AIとの付き合い方、任せるほど自分の記憶が曖昧になるのはなぜ?

皆さんこんにちは、マジシャンのコンプレッサーです!

FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」、今週もよろしくお付き合いください。

今回のテーマは「AIとの付き合い方」です。

きっかけは、朝のオンラインミーティングを危うくすっぽかしかけたという、なんとも情けない出来事。

そこから「AIに任せた予定って、どうして自分の記憶に残らないんだろう?」という疑問が生まれ、最後は娘のバレーボールやマジックの話にまでつながっていきました。

結論から言うと、わたしの今のところの答えはこうです。

AIは使われるのではなく、道具として、自分の拡張機能として上手に活用する。そのうえで、人間らしさや自分らしさは自分の手で磨き続ける。——そんなお話です。ぜひ最後まで読んでくださいね!

早朝のオンラインミーティングの資料作成を忘れて慌ててパソコンに向かうマジシャン・コンプレッサーのチビキャラ風イラスト。AIとの付き合い方を考える朝

今週の放送内容をざっくり総まとめ!

今週のテーマは「AIとの付き合い方」。

朝6時からのオンラインミーティングを、資料も作らないまま危うく忘れかけたところからスタートです。

なぜ忘れたのか。その原因のひとつが、じつはAIにあるんじゃないかと気づきまして。

そこから、AIに任せた作業はなぜ記憶に残りにくいのか、人間とAIの境界線はどこにあるのか、という話へ。

さらに、娘のバレーボールや自分の中学時代の野球を思い出しながら、「勝ち癖」や「人間の熱」について考えていきました。

浅いようで、ちょっとだけ深い。

でも最後は明るく、「便利な時代だからこそ人間らしさを楽しもう」というところに着地します。

FMとやま「マジシャン・コンプレッサーのしゃべっちゃお」2026年7月5日放送回「AIとの付き合い方」のradikoポッドキャスト再生画面

朝6時のミーティングを、危うくすっぽかしかけた話

その日も朝、目が覚めましてね。

「よし、今日も頑張るぞ」と、なるべくいい言葉を探して1日を始めるようにしているんです。

ところが「よし、今日も快適に行こう」と思った矢先、とんでもないことを忘れているのに気づきました。

起きたのが朝4時半ごろ。そして朝6時から、オンラインミーティングが1つ入っていたんです。

しかも、その資料を全部作らなきゃいけない立場だったのに、何もしていない。

「うわー」と血の気が引いて、そこからは朝からバタバタバタっとスタート。

すぐにパソコンに向かって一生懸命資料を作り、6時からミーティング、7時に終わって、それから朝食、子どもたちを学校に送って……となだれ込むように1日が始まりました。

やっぱり1日のスタートって大事ですよね。

「一年の計は元旦にあり、一日の計は朝にあり」なんて言葉もありますけど、朝を整えておくと、1日をゆっくりじっくり進められる。

そのありがたさを、あの朝は改めて痛感しました。

AIに任せた予定は、なぜ記憶に残らないのか?

さて、なんでそのミーティングを忘れていたのか。

理由ははっきりしていて、完全にカレンダーへの書き忘れなんです。

最近ちょいちょい、こういうことがありまして。

「お忙しいからでしょう」なんて言っていただくこともあるんですが、そんなことでは許されない。

これがもしマジックショーの予定だったらと思うと、ゾッとします。

じつは、この「抜ける」原因も自分なりに分かっていて。

ひとつは、AIのせいなんですよ。

……いや、「AIのせい」なんて言うと人のせいにしているみたいで、どうなんだという話ですけどね(笑)。

どういうことかというと、カレンダーへの入力を、自分の手でやっていないんです。

「AIエージェントを通じて、Googleカレンダーに入れておいてね」とお願いする。

すると、自分の手を動かして入力したときと違って、やったという記憶がすごく曖昧になるんですよね。

AIエージェントにカレンダー入力をお願いしたものの、入力したかどうか記憶が曖昧になっているマジシャン・コンプレッサーのチビキャラ風イラスト。人間とAIの境界線を考えるイメージ

自分の手でやった作業と、お願いしてやってもらった作業。

この境界線が、頭の中でぼんやりしてしまう。

「もう入力されているはず」と思い込んでいるのに、自分でやっていないから、本当にやったかどうかが確かめられないんです。

これは危険だなと思うんですけど、この便利な流れそのものを止めることはできません。

じゃあ対策は、というと、結局のところ「お願いしたら、最後は自分でちゃんと確認する」しかない。

でもその確認だって、ある意味では時間のロスで、それならAIに任せた意味がなくなるじゃないか、という葛藤もあったりして。

機械化がどんどん進んで、人間がすることと、AIに任せることの境界線が、じわじわとAI側へ広がっていく。

この感覚は日々あって、「人間はこれからどうなっていくんだろう」なんて、常々考えているわけです。

AIとの付き合い方については、前回の放送でも「自分の感覚を研ぎ澄ます」という角度からお話ししています。

https://comp-office.com/radio/radio-rainy-season-expiration-date-senses/

娘のバレーボールで感じた、人間ならではの「熱」

そんなことを考えていると、やっぱり「人っていいなあ」と思う瞬間があって。

そのひとつが、子どもたちのスポーツなんです。

うちの中学3年生の娘が、バレーボールをやっていましてね。

社会人になったお姉ちゃんもやっていたので、その憧れもあったのかもしれません。

今の中学校の部活動は、わたしたちが子どもの頃とは全然違って、かける時間も、目指すところも変わってきています。

娘は「もっとやりたい」というので、いろんな学校のメンバーが集まるクラブチームにも入っていました。

見ていて嬉しかったのは、試合が残りわずかというタイミングで、スイッチがぐっと入るのが分かったこと。

クラブチームだから、いろんな学校の子が集まっている。

「このメンバーでやれる試合は、もうあと少しなんだ」——その感覚が、熱を生むんでしょうね。

クラブチームのバレーボールで残りわずかな試合に熱が入る中学生たちと、客席で嬉しそうに応援するマジシャン・コンプレッサーのチビキャラ風イラスト。人間ならではの熱を描いた温かい雰囲気

そして熱が上がってくると、不思議と勝ち始めるんですよ。

勝つと、余計にスイッチが入る。

これ、ちょうど収録の頃にテレビでやっていたサッカーやバレーボールを見ていても同じでした。

そんなに関心なく見ていたはずなのに、勝ち進むのを見ると、こっちが燃えてきて「次も応援したい」となる。

逆に、めちゃくちゃな負け方が続いていたら、だんだんテレビから足が遠のいてしまう気がしませんか。

こういう部分こそ、AIの世界とは違う、人間のもろに感情で動くところじゃないですか。

だから見ていて、「ああ、熱くていいなあ」と思うんですよね。

弱小野球部だったわたしが思い出した「勝ち癖」

じつはわたし自身も、中学のとき野球をやっていまして。

娘のようにいろんな学校の集まりではなく、ひとつの学校の、幼馴染みみたいなメンバーでやっていました。

本当に弱小チームだったんですが、最後の試合が近づいてきた頃、後半なぜかちょっと勝ち始めて。

勝つと余計に面白くなって、「もっと勝ちたい」という感覚になった、あの日を思い出したんです。

「勝ち癖をつけましょう」

そういえば、中学の先生がそんな言葉を言っていたなあと。

これはどんなことにも通じる気がします。

「まあ、これでいいや」と適当にやって、そこそこの結果しか出ないと、「こんなもんか」で終わってしまう。

それが続くと、進化どころか、じわじわ退化していってしまう。

勝つためには頑張らなきゃいけないし、頑張らないと勝てない。

そして勝ったら、もっと勝ちたくなる。

この良い循環こそ、人間らしい熱の源なんだろうなと思います。

マジックショーも自分との戦い|AI時代に磨きたい人間らしさ

この「勝ち癖」の話、じつはマジックショーにもそのまま当てはまるんです。

マジックの世界は勝ち負けじゃありません。

でも、受けたか受けなかったか。本当に楽しんでもらえたのか。

あの笑い声は、心から楽しい笑い声だったんだろうか。

そういうことを、いつも問い続けているんですよね。

「前回のあれより、もっとこうなりたい」。

これはある意味、自分との戦いなんだと思います。

舞台に立つ人間の感覚って、明確な点数や記録では測れないけれど、アスリートにちょっと似ているのかもしれません。

AIを便利な道具・拡張機能として使いこなしながら、人間らしさを大切にマジックを演じるマジシャン・コンプレッサーのチビキャラ風イラスト。昨日より面白い自分を目指すイメージ

そしてこの感覚は、AIがどれだけ発達して、仕事がスピーディーになっても、いちばん大事なところだと思うんです。

AIはこれからもどんどん進化していくでしょう。

人間に残された部分はどこになるのか。

YouTubeを見ても、いろんな考え方があって、正直まだ答えは分かりません。

でも、地球に生まれた1人の人間として、とことん楽しみたい。

より幸せになりたい、という気持ちがあるのなら、AIには使われるんじゃなくて、うまく活用したい。

自分の拡張機能のひとつとして使いながら、自分のやれることを目一杯やっていきたいんです。

スポーツだって、すごいマシンを使えれば強くなれる。

でも、弱い部分もある人間同士が一生懸命に磨き合って戦うからこそ、そこに面白さがある。

マジシャンという仕事も、まさにそこで、「昨日より面白い自分になりたい」という思いひとつでやっていく。

AIが出てきたからこそ、余計に人間らしさや自分らしさを考えさせてもらえる、いいきっかけになっているのかもしれません。

じつは今度、AIについてのセミナーで講師をしてほしいという依頼をいただきまして。

あれこれ考えているうちに、こんな「人間らしさ」の話にたどり着いた、というわけなんです。

先日、高岡市倫理法人会でお話しさせていただいたAI活用セミナーの様子も、こちらにまとめています。

https://comp-office.com/lecture/takaoka-rinri-ai-seminar-report-202606/

AIとの付き合い方についてよくある質問

Q. AIに作業を任せると、なぜ記憶に残りにくいのですか?

自分の手を動かして入力した作業は「やった」という実感が残りますが、AIにお願いした作業は、自分で手を動かしていないぶん、やったかどうかの記憶が曖昧になりがちです。だからこそ、任せたあとに自分で最終確認するひと手間が大切になります。

Q. AIとの付き合い方で、コンプレッサーが大事にしていることは?

AIに使われるのではなく、道具・自分の拡張機能として活用することです。効率化はどんどん任せつつ、人の感情や熱、現場の空気を読む力といった人間らしい部分は、自分の手で磨き続けるようにしています。

Q. マジシャンの仕事にAIはどう関係していますか?

資料づくりや問い合わせ対応など、事務的な部分ではAIにずいぶん助けてもらっています。一方で、お客さんの反応を見て一手を変える判断や、「昨日より面白い自分になりたい」という気持ちは、AIには代われない人間らしさの部分だと考えています。

便利な道具は、やっぱり使ったほうがいい

最後にひとつ、ご報告を。

夏のイベント出演のご依頼を承っております。

マジシャン・コンプレッサーのホームページから、お問い合わせいただけます。

最近は、LINEでのお問い合わせもできるようにしました。

考えてみると、メールフォームよりLINEのほうが気軽ですもんね。

「LINEでの問い合わせ、どうやってできるようにするんだろう」とAIエージェントにお願いしたら、「私のほうで全部やりますよ」と言ってくれて。

全部設定を任せたら、ホームページにちゃんと立ち上がっていました。

本当にすごい世の中です。

こういう便利なものは、やっぱり使ったほうがいいんだろうなと思います。

上手に付き合いながら、人間らしさは人間らしさで、しっかり楽しんでいきたいですね。

それではまた来週、お会いしましょう。

お相手はマジシャンのコンプレッサーでした。

FMとやま「コンプレッサーのしゃべっちゃお」とは?

タイトル:マジシャン コンプレッサーのしゃべっちゃお

番組ディレクター:虎平太

15分一本勝負のフリートーク番組「コンプレッサーのしゃべっちゃお」!

わたしの勝手気ままなトークで、日常・仕事・家族のエピソードをお届けしています!

放送時間:FMとやま 82.7 毎週日曜日 朝9時30分~

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今回のエピソードも、音声で聴くとわたしの熱量がもっと伝わるはず!ぜひチェックしてくださいね。

https://radiko.jp/podcast/channels/686a6fce-7ea5-484a-aa05-69af19b96ba6

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