氷見市の学童保育10周年記念|子どもが主役のマジックショー
こんにちは!マジシャンのコンプレッサーです!
2026年8月26日、富山県氷見市のビバふじみだい児童育成クラブさんが開いた10周年感謝祭にお招きいただきました。子どもたちが地域の皆さまをもてなし、その締めくくりに約1時間のマジックショーと、みんなでマジックに挑戦する時間をお届けした一日です。
この記録を書く前に、日付だけははっきりお伝えしておきます。行事が開かれたのは8月26日。氷見市で記録的な大雨となった8月27日の前日です。
氷見市長をはじめ、来賓の皆さまにもお越しいただきましたが、災害が起きる前に行われた行事でした。
翌日の大雨では、氷見市内の多くの方が被害を受けられました。大雨の当日、ビバふじみだい児童育成クラブの代表の方へ連絡したところ、クラブに関係するところに被害はなかったとうかがい、ひとまず安堵しました。
ただ、市内には大きな被害が出ています。この一日をいつ、どんな言葉で残せばよいのか迷い、ブログの公開まで時間が空きました。
被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。復旧が一日も早く進むことを願っています。氷見市による大雨関連の情報は、こちらにまとめられています。
https://www.city.himi.toyama.jp/emergency/15186.html

ビバふじみだい児童育成クラブの10周年記念行事とは?
子どもたちが、日頃お世話になっている地域の皆さまをもてなす行事です。
会場には手作りのお店が並び、食べ物や飲み物を準備する子どもたちの姿がありました。氷見市長をはじめ、地域の来賓の方々を迎える役も担います。大人が整えた催しを見るだけではなく、一人ひとりがこの日の出番を持っていました。
お店の看板も会場の飾りも手作りです。何を出すか、どう迎えるかを考えて動く姿から、普段の活動で積み重ねてきたものが伝わってきました。
マジックの準備で会場に入ったときから、いつもの出演とは少し空気が違いました。ショーを見るお客さんでありながら、それまでは子どもたちが地域の皆さまを迎えていたのです。

ビバふじみだい児童育成クラブさんの施設情報は、氷見市の公式サイトでも紹介されています。
https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/soshiki/kosodate/1/1/751.html
支援員研修から、冬の出演、そして10周年へ
ビバふじみだい児童育成クラブさんとのご縁は、今回が最初ではありません。
きっかけは、富山県内の放課後児童支援員の皆さんに集まっていただいた研修会でした。子どもたちとの関わりに生かせるコミュニケーションとマジックをテーマに、講演とマジックレクチャーを担当。その会場に、ビバふじみだい児童育成クラブの支援員さんたちがいらっしゃいました。
https://comp-office.com/radio/gakudo-shienin-kenshu-toyama-lecture/
その後、冬の行事に声をかけていただき、マジックショーとマジックに挑戦する時間を楽しんでいただきました。そして今回、10周年記念行事にもご依頼をいただいたのです。
https://comp-office.com/magic-show/himi-nursery-magic-show/
打ち合わせで代表の方と話し始めると、つい長話になります(笑)。子どもたちにどんな大人と出会ってほしいのか。日々どんな気持ちで関わっているのか。
そんな話題が次々に広がるのです。
行事を増やせば、その分だけ準備は増えます。それでも、子どもたちにいろいろな人や出来事と出会ってほしいと企画を重ねている。だからこそ、また呼んでいただけたことが本当にうれしかったです。
のびのびと、きちんとは両立する?
ビバふじみだい児童育成クラブさんでは、のびのびと過ごすことと、人への配慮が自然に両立していました。
これまで、たくさんの学童保育さんへおじゃましてきました。施設ごとに空気は違い、子どもたちとの関わり方も違います。外から短時間うかがう立場で、良し悪しを決めることはできません。
そのうえで、この日に強く残ったことがあります。
マジックの荷物を運んでいると、子どもたちのほうから「運びましょうか」と声をかけてくれました。挨拶もしっかりしている。でも、かしこまっているわけではなく、みんな明るくてにぎやかです。
「自由に」「のびのびと」という言葉は、受け取り方が難しい言葉でもあります。この日ここで見たのは、にぎやかに楽しみながら、必要なときには挨拶をし、誰かの荷物にも気づける姿でした。そのバランスが、とても印象に残っています。

以前、学校公演のあと、真夏のグラウンドを全力で走る子どもたちを見て書いたエッセイがあります。大人が何かを伝えるつもりで出かけても、子どもたちの姿から考えさせられて帰ってくる。学童保育さんでも、そんなことが何度もあります。
https://comp-office.com/essay/children-give-their-all/
約1時間のマジックショーで一緒に笑う
10周年記念行事の締めくくりは、マジックショーと、子どもたちがマジックに挑戦する時間。合わせて約1時間です。
子どもたちは床に座り、来賓の皆さまはその後ろから見守ります。食事のお店が並んでいた部屋が、そのままショー会場になりました。
この日は、地域の大人の皆さまも同じ空間にいらっしゃいます。前に座る子どもたちの反応を受け止めながら、後ろで見守る大人の皆さまにも笑っていただけるよう、おしゃべりの言葉や間を変えながら進めました。
マジックが始まれば、立場は関係ありません。不思議なことが起きた瞬間、前の子どもたちからも、後ろの大人の皆さまからも声が上がります。
年齢も立場も違う人が、同じ不思議を見て一緒に笑う。あの会場ならではの時間になりました。

演目を順番にこなすより、10周年の主役である子どもたちと支援員の皆さんが真ん中にいることを忘れない。見るだけで終わらず、手を動かして参加する場面もつくる。
にぎやかになったら少し静かな不思議を挟む。客席の様子を見ながら、流れを組み替えていきました。
前から声が上がれば、後ろの大人の皆さまも笑う。手を動かす時間には、子どもたちの表情がもう一段輝く。予定どおりに進めることより、その場で起きている反応を受け取ることを大事にしました。
学童保育の行事を支える支援員さんたち
学童保育さんでは、行事が増えるほど支援員さんたちの仕事も増えます。
子どもたちと企画を考え、材料をそろえ、来賓へ連絡する。会場を整え、当日の進行を見ながら子どもたちの動きも支える。
マジックショーが始まるまでにも、たくさんの準備が積み重なっています。
この日は、支援員さんたちが一歩後ろから全体を見守っていました。子どもたちがそれぞれの役割を果たせるよう、必要なところを支える。その積み重ねがあるからこそ、当日の生き生きとした姿につながっているのでしょう。
学童保育の行事でマジックショーを呼ぶときの内容や準備については、別の記事にまとめています。
https://comp-office.com/magic-show/gakudo-hoiku-magic-show-guide-2026/
よくある質問
10周年記念行事は大雨の最中に開かれたのですか?
いいえ、10周年記念行事は2026年8月26日に開かれ、氷見市で記録的な大雨となったのは翌8月27日です。行事は災害が起きる前に行われました。
ビバふじみだい児童育成クラブでは何を行ったのですか?
マジックショーと、子どもたちがマジックに挑戦する時間を、合わせて約1時間行いました。ショーの前には、子どもたちが手作りのお店で地域の来賓をもてなしていました。
学童保育の周年行事で、大人と子どもが一緒でも楽しめますか?
年齢に合わせて見せ方や言葉を変えることで、一緒に楽しめます。この日も、前の子どもたちと後ろの来賓の皆さまから、同じ場面で反応が返ってきました。
マジックショーに必要な準備は多いですか?
今回は音響とマジック道具を持ち込み、会場には電源、椅子2脚、控室をご用意いただきました。事前に必要なものを絞って共有し、当日の準備が増えすぎないようにしています。
氷見の皆さまへ
10周年を祝った日、子どもたちは明るく動きながら、地域の皆さまを迎えていました。声をかけ、品物を運び、マジックには前のめりになる。こちらの心にも、あの日の表情が残っています。
その翌日に大雨が起き、いつもの暮らしが一変した方がいらっしゃいます。楽しかった日の記録を書くことに迷いはありました。
それでも、大雨の前日に氷見で子どもたちと地域の皆さまが一緒に10周年を祝っていたことも、大切な記録として残したいと考えました。
ビバふじみだい児童育成クラブの皆さま、お招きいただきありがとうございました。10周年、心からおめでとうございます。
そして、被災された皆さまの暮らしが一日も早く落ち着くことを、心より願っています。
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