「はい、喜んで!」にいかわ倫理法人会モーニングセミナー講話レポート|人生を変える一言

おはようございます!マジシャン・コンプレッサーこと、株式会社コンプオフィス代表でございます☆

2026年6月3日(水)、にいかわ倫理法人会の第411回 経営者モーニングセミナーで、富山県倫理法人会の幹事長として「はい、喜んで!」をテーマに講話をさせていただきました。

にいかわ倫理法人会のモーニングセミナーに登壇するのは、ずいぶん久しぶり。会場のサン・プラザには、22社23名の経営者の皆さんが、朝早くから顔をそろえてくださいました。今日はその講話の中身を、ぎゅっと圧縮せずに、現場の温度そのままお届けしていきますね。

サン・プラザに響いた「はい、喜んで!」── にいかわ倫理法人会 第411回

正直に言うと、にいかわ倫理法人会に来るのは久しぶりでした。サボっていたわけではなくて、所属しているのが高岡市倫理法人会。同じ水曜日の朝に開催されているので、なかなか他の単会には足を運べないんですね。

にいかわ倫理法人会 第411回 経営者モーニングセミナーの会場(サン・プラザ)の全景。正面の幕の前で講話するマジシャン・コンプレッサーと、聴き入る経営者の皆さん

しかも、この日の高岡市倫理法人会のモーニングセミナーの講師は、トヨタモビリティ富山の品川社長。普段だったらアポを取るのも難しいような方と、横に座って雑談しながら朝食をいただける。これって、とんでもない価値だなと思うんです。だから「にいかわに行かずに高岡で品川社長の話を聞こうかな」と、ちょっとだけ迷ったほど(笑)

それでも、こうして久しぶりのにいかわで話せたことは、本当にありがたい時間になりました。会長挨拶も会員スピーチも、聞いているだけで「ああ、来てよかった、もう帰ろうかな」と思えるくらい充実していて。たくさんの本を読んで学ぶことも大切ですが、こうして一緒に学んでいる仲間たちの生の声ほど、心に響くものはないんですよね。

倫理法人会に通い始めて11年。毎週学んでいても「まだまだ足りないな」、いろんな人の話を聞いては「うわ、すごいな」の連続です。きっと一生、学び続けることになるんだろうなと感じています。

水が染み込むまで何度も ── 広世会長の挨拶に教わった「根っこ」の話

この日の会長挨拶が、また素晴らしかったんです。にいかわ倫理法人会の広世会長は、グリーンクラスというお名前でガーデニングのお仕事をされている方。「お庭にも人の心にも花を咲かせたい」という想いで活動しておられます。

挨拶の中で語ってくださったのが、お花の植え替えの話でした。5月から6月にかけて、一年草の苗を植え付ける季節。ところがこの時期、雨が降らずに土がカラカラだと、じょうろでたっぷり水をあげても、表面の1センチも染み込んでいないんだそうです。だから何度も何度も水をやって、しっかり浸透させてから植え付ける。そうして初めて、植物は地中に根を張り、葉を広げ、花を咲かせる。

これって、倫理の学びとまったく同じだなと、聞きながら深くうなずいていました。モーニングセミナーで一度いい話を聞くと、なんだかすごく学んだ気持ちになります。でも実際は、土と同じで、表面の1センチしか染み込んでいない。だからこそ毎週毎週通って、何度も繰り返し学ぶことで、心の奥まで水がしみていく。仲間という良い土壌に根を張るからこそ、ぐんぐん成長できるんですね。

以前、富山市西倫理法人会の講話でも「倫理×AI」というテーマで、学びが仕事につながっていく流れをお話ししました。根っこを太くすることが、結局すべての土台になる。何度立ち返っても、ここに行き着きます。

https://comp-office.com/magic-show/toyama-nishi-rinri-ai-202604/

そしてこの日は、朝からしっかりとした雨。人がじょうろで水をやってもなかなか染み込まないのに、自然の恵みは半日かけてじっくり根元まで届く。広世会長の言葉と窓の外の雨が重なって、なんとも豊かな朝のスタートになりました。

にいかわ倫理法人会モーニングセミナーで、講話に静かに聴き入る経営者の皆さんの様子

学童保育で起きた、とっさの一言 ──「かわいいデザインのズボンやね」

さて、ここからが講話の本題です。マジシャンとして大切にしている三本柱が「不思議」「笑い」、そして「人間味」。この人間味を磨く部分が、倫理法人会の学びにはたくさん詰まっているんです。

では、マジックにおける人間味とは何なのか。最近あった、忘れられない出来事をお話ししました。

ある学童保育でのマジックショー。小学校低学年の子どもたちが約30名、とんでもないエネルギーで迎えてくれます。その日、ティッシュペーパーを使ったマジックで、一人の男の子にお手伝いをお願いしました。丸めたティッシュの端を切って、ポケットに入れてもらう、というオーソドックスなネタです。

ところが「ポケットに入れて」と声をかけてパッと見たら、その子、ズボンを前後逆に履いていたんですね。お尻のほうを向いている。その瞬間、頭の中に二つの選択肢が浮かびました。一つは「お前、ズボン反対やんけ!」と笑いを取るパターン。たぶん、会場はウケます。

でも、とっさに出た言葉は違いました。「かわいいデザインのズボンやね」。なぜかその一言が、自然と口から出たんです。そうしたら子どもたちも「ほんとやー」と言って、何ごともなく次へ進んでいきました。

学童保育で子どもに優しく声をかけながらティッシュマジックを見せるマジシャン・コンプレッサーのチビキャラ風イラスト

翌日、インスタにメッセージが届きました。あの男の子のお母さんからでした。実はその子には少し手のかかる事情があって、お母さんがずっと付き添っていたこと。ズボンも、自分で履きたいと言うから履かせて、そのまま来てしまったこと。そして「あの一言が本当に嬉しかった」と、ものすごい長文で綴られていて。読みながら、じーんと胸が熱くなりました。

別に感動させようと思ったわけではないんです。でも、これが倫理を学ぶということなのかなと、しみじみ感じました。とっさの一言に、その人が出る。学んでいなかったら、あの言葉は出なかったかもしれません。

以前、富山市中央倫理法人会の講話で「人間味を磨くとは根っこを太くすること」という話をしましたが、まさにそれを地で行く出来事でした。

https://comp-office.com/lecture/chuo-rinri-ningenmi-wo-migaku/

「心が明朗であればそれでいい」── 輪ゴムマジックと一人の男の子

実はその日、もう一つ出来事がありました。全員参加の輪ゴムマジックの時間です。人差し指と中指にかけた輪ゴムが、ぐるぐる巻いて閉じ込めたはずなのに、ぴょんと隣の指に移動する。簡単なのにすごく盛り上がるネタで、みんなで一緒に挑戦します。

ところが一人、目の前まで来て「なあ、僕できん」と言う男の子がいました。手を見ると、指が少し変形していたんです。中指が短く、小指はもっと短い。一瞬、どきっとして「どうしよう」と思いました。

その時、ふっと浮かんだのが、先日の特別モーニングセミナーで倫理研究所の理事長先生が朝食会でおっしゃった一言でした。射水神社で開かれた、高岡市中央準倫理法人会の開設に向けた会。「みんないろいろ学んでいると思いますが、結局のところ、心が明朗であればそれでいいんですよ。それだけ」と。

なるほどな、と。心が明朗なら、何を言われても「はい、喜んで」と返せる。逆に言えば、「はい、喜んで」は心が明朗じゃないと出てこない言葉なんですよね。

だから、その指を見て一瞬かたまりかけた顔を、すぐに切り替えました。「いや、明朗や、明朗」と思い直して、ニコッと笑って「ちょっと難しそうやね!」と。「ここに輪ゴムかけて、一緒にやってあげるから、引っ張って、せーの、はい開いて、パーン!」「うわ、行ったやんけ、すごいやん!」。そうしたら、その子もニコッと笑って「できた」と言ってくれたんです。

輪ゴムマジックが成功して子どもと一緒に「できた!」と喜ぶマジシャン・コンプレッサーのチビキャラ風イラスト

もちろん、家に帰ってから「本当にこれでよかったのかな」という葛藤もありました。もっと先回りした配慮があったんじゃないか、と。けれど、変に気を遣って暗くなるより、明朗にまっすぐ向き合う。その軸を教えてくれたのは、間違いなく倫理の学びでした。この「心が明朗であればそれでいい」という指針については、前回の高岡市倫理法人会の講話でもじっくりお話ししています。

https://comp-office.com/lecture/takaoka-rinri-motto-akaruku-202605/

「はい、喜んで」が人生を変える ── まず受けてみるという生き方

この日の会員スピーチで、森永副事務長が「こだわりを捨てる」というお話をされていました。倫理指導で授かった言葉だそうで、究極だけど本当に大事なテーマですよね。

考えてみると、たいていの悩みは、つまらないこだわりからできています。そんなもの、無いほうが楽なのに、分かっていても捨てられない。でも「はい、喜んで」という言葉の中には、我を捨てた、もう一つ上の世界があるような気がするんです。何か頼まれたとき、「なんで自分が」ではなく「はい、喜んで」と受けられる人間でありたいですね。

実際、この「受けてみる」が、人生を何度も動かしてきました。高岡市倫理法人会の会長を受けたときも、今の県幹事長というお役を受けたときもそうです。一マジシャンが幹事長で大丈夫かな、という不安もありました。でも「はい、喜んで」と受けてみたら、想像もしなかった出来事が次々と待っていたんです。

「はい、よろこんで!」をテーマに、にいかわ倫理法人会モーニングセミナーで講話するマジシャン・コンプレッサー(富山県倫理法人会 幹事長 高畑義光)

マジシャンとしての歩みも、まさにそうでした。百貨店の販売促進部でイベント担当をしていた頃、控室で見たマジックに夢中になり、気づけば脱サラしてプロに転身。17年のサラリーマンから飛び込んで、今年で18年目になります。「不思議だけじゃなく、笑いを」、そして倫理に出会ってからは「不思議と笑いと人間味」を三本柱に。立川志の輔師匠の「芸は人なり」という言葉と、倫理で得た学びが、一本につながっていきました。「ことばの力」をテーマにした、となみ野倫理法人会での講話でも、この話に触れています。

https://comp-office.com/lecture/blog-3791/

倫理法人会に入って最初に始めた実践は、モーニングセミナーのあとに両親へ会いに行くこと。たった1時間、お茶を飲んで雑談するだけ。それを毎週続けていたある日、県外での大きな仕事が舞い込みました。本番直前、母の「行き帰り道中、気をつけられ」という一言が降りてきて、「驚かせてやろう、笑わせてやろう」という気負いが、すっと消えたんです。ありのままで舞台に立てたあの日から、ステージが変わった。これが、いまも語り継いでいる、倫理が起こしてくれたミラクルです。

ブロック経済からAI事業へ ── 倫理が広げてくれた仕事の桁

幹事長というお役を受けると、お会いする方々の層が一気に変わります。そして、それがそのままビジネスにも影響してくる。最近、本当に驚いた出来事がありました。

きっかけは、会長を受けたときのミーティングで出てきた「ブロック経済」というキーワード。意味が分からず、家に帰ってYouTubeで調べたんです。すると、経済の動画が次々おすすめに出てくるようになり、見ているうちに「マジシャンだけど、もっとビジネス的にできることがあるんじゃないか」と発想が変わっていきました。

その流れで生まれたのが、株式会社コンプオフィスの所属マジシャン制度。今は4人体制で動き始めています。たくさんの人の動きを把握しながらマネジメントしていく幹事長のお役が、そのまま仕事のヒントになったんですね。

そしてもう一つ、心底驚いているのがAIです。ChatGPTが登場した頃からどっぷりハマって使い込んでいたら、ちょうど幹事長になったタイミングで「これなら倫理の資料づくりも一気に楽になるぞ」と。議事録を一つ入れれば、複数の資料に分けて同時に作ってくれる。そんなノウハウをひたすら蓄積していました。AIで会社を回す、その挑戦は新しいホームページにもまとめています。

マジックとAIを融合させ新しい仕事に挑むマジシャン・コンプレッサーと擬人化AIキャラのチビキャラ風イラスト

https://comp-office.com/ai/ai-business-launch-comp-ai-cc/

最初は仕事にするつもりなんてなかったんです。ただ楽しくてとことんやっていた。ところが、ある企業から「AIスペシャリストとしてタイアップしてほしい」と声がかかり、毎月の契約に。さらに普及活動(倫理法人会の価値を伝える企業訪問)で伺った某社長様から、これまで知っていた桁とはまったく違う規模のお仕事の相談をいただきました。

この新しい動きがすごく楽しい!

幹事長を辞退していたら、いや、そもそも倫理法人会に入っていなかったら、こんな発展はあり得なかった。好きで楽しんでいたことが、いつの間にか仕事になっていく。だからこそ、どんな依頼にも、まず「はい、喜んで」。自信がなくても「その日までに自分を持っていくわ」と受けてみる。好きこそ最強だと、AI研修に飛び入りしたときにも痛感しました。

https://comp-office.com/radio/magician-ai-training-suki-koso/

富山県1,000社へ|にいかわ倫理法人会モーニングセミナーのご案内

「なぜそんなに仲間を集める必要があるの?」と聞かれることがあります。いつも返している答えはシンプルです。倫理観の高い人がたくさん住む町と、そうでない町、どちらに住みたいか。「相手のために」と考える人が多い社会のほうが、みんな幸せになれる。だから、仲間をどんどん増やしているんです。

富山県倫理法人会は、来年度1,000社を目指して動いています。全国で一番最後に設立された富山県が、ついに1,000社という景色に手が届くところまで来ました。全国では7万3千社、ライオンズやロータリーと肩を並べる規模です。この会には、普遍的で間違いのない学びと、今の立ち位置を互いに確認し合える仲間がいる。これが本当にすごいことだなと思います。

にいかわ倫理法人会のモーニングセミナーは、毎週水曜の朝、サン・プラザで開催されています。次回6月10日は、富山県倫理法人会の澤田克則 副会長をお迎えしての講話です。参加費無料、初参加の方も大歓迎。セミナーのあとには朝食交流会もあり、コーヒーだけの飛び入り参加も歓迎されています。ぜひ一度、会場の空気を吸いに来てください。

最後になりましたが、講話の機会をくださったにいかわ倫理法人会の広世会長・役員の皆様、早朝から会場を整えてくださった皆様、そして素敵な会員スピーチで朝を温めてくださった森永副事務長に、心より感謝申し上げます。これからも富山県倫理法人会の幹事長として、そしてマジシャン・コンプレッサーとして、「はい、喜んで!」の一言を胸に、富山の景色を明るくしていきます。

にいかわ倫理法人会 第411回 経営者モーニングセミナー 参加者との集合写真。みんな笑顔で記念撮影

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