介護施設マジックショー|ケアホームなかそねで届けた30分の笑顔
メディカルケアさまからのご依頼で、ケアホームなかそねへマジックショーをお届けしてまいりました!介護施設でのマジックショーは、30分のショータイムに1時間分の道具を持ち込み、その場の空気を見ながらリアルタイムで演目を組み替えていくのが肝心です。富山を拠点に18年、プロマジシャンとして施設での公演を数多く重ねてきたからこそ、どんなマジックがその場に届くのかを一つの基準として持っています。今回は息子経由でいただいた、ありがたいご縁のお話です。

会場に着いて驚いた、手作りのポスターとチラシ
本番の1時間ほど前に会場入りしたところ、すでにマジックショーの看板が用意され、至る所に手作りのポスターやチラシが貼られていました。
その準備の様子を見ただけで、迎えてくださる皆さんの思いがまっすぐ伝わってきます。印刷して貼るだけなら簡単ですが、手作りのポスターには「楽しみに待っていましたよ」という温度があるのですね。

荷物の搬入の途中で会場をのぞいてみると、まだ1時間も前だというのに、もう人が集まっていてびっくり。マジックショーをやる予定の場所には、ちょうどテレビが置いてありました。
普段は皆さんでテレビを見たり、思い思いにくつろいだりする団らんの場所なのでしょうね。生活の中心にある場所で演じさせていただけるというのは、それだけで気の引き締まる思いがします。

今回のご縁は息子から|「お父さんは売りやすい」と言われて(笑)
今回の出演は、息子経由でのご依頼でした。うちの息子、なんやかんやと顔が広くて、これまでもたくさんの仕事を紹介してくれています。
息子いわく、「お父さんは売りやすい」とのこと(笑)。父としては複雑なような、ありがたいような。とにもかくにも、こうして家族が縁をつないでくれるのは幸せなことです。
会場には、施設を仕切っていらっしゃる立場の方がいらしてびっくり。なんと、15周年記念ライブにもご来場くださった、立川志の輔師匠にゆかりのある方でした。思いがけない再会に、改めてご挨拶をさせていただきました。
こういう「点と点がつながる瞬間」に出会えるのも、地道に活動を続けてきたご褒美なのかもしれません。ご縁というのは、本当に見えない糸でつながっているものですね。

「わかりやすいマジックを」への答え|介護施設で大切にしていること
マジックが始まる前の打ち合わせで、「わかりやすいマジックをお願いします」とお声がけをいただきました。その点は、どうぞご心配なく。
おかげさまで18年間のプロマジシャン生活の中で、介護施設や高齢者施設での公演も数多く重ねてまいりました。どんなマジックが皆さんに伝わるのか、届くのか、楽しんでいただけるのか——その一つの基準を、心の中にしっかり持っています。
とはいえ、施設によって流れる空気は違いますし、そこにいらっしゃる方々ももちろん違います。だからこそ、基準を持ったうえで、その場に合わせて柔軟に変えていくことが欠かせません。
反応が控えめでも、心はちゃんと通じ合う——以前、立山町の高齢者施設でも同じことを感じました。その日の様子はこちらの記事にも綴っています。
https://comp-office.com/magic-show/tateyamamachi-elderly-care-magic-show/

30分のショーに1時間分の道具を持ち込む理由とは?
理由はシンプルで、その場の空気を見ながら演目を選び直すためです。今回は30分間のショータイムでしたが、カバンの中には1時間分ほどの道具をセットして本番を迎えます。
「この空気だったら、こっちだな」というのを、リアルタイムでライブに調整していく。ここが、今のスタイルの新しいところです。決め打ちで用意した演目をそのまま流すのではなく、目の前の皆さんに合わせて組み替えていくわけですね。
その調整に合わせて、BGMの操作や道具の出し入れを、アシスタントのともやん(コンプオフィス所属)が阿吽の呼吸でやってくれる。18年組んできた相棒がそばにいてくれるのは、本当にありがたいことです。
https://comp-office.com/radio/toyama-magician-aibou-team/

最初は少し表情の硬かったおじいちゃん、おばあちゃんたちも、ショーが進むにつれてどんどん笑顔になっていきました。たくさんおしゃべりをしてくださる方、声をかけてくださる方。大きなリアクションは難しくても、心の底から楽しんでいるのが伝わってくる方。
そんな表情を見ていると、こちらも嬉しくなって、ショーマンシップがどんどん高まっていくのを感じながらの公演となりました。

控え室で息子と話したこと|施設で暮らす方々の毎日
実はこの公演の直前、控え室に来てくれた息子と、こんな話をしていました。
施設にいらっしゃる方々には、通っている方もいれば、ずっとそこで生活している方もいる。暮らしている方々は建物の中で過ごすのが基本なので、こういうマジックショーやイベントを、とても楽しみにされている方が多いのだそうです。
一方で、入所したときはとても明るく元気だった方も、ずっと建物の中で過ごしていると、素晴らしいスタッフや整った環境があってもなお、心がふさぎ込む瞬間があるという話も聞きました。そんな話を聞いていると、皆さんに心から楽しんでいただきたいという思いが込み上げてきます。
物事はすべて順番で、時間が進めば誰もが同じ立場になることは十分にあるのでしょう。その前に、家族や両親がそうなるかもしれません。そう思うと、なんともかけがえのない時間だな、ちゃんとやらなきゃな、と気合が入りました。
以前「年老いた手品師」というエッセイにも書きましたが、芸の道も人生も、時間の流れの中にあるものです。
https://comp-office.com/essay/2020-1/
もっとも、気合を入れてもしょうがないので、そこは力を抜いて、いつも通り。嬉しかったのは、利用者さんたちだけでなく、スタッフの皆さんまで本当に楽しそうにしてくださっていたことでした。

よくある質問
介護施設でもマジックショーは楽しめますか?
はい、介護施設でも十分に楽しんでいただけます。18年間で高齢者施設や敬老会での公演を数多く重ねてきましたが、最初は表情が硬かった方も、ショーが進むにつれて笑顔になっていかれます。目の前の空気に合わせて演目を組み替えるので、その施設の皆さんに届くマジックをお届けできます。
https://comp-office.com/magic-show/blog-3516/
反応が控えめな方が多くても大丈夫ですか?
大丈夫です。大きなリアクションが難しくても、心はちゃんと通じ合います。声を出す代わりに深くうなずいてくださる方、静かに見つめてくださる方など、楽しみ方は人それぞれです。表情の変化を見ながら進めるので、反応の大小にかかわらずその場が温かくなっていきます。
施設でのマジックショーはどのくらいの時間がちょうどいいですか?
30分前後が一つの目安です。今回のケアホームなかそねでも30分のショータイムでしたが、集中して楽しんでいただくにはちょうどよい長さでした。ただし、その場に合わせて1時間分ほどの演目を用意しておき、空気を見ながら調整します。ご希望の時間があれば事前にご相談ください。
富山で介護施設向けのマジックショーを頼むには?
富山を拠点に活動するマジシャン・コンプレッサーへお問い合わせください。介護施設・高齢者施設・敬老会など、これまで数多くの現場でお届けしてきました。日程や会場の様子をお聞かせいただければ、その場に合った内容をご提案します。費用は会場や時間によって変わるため、まずはお気軽にご連絡ください。
まとめ|出演が次につながる喜び

公演が終わった翌日、こちらの運営会社さまから、別の施設での出演オファーをいただきました。
こういうのが、一番嬉しいんですよね。出演が次の出演へとつながっていく喜び。芸人冥利に尽きるとは、まさにこのことです。
お世話になった皆さまに、心から感謝申し上げます。そして、ご縁をつないでくれた息子にも感謝でございます。これからも一つひとつの現場を大切に、精進してまいります。
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