梅雨どきの賞味期限、信じるのは日付?それとも自分の感覚?
皆さんこんにちは、マジシャンのコンプレッサーです!
FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」、今週もよろしくお付き合いください。
今回はですね、この梅雨どきにふと思ったことから始まるお話です。
きっかけは、なんてことない庭の草むしり。
そこから「食べ物の賞味期限って、いったい何を信じればいいんだろう?」というところまで、わたしの頭の中がぐるぐると転がっていったんです。

今週の放送内容をざっくり総まとめ!
今週のテーマは「梅雨時に思うこと」。
お部屋の大掃除から流れで庭の草むしりへ、そこで雑草の強さと除草剤のちょっとした怖さに気づき、お皿洗いをしながら洗剤の進化に感心して……。
そうこうしているうちに、たどり着いたのが「賞味期限」のお話です。
梅雨どきって、食べ物がいつまで大丈夫なのか、判断がいちばん難しい季節じゃないですか。
日付を信じればいいのか、それとも自分の鼻や舌を信じればいいのか。
——そんな、暮らしのなかの小さな迷いと気づきのお話です。
最後はちょっとAIの話にもつながっていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
梅雨の晴れ間の草むしりで気づいた「雑草の強さ」
昨日、お部屋の大掃除をしましてね。
こういうのって、始めるまでが本当に面倒なんですよね。
でも一つ動き出すとエンジンがかかってきて、次々と片付けが捗っていく。
その勢いのまま、庭の草むしりまでいってしまいました。
ちょうど梅雨どきなのにたまたま晴れていたので、洗濯物を干しに外へ出たんです。
すると、長く伸びた草が一本、目に入りまして。
「あ、これ気になってたんだよな」と一本抜いたら、その横の一本も気になる。
そうやって一本、また一本と抜いていくうちに、「もうこの辺全部やっちゃえ!」となっていました。
それにしても、なんで雑草ってこんなに強いんでしょうね。
美味しい野菜は手間ひまかけないと育ってくれないのに、雑草だけはほっといてもスクスクと伸びていく。
たくましいなぁと、毎回感心してしまいます。

ただ、もう一つ「すごいな」と思ったのが除草剤です。
というか、これは「ちょっと怖いな」という話なんですけどね。
三年ほど前、砂利の部分に「ここは草はいらないぞ」と除草剤を撒いたんです。
その効きっぷりが、いまだに続いていまして。
あるジャンルの雑草だけは、三年経ってもちょろっと生えてきては、また枯れていく。
嬉しいような、怖いような。
もしこれを野菜畑に間違えて撒いていたら、うちの土は全部だめになっていたのかな、なんて。
うちにはトイプードルのあおちゃんとぐりちゃんもいますから、散歩のときに庭で何かペロッと舐めたら危なくないかな、とも思ったり。
便利なものほど、使い方には気をつけなきゃいけないんだなぁと、しみじみ感じた次第です。
皿洗いで感心した、暮らしの道具の進化
草むしりのあとは、家事の流れでお皿洗いもしていました。
わたし、お皿を洗うのが結構好きなんですよ。
お皿がどんどんきれいになっていく感じ、楽しくないですか?
ここでも「進化したなぁ」と感心したのが洗剤です。
子どもの頃の洗剤って、お皿を洗うと手の油まで全部持っていかれるような印象があって。
すぐに手がパリパリになっていた記憶があるんですよね。
それが今の洗剤は、手は荒れにくいのに、お皿の油はキュッキュッと気持ちよく落ちる。
しかも、落としたあとは洗剤そのものもスーッと流れてくれる。

便利なものに囲まれて暮らしているんだなぁと、改めて思います。
ふと、昔の人はどうしていたんだろうとも考えました。
頭の中になぜか江戸時代が浮かんできて、「あの頃の人たちはお皿洗いをどうしていたのかな」なんて。
……と、話が飛びすぎたので元に戻しますね(笑)。
梅雨の賞味期限が怖くなったのは、親元を離れてから
そうして暮らしのことをあれこれ考えるうちに、たどり着いたのが食べ物の賞味期限のお話です。
この梅雨どきって、賞味期限や消費期限の判断が本当に難しいですよね。
わたしがいちばん思い出すのは、結婚して親元を離れたときのこと。
それまで当たり前に食べていたものが、急に「これ、今食べても大丈夫なのかな」と判断できなくなった怖さがあったんです。
若い頃は、日付が一日でもずれていると、もう食べるのが怖くなってしまって。
でも子どもの頃は、そんなこと気にせずに育ってきたんですよね。
両親が、特に母親が、ちゃんと見ていてくれたからです。
「そんなもん大丈夫やじ、食べれるわいね」
母のあのひと言の安心感は、今思っても本当にすごい。
食べ物が食べられなくなる、その境界線って、自分ではなかなか分からないものですから。
鱒寿司との睨めっこで再確認した、自分の感覚の大切さ
つい先日、あるマジックショーに伺ったときに、お土産で鱒寿司をいただいたんです。
「製造日から三日間大丈夫ですよ」と書いてある。
でも開けてみると、なんだかちょっと独特な匂いがして、「ん?これ大丈夫かな」となりまして。
梅雨どきだから冷蔵庫に入れたほうがいいのか、でも冷蔵庫に入れるとお米が硬くなるし……。
そう思い始めると、「控室は涼しかったけど、運ぶときの車の中は暑かったかも?」なんて、どんどん疑いが膨らんでくる。

でも、主催者さんのお顔を思い出してみると、絶対そんないい加減なことはありえない方なんですよね。
疑い出すとキリがない。
「もう絶対大丈夫だろう」と、妻と二人で鱒寿司と睨めっこしながら蓋を開けてみたら——。
鮮やかな鱒寿司が顔を出してくれて、いい香りしかしない。
食べてみたら、もちろん美味しい。
このとき改めて思ったんです。
日付を見ただけじゃ分からない。
匂いとか、触った感じとか、味とか、自分の感覚ってすごく大事だなって。
母が魚をもらってきては、糸で巻いて扉に引っかけて干物を作っていたのも思い出します。
あの頃は「お母さんの干物うまいなぁ」と普通に食べていましたけど、今思うと、よく見極めていたものだなと。
美味しい干物と、傷んでしまう干物の境界線。
あれこそ、長年の感覚だったんでしょうね。
AI時代だからこそ、自分の感覚を研ぎ澄ましたい
ここからは、最近わたしがよく考えていることにつながります。
毎日のようにAIに触れていると、人間の進化と退化みたいなものを考えることが多くなりました。
表示や数字ばかりを見て判断するのは、たしかに便利で安心です。
でも、そればかりに頼っていると、いざ「自分で決めなきゃいけない場面」が来たときに、自分の感覚で判断できなくなってしまうんじゃないか。

便利な道具はどんどん使えばいい。
わたし自身、AIにはずいぶん助けてもらっています。
ただ、自分の鼻や舌、五感で見極める力だけは、鈍らせちゃいけないなと。
むしろ便利な時代だからこそ、意識して研ぎ澄ましていきたい。
これは、マジックの現場にも通じる話なんですよね。
データや段取りも大事だけれど、最後にお客さんの空気を読んで一手を変えるのは、やっぱり自分の感覚ですから。
AIと人間の感覚については、こんなお話も以前にしています。
https://comp-office.com/magic-show/digital-analog-writing-obsidian-brain/
https://comp-office.com/radio/shinosuke-letter-ecchoza-digital-detox/
梅雨どきの賞味期限という、ささやかな迷いから、こんなところまで考えが転がっていきました。
自分の感覚を研ぎ澄ましていくこと。
それが、これからの時代の大事な判断基準になるんじゃないかな、というのが、今のわたしの結論です。
それではまた来週、お会いしましょう。
お相手はマジシャンのコンプレッサーでした。
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タイトル:マジシャン コンプレッサーのしゃべっちゃお
番組ディレクター:虎平太
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