた時間でございました。
中には「あの人、亡くなったんだよ」というお話も聞いたりしてね。
え、亡くなられたんですか、と。
そんな会話もあって、本当にいろんなことを考えさせていただきました。
会場となった氷見番屋街の情報はこちらで見られます。
退職された大先輩の「日本全国ブラブラ旅」がカッコよすぎた
エンディングはちょっとしんみりしたお話を。
OB会には、わたしも大好きだった上司の一人が参加されていてね。
この番組でもいろいろ関わっていただいた、と言えば分かる人には分かるかもしれません。
その方が今、退職されまして、その後どう過ごされているかというと——
日本全国を旅されたそうなんです。
車に乗って、行きたいところがあったらそのままそっちに行く。
そこで宿泊して、次あっち行こうと思ったらあっち行く。
車の中には釣り竿を積んでおいて、いいところがあったらさっと投げてみる。
このブラブラ旅が最高だったよ、と話されているお姿が、なんとも眩しくってね。
うわあ、こういうの憧れるなあ、と思いまして。

しかもその方、現役時代からずっと「いつかこういう旅をしたい」って仰っていたんですよ。
やりたいって言っていたことが、ちゃんとできている人生って、かっこよくないですか?
——わたしも、いつかそういうことをやれるように。
そう言いかけて、ふと立ち止まったんです。
今のわたしには、将来こんなことをやりたい、というものが、なんだか無いような気がして。
そういうのが無い自分って、どうなんだろう。
そんなことを考えさせていただいた時間でもありました。
今やらなきゃいけないこと、将来こうなるためにやらなきゃいけないことは、たくさんあるんです。
でも、いろんなことを乗り越えた最後に「こんなことやりてえよなあ」みたいな夢を持つことって、普段の生活に彩りを与えてくれるのかもしれません。
こういう企画をしてくださった先輩方には、本当に感謝でございます。
毎年やるという話なので、また来年、1年経ったらどうだったかをお互いに確認し合う、そんな時間にもなるのかもしれません。
もう来年が楽しみになっております!
ということで、今週はこのあたりでお時間でございます。
また次回お会いしましょう。
お相手はマジシャンのコンプレッサーでした。
また来週!
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」とは?
タイトル:マジシャン コンプレッサーのしゃべっちゃお
番組ディレクター:虎平太
15分一本勝負のフリートーク番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」!
わたしの勝手気ままなトークで、日常・仕事・家族のエピソードをお届けしています!
放送時間:FMとやま 82.7 毎週日曜日 朝9時30分~
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・富山大和 https://www.daiwa-dp.co.jp/toyama/
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